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私の推し歌💖② 中山美穂さん追悼特集・II
年末のお忙しい中、当記事をご覧くださり、ありがとうございますm(__)m
前回に引き続き、12月6日にお亡くなりになった中山美穂さんを偲んで、彼女の魅力が凝縮された歌曲作品をご紹介していきたいと思います。
少し筆者の体調が優れないのと、執筆にゆっくり時間を割くことができないため、かなり駆け足でのご紹介となりますが、読者の皆様には中山美穂さんの名曲の数々、ぜひゆっくりご堪能いただければ幸いです。
✅ 前回記事はこちら 👇
①派手
作詞:松本隆
作曲:筒美京平
編曲:船山基紀
1987年3月18日リリース、9枚目シングル。
中山美穂さんご本人が主演を務めたTBS系ドラマ『ママはアイドル』の主題歌としても使用された。
この歌のステージ衣装・振り付け、ヘアスタイルなどは、ドラマのテーマ通り、そして美穂さんのイメージ通り、すべてにおいて「80年代アイドルの華やかさ」がギュッと凝縮されていた。
しかし彼女がほかのアイドルと一線を画していたのはやはりなんと言っても、大人っぽさやエキゾチックさといった外見的要素。そして優しく滑らかな歌声。
幼気な可愛さだけなら、アイドルとしての消費期限はもしかすると短命に終わったかもしれない。
が、実年齢よりも大人びた雰囲気を本人も周りのスタッフも熟知し、大事に扱ったからこそ、老若男女から愛される国民的アイドルの地位に昇り詰めることができたのではないか…。
この歌を聴きながら、改めてそう実感した。
②愛してるっていわない!
作詞:安藤芳彦
作曲:羽場仁志
編曲:樫原伸彦
1990年10月22日リリース、20枚目シングル。
こちらもご本人主演のドラマ『すてきな片想い』(フジテレビ系列)の主題歌に起用された作品。
この当時の美穂さんは成人の仲間入りをしたばかりであり、現代のアイドルならばまだまだ、あどけなさ・若さを最大の武器にしているであろう年齢。
しかし彼女は既に脱アイドル路線のレールに乗り、役者としても歌手としても日々、円熟味を増していった。
この歌はドラマタイトル通り、「片想い」がテーマ。
明るくポップな曲調と、複雑・繊細な女心が散りばめられた詞とが渾然一体となっている。
中山美穂さんの甘く優しい歌声が、より一層魅力的に開花した作品と言えるだろう。
③世界中の誰よりきっと
作詞:上杉昇・中山美穂
作曲:織田哲郎
編曲:葉山たけし
1992年10月28日リリース、25枚目シングル。
ロックバンドWANDSとのコラボで当時大きな注目を集めたこの歌は、後に多くの歌手がカバー。
国民的愛唱歌と言っても過言ではないほど、多くの人々から愛される一曲へと進化を遂げた。
個人的には、真っ白いニットワンピースに身を包み、「ホワイトクリスマス」のイメージを連想させる出で立ちで軽やかに歌い上げる、そんな美穂さんの姿が印象深かった。
今も脳裏にしっかり刻み込まれている。
④未来へのプレゼント
作詞:岡本真夜・中山美穂
作曲:岡本真夜
編曲:十川知司
1996年11月1日、「中山美穂 with MAYO」名義のコラボ作としてリリースされた、35枚目のシングル曲。
これまた美穂さん主演のドラマ主題歌に起用されている(フジテレビ系列『おいしい関係』)。
なにかに挫折しそうな時、悔しさや未練で後ろ髪を引かれる心境に陥った時など、そっと心の支えになってくれる「応援歌」。
美穂さんの優しい歌声が、そっと心に沁み込んでくる。
岡本真夜さんのセルフカバー曲もぜひ、併せてご堪能いただきたい👇
⑤Sweetest Lover
作詞:北山瑞穂
作曲:Cindy
編曲:LITTLE CREATURES
1999年9月16日リリース、39枚目シングル『Adore』のカップリング曲。
聴いていると、甘い恋の海に身を浮かべているような、そんな幸せな気分に浸れる一曲。
中山美穂さんが若い男性をターゲットとしたアイドル路線から、万人受けするビッグスターへの階段を順調にのぼることができた要因の一つとして、このような優美なバラードを切々と心を込め、丁寧に歌い上げる才能を存分に発揮したから、という理由が挙げられるだろう。
⑥50/50
作詞:田口俊
作曲:小室哲哉
編曲:船山基紀
1987年7月7日リリース、10枚目シングル。
小室哲哉さんならでは奇想天外な曲展開だが、中山美穂さんは軽やかに、そして華麗に歌いこなしている。
当時のステージ映像を見ていて改めて驚いたが、この時の美穂さんは若干17歳。
しかし大人の恋の駆け引きを描いたこのような歌も、けして背伸びしている印象を出すことなく、むしろ「洗練された大人女性」の役を演じきっている。
同性からも人気の高かった彼女のスター性に、今更ながら頷くばかりだ。
⑦人魚姫 mermaid
作詞:康 珍化
作曲:CINDY
編曲:ROD ANTOON
1988年7月11日リリース、13枚目シングル。
初めて聴いた時、「なんておしゃれな歌なんだろう」とうっとりした記憶がある。
中山美穂さんの歌の中で、その眩しさに最も大きな衝撃を受けたのがこの曲だった。
そのため、ここしばらく何度も繰り返し聴いているが、今聴いてもやはり「おしゃれだなぁ」とうっとりする。
もちろん、美穂さん自身の洗練された美にも感銘を受ける。
体調が優れない、なんとなく気分が重い、という時なんかは特に、この歌を聴くと「できることからやろう」という気力が湧いてくる。
これからもずっと、お気に入りの一曲として愛し続けていきたい。
☆私がいつも聴いている中山美穂さんのアルバムはこちら👇
🐥本日の記事は以上です🍀
ここまでお読みいただき、ありがとうございました m(__)m
次回、第三弾もご愛読いただけましたら幸いです🙇♀️
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