<東京の水辺をめぐる>③運河をめぐる舟遊び(中編:品川周辺を進む)
11月13日に参加した、東京湾の運河をめぐる舟遊び、前回は越中島から朝潮運河を進み、日の出桟橋から芝浦を運河で進み、鉄道と道路と運河を並立させるとても珍しい橋を訪ねました。(前回の記事はこちら)
今回は、高浜運河から京浜運河を進み、大井競馬場付近を目指します。首都高やモノレールなどと並走することが多い区間です。
首都高羽田線の大規模更新現場。東京オリンピックの時にできた高速道路とモノレールは、老朽化が進んでいます。運河に近い場所にある高架橋は、劣化が進行する場所だったのですね。今は南行き車線が新しい上部の新設橋に切り替わり、もう1車線の新設をしているところです。こちらのサイト、学ぶところが多いです。
このあたりは、昔は左の八潮地区の埋め立て地は無く、戦後以降激変した場所と言えるでしょう。
当時のことを知ることができるイベントがたまたま新宿で開催されていました。土木学会が開催している、「土木コレクション2022」。ここで、東京モノレールと首都高の開業当時のパネルを見ることができました。(11月22日~25日まで開催)
今回はここまで。次回は、大井競馬場から折り返し、海側を越中島に戻る船旅の模様をお伝えします。
■終わりに
京浜運河を進む、船旅を楽しみました。海とは違い、運河は波も穏やかで、船にとってはオアシスのような場所です。海沿いに東京オリンピックに向けて急造された東京モノレールと首都高。首都高が更新され、街もどんどん新しくなっていく姿を見てきました。とても楽しい船旅でした。
(続きは、こちら)