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妊娠糖尿病で辛かったこと、そこから私が見出したこと


産後1カ月半がたって


24年初夏に第二子が生まれ、1カ月半が経とうとしています。

別の投稿で経緯は書こうと思いますが、私は第二子妊娠の際に【妊娠糖尿病】と診断されました。

第一子の時には無縁だったこの病気と向き合う中で、食生活や、自分の体の特徴、人生について改めて考えさせられました。

3日ほど前に産後の75グラムグルコースチャレンジを受けました。まだ結果待ちです。糖尿病に移行しているのか、不安が募りますが、そんななかで改めて妊娠糖尿病の経験を振り返り、その経験から私が見出したことを整理してみます。

妊娠糖尿病とは?

妊娠糖尿病とは、「妊娠中に発見または発症した糖尿病ほどではない軽い糖代謝異常」です。(国立成育医療研究センターウェブページより)
詳しくは、以下が参考になると思います。

そして、妊娠糖尿病になると、将来糖尿病になる可能性が高いといわれています。妊娠が終わったから終わるわけではなく、将来の糖尿病発症のリスクが指摘されたことになります。妊娠中には、「赤ちゃんが、ママの健康を心配して、糖尿病の可能性を教えてくれてるんだよ~親孝行な赤ちゃんだね~」と言われたこともあります。確かに!赤ちゃん、ありがとう!!

妊娠糖尿病の何が辛かった?

私にとって妊娠糖尿病で辛かったのは、

  1. わたしの大好きな炭水化物×脂肪を組み合わせた食事がNGに
    小麦とバターのクッキー、餃子、アジフライとご飯の定食などなど、大好きな食べ物で血糖が上がることが日々の血糖値計測で確認され、控えなければならなかったこと。どんな食事で血糖が上がりやすいかは個人差があるようですが、私はこの組み合わせが最も血糖値が上がりやすかったです。

  2. 外食がしづらくなる。
    毎日外食していたわけではないですが、週に2回ほどは出社していたので、妊娠前はコンビニで食べ物を買っていました。コンビニ弁当など出来合いの食べ物は、妊娠糖尿病患者に指導される食事療法の炭水化物等の基準をはるかに超えていました。なので、外食はせずに、お弁当を持って行っていました。会社の人とランチ行きたかったです。

  3. 家族と同じ食事がしづらくなる。
    全く別のメニューで作るわけではないのですが、お肉大好きな夫と、炭水化物とタンパク質で身長を伸ばさなきゃいけない2歳児さんと、妊娠糖尿病の私の3人が満足できるメニューを考えるのに苦労しました。
    家族で囲む食卓が大好きな私としては、食事作りそのものというより、同じメニューが食べられないことが精神的につらかったです。

妊娠後期には切迫早産で自宅での絶対安静(トイレとお風呂と食事を食べる以外はベッドで横になっている状態)→入院となったので、食事直後の運動もできず、自分で食事をつくることもできない時期もありました。その時には、糖尿病患者さん向けの宅食をやっている会社さんを探して、注文していました。

辛さを越えて―私はこれからも元気でいたい

こうして妊娠糖尿病に苦しめられたわけですが、この経験は私にとって大きな変化点になったと思います。

妊娠糖尿病のような食事制限がある人も、その家族や友人も、共に心も体も満たされる美味しくて楽しい食のあり方を探求したい

という大きなライフミッションを見出すことができたからです。

まだ小さくて、でもとっても力強く私の指を握り返してくれる生まれたばかりの娘と、優しいお兄ちゃんでありながらもママっこの可愛い息子の成長を見守り大人になった姿を、私のソウルメイトの夫と一緒に見るんだ!!
そのためにも、私は自分が作る食べ物で病気になるわけにはいかない。
これからも元気で、家族と楽しく食卓を囲むんだ。

そんな想いを抱き、糖尿病にならないような食事やお菓子づくり(←尚且つ、家族みんなで楽しく食べられるもの)を試したり、医学、栄養学、社会学、脳科学などの良い食習慣や糖尿病予防に関する先行研究を調べたりしています。

このNoteでは、私の経験や感じたこと、調べた先行研究などを、記録として残していきたいと思います。この記録が私自身を支えるものになってほしいと思いますし、いつか誰かの役に立てればとも思います。

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