□ドボクスキー 台湾を行く□⑤高雄の町を行く
台湾遠征の後半戦は、台湾の南側の土木遺産を巡る旅へ。前回は、台北から嘉義まで新幹線で南下し、烏山頭ダムや旧台南水道という、戦前の日本統治時代の土木偉人が作った古い土木遺産を巡りました。(前回の記事はこちら)
今回は、そして訪れた高雄の町の模様を中心にお伝えします。
■高雄の町で活動開始!
■高雄港駅というすごい場所
LRTで到着した、西子湾駅は、かつて台鉄の「高雄港」駅があったところです。そしてこの「高雄港」駅こそが、昔の「打狗」駅だったのです。「打狗」とは、この地の読み方では、「タカウ」と読みます。「犬を討つ」という、日本人としては縁起が悪そうな意味のこの地名を、明治時代の日本統治下において、京都にある景勝地の日本語読みで似た読み方である、「高雄:タカオ」という地名に改称しました。それを今では中国語読みして、「カオシュン」というような読み方になった、というのが地名の由来のようです。
■フェリーに乗って、旗津半島へ
西子湾駅から少し歩くと、旗津半島に渡るフェリーにアクセスできます。高雄港を満喫できる10分の船旅が楽しめるルートです。
■夜の高雄灯台へ
そこで、行ってみたくなったのが、夜の高雄灯台。高雄は、かつて台湾の南の軍事上も重要な拠点として、灯台が古くから整備されました。
■高雄のグルメを楽しむ
夜の高雄、グルメが楽しいということで、少しは一般の観光客ぽいこともやってみましょう(笑)。
そして、美麗島駅から歩いて行ける夜の名所と言えば、
■夜が明けて、もう少し高雄市内を巡る
翌日も、少し高雄市内を巡りました。実際は、翌日はさらに屛東地区などに出向いたのですが、その模様は次回にお伝えするとして、今回は高雄市内の様子をもう少しどうぞ(笑)。まずは、朝のお散歩から。
三塊暦駅は、かつては高雄港駅に向かう線路との分岐駅の役割も果たしていましたが、今の高雄駅ができると、駅間が近すぎるので廃止されてしまいます。それが最近の地下化により復活したのが、現在の駅です。
■再び、昼間の高雄へ。
当日の朝からは、屛東地区に行きました。その模様は後日お伝えします。今回はそこから戻った際、午後に少し高雄市内を再び訪れましたので、その模様をお伝えします。
■新左営駅から新幹線へ
最後に訪れたのは、新左営駅。新幹線のターミナル駅です。
■終わりに
高雄の町を訪れた記録でした。鉄道好きの台湾訪問は、やはり知らないうちにだんだん鉄分が高めの訪問になり、とても面白い所を回ったな、という感じになりました。個人的には、夜の旗津半島と、高雄灯台に行けたことや、高雄の名所でグルメを楽しめたことも、良い収穫でした。
次回は高雄からもう少し離れた屛東エリアを訪れた模様をお伝えしますので、お楽しみに。