洗濯が苦手な私が洗濯機をやめてみてよかったこと
洗濯機を使わない暮らし
こんにちは、茶素です。
前の記事で洗濯機をやめて洗濯を手洗いにするようになったという話を書きました。
洗濯を手洗いにしている人ってあまり私の周りでは聞いたことがないのですが、私の中ではかなり革命的な発見がたくさんあったので、 それについて書いていこうと思います。
洗濯を手洗いにしている人ってあまり私の周りでは聞いたことがないのですが、私の中ではかなり革命的な発見がたくさんあったので、 それについて書いていこうと思います。
その日の洗濯はその日のうちに
私は最近お引越しをしたのですが、 引っ越した先は部屋に洗濯機置き場がなく、その代わりにコインランドリーが設置されているという特殊物件です。
コインランドリー自体は部屋から10メートルぐらいのところにあるので、簡単に使えるようにはなっているのですが、 わざわざ部屋の外に出て洗濯をするのがめんどくさいなということで、試しに手洗いで洗濯をするようになりました。
そしたらそれが思いのほか自分の性格にフィットしていて、 今では毎日洗濯を手洗いするようになりました。洗濯機はシーツなどの大物を洗う時以外ほとんど使っていません。
どのように選択しているかというと、
お風呂に入る前に、脱いだ服をお湯と洗剤につけおきします。そして湯船に浸かっている間にすすいで、汚れが気になるところは少し擦って、洗って絞ります。そしてそのままお風呂場に備え付けの物干し竿に干しています。
お風呂から上がったら、お風呂場でサーキュレーターをかけることによって、1日でしっかり乾くようにしています。
そうすると、次の日には風呂場に干している洗濯物をそのまま取って着ることができるので、洗濯物を取り込む必要もなくなります。
洗濯はこんな感じの流れです。意外と早くて、5分もかからないくらいで終わります。
絞るのは、ちゃんとやると疲れるので適当にやって大丈夫です。サーキュレーターかければ、びちゃびちゃの状態でも意外と乾きます。
洗濯物を溜め込まなくなった
ところで、洗濯ってむずかしくないですか。
毎日する必要はないけど2、3日に1回やらなきゃいけないとか、洗濯機にかけてから干すまでの間にタイムラグがあるとか、部屋の湿度に左右されやすいこととか、本当にハードル高いです。できないわけじゃないけど難しい。やればできるけどやる気が起こることでもないのが難しい。
1人暮らしだと毎日洗濯機を回すというのはちょっと非効率なので、 2、3日貯め込んでから洗濯機に投入するということをやる人が多いと思うんですが、そういう不定期な物事って、どうしても記憶から抜け落ちてしまいます。気づいたら、「あれ、着るものない!」みたいな。
そして、洗濯機をかけてから洗濯物を乾かすっていうところにタイムラグが発生しているため、 洗濯機を回した数十分後に干すっていうことをしなければいけないです。
が、どうしても洗濯機かけたことを忘れちゃうんですよね。みなさんは忘れませんか?
そんな私が洗濯を手洗いにして1番良かったことは、洗濯を溜め込まなくなったということです。
お風呂に入っている間に 洗濯が全て完結するという風になったので、忘れようがないというか、絶対に失敗しません。一人暮らし7年目(?!衝撃)にして、今までの洗濯のストレスから解放されました。
最近はもはや風呂に入ってる時に洗濯をしてしまわないと気持ちが悪いくらい自分の習慣に溶け込んでいます。
服はお気に入りの2着でいい
洗濯を手洗いにすることで、2着で着まわせるようになりました。
風呂場でサーキュレーターをかけているので、ほとんどの洗濯物はその日のうちに乾きます。
そしたら次の日に、お風呂に入る前にその洗濯物を取り込んで、お風呂上がった後に着るということができるようになるので、 理論上は、2パターンの服があれば毎日それを着まわせるということになります。
そのため、靴下や下着なども含めて2つあればいいということで、そんなにたくさん持つ必要がなくなりますし、その分上質なものを買って大切に使うっていうことができるのがいいなと思います。手洗いすると愛着も湧きますし、気分もよいです。
皮脂汚れはお湯で落ちる
手洗いすると、洗濯物が痛みにくいです。
洗濯機っていうのはよく考えるとめっちゃ強引ですよね。
子供が入れるくらいのでかい洗濯槽をとにかくあっちこっちめちゃくちゃに回すという荒技で汚れを取っています。
しかしそんなことをしなくても、洗濯物の汚れは皮脂などの油汚れが多いので、お湯で溶けます。
60度くらいのお湯と洗剤を入れてまずはつけ置きをして、それから手ですすいで、汚れの強いところだけピンポイントでしっかり洗う、というのが1番省エネだし、服にもやさしいんじゃないかと思います。
特に女性下着なんてとてもデリケートで高価なので、手洗いにすることによって痛みにくくなって長持ちするようになって、経済的にも優しいんじゃないかなと思います。
最後はエネルギーが節約できるというところです。やっぱり洗濯機って大量の水と電気を使うので、あんまり環境にいいとは言えないんですが、お湯で手洗いすることによって、 使う水の量やエネルギーの量を削減できます。
洗剤の量も節約できるので、 私は少しお高めの植物由来の環境に優しい洗剤を洗濯に使って、ちょっとずつ使っていくという風にしています。
心が優しくなるお洗濯を
私は洗濯は苦手というか、できればしたくない作業だったんですが、手洗いでするようになってから、むしろ楽しんでやっている自分がいます。
環境にいい洗剤を少しずつ使うとか、服の状態をみて大切に扱うとか、しっかり風を当ててカラッと乾燥させるとか、そういうことに気を配れるようになって、なんだか心が優しくなったような気がします。
自分を大切にするって、結局はそういう細かいことの積み重ねなんじゃないでしょうか。暮らしを大切にすることと、自分自身を大切にすることって繋がっていると思うのです。
もし私みたいに洗濯をつい溜め込んでしまう方がいたら、ぜひやってみてください。新しい世界が見えるかも??
それでは今日はここまでにします。
ありがとうございました!