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なかなか獣医になれない私①受験編

  • 獣医師は日本に約4万人のレア職業
    そんな獣医師になるには
    ・獣医学科に合格し6年勉強する
    ・国家試験に合格する

    このたった2ステップ
    なのにとっても手間取ったポンコツ学生だった人間がここにいます

1浪目(予備校)

現役で獣医学科に入る頭はなかった私
獣医の大学は国立と私立がありますが私立は当然学費が高く、一般家庭の我が家では無理と一蹴
国立しか選択肢がなかったためヌルッと不合格になり予備校に通うことになりました
周りの友達も半分以上が浪人をする進学校だったためこの時点では全然余裕で勉強に勤しんでいました

2浪目(宅浪)

1浪した挙句現役より低い成績を叩き出した私
本番の重圧にとても弱く、失敗は許されない状況にメンタルが耐えきれず、緊張で後から見返してもよくわからない解答をしてしまっていました
これでは終われないと泣きながら両親に2浪させてと頼み込み
費用面から宅浪(自宅で浪人生をすること)をするも半年くらいダラダラしてしまい10月から再度予備校へ
周りの環境というのはとても大事だと実感しました

3浪目(仮面浪人)

志望大はC判定だったのにあっけなく不合格の2浪目
さすがに大学に行かないとヤバい
なぜなら一般企業に就職する場合、2浪目以上は不利になるというウワサがありました
中期試験、後期試験は獣医ではないけど生物系の国立大学に合格をいただいていたのでそこに入学
その後、落ちてしまった大学に成績開示を申請しました
成績開示とは後何点足りなかったかを教えてくれるものです
結果はなんと11点足らず
6点問題を後2問解けていたら受かっていた…

ここで3浪目を決意しました

大学に通って単位をとりながら受験勉強、一人暮らしもしてバイトもこなしました
受験に囚われすぎていてメンタルも消耗していたためとにかく新しいことをできる環境に飛び込みました
そして落ちてしまったらキッパリ諦めてこの大学を卒業してなるべく動物に関わらない仕事に就こうと思っていました

そう決心してゆったり勉強していたつもりでしたが受験に対する拒否反応がとても強く、センター試験前日に体調をぶっ壊してまさかのセンター試験本試験を欠席
全国で約200人しか受けず、難易度も跳ね上がるセンター試験追試験を受けることになりました

もう私の受験は終わった…

そんな気持ちである意味気楽に、投げやりに受けたセンター試験は過去最高点
この時点で志望大学の獣医学科はA判定
そして3年遅れで鳥取大学の獣医学科へ入学したのでした
※具体的には85% 770/900くらいでした

次回大学編
父『えっ、入学金!?去年払ったよ!?』

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続きます

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