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🎵雨の日に聴きたい歌⑩-2 雨の風景が描かれた「ご当地ソング」(5曲)☂


「雨の日に聴きたい歌」。
本シリーズ終盤に差しかかり、これから私の居住周辺地域は、一週間ほど雨の予報となっています💦💦

本日も大変蒸し暑い一日となりましたが、湿気に負けず、素敵な名曲の数々をご紹介していきたいと思います😊

それでは、さっそく参りましょう♪


✅ 前回記事はこちらから 👇




①京のにわか雨
歌:小柳ルミ子
作詞:なかにし礼
作曲:平尾昌晃

1978年8月発売、小柳ルミ子さんにとって5作目のシングル曲。

京都を舞台とした「雨の日ソング」も数多いが、中でもこの歌の詞は街並み・自然の風物、そして人情の機微、この3つが渾然一体となっていて美しい。

曲もイントロから洗練されていて、とてもノリがいい。

しかし、雨の京都のしっとりとした風情・趣もしっかり伝わってくる、珠玉の「雨の日ソング」だ。




②柳瀬ブルース
歌:アローナイツ(木下あきら)
作詞・作曲:宇佐英雄

この歌は、「ご当地ソング」のさきがけとなった作品。
元々は制作者の宇佐英雄さん自身が、柳ヶ瀬(岐阜県)の繁華街で歌っていた。

そして1966年、美川憲一さんのの3枚目シングルとして売り出され、大ヒット。

今回はアローナイツの歌唱作品をご紹介するが、美川憲一さんの歌唱とまた違った魅力に溢れている。

一語一語、しっかりと間を取り、大きめのビブラートを響かせながらダイナミックに展開する歌唱技術。

美川作品と聴き比べると、少し歌の風景も見え方が変わるかもしれないが、それもまた音楽鑑賞・聴き比べの醍醐味の一つである。




③雨の木屋町
歌:丘みどり
作詞:喜多條忠
作曲:愛田健二
編曲:丸山雅仁

2017年2月リリース。
京都市内の木屋町通りが歌の舞台となっている。

「細い細い針の雨が この身をせめる」

丘みどりさんの凛と澄みきった張りのある美声でこのフレーズが歌われると、せつない悲恋の物語に峻厳さが加わる。

そして、聴き手の心に感動の雨となって沁みわたる。
そんなイメージを抱く。

ところで、作詞者の喜多条忠(まこと)さんといえば、柏原芳恵さんの大ヒット曲である、「ハロー・グッバイ」の作詞で有名。

しかしながら生前、演歌作品も多数残しておられ、その感性の豊かさ・振り幅の広さに、私はいまも感銘を受け続けている。




④雨の大阪
歌:鶴岡雅義と東京ロマンチカ(佐藤実)
作詞:たかたかし
作曲:鶴岡雅義

1981年、シングル「恋の街神戸」のカップリング曲(B面)として収録された歌。

この「雨の大阪」というタイトル、調べてみるとタイトル被りで多くの作品がリリースされているが、今回は本作品をご紹介する。

東京ロマンチカといえば、三条正人さんと浜名ヒロシさんの二大ボーカルのイメージが鮮明。

だが、三条さんがグループから一時脱退し、ソロ活動していた時期のボーカリストたちも、非常に洗練された歌唱技術を持つ、美声の方々ばかりである。
佐藤実さんも、そのお一人。

鶴岡雅義さんの奏でる美しいレキントギターの音色も、静かな雨の日に聴くといっそう、心の琴線に触れる。




⑤雨のオランダ坂
歌:渡辺はま子
作詞:菊田一夫
作曲:古関裕而

1947年、渡辺はま子さんの歌唱で発表された。
また、同年公開の映画『地獄の顔』という映画の挿入歌として使われ、大ヒット。

歌の舞台である長崎県のオランダ坂(長崎市東山手)は、中学生の時、修学旅行で一度だけ足を運んだことがある。

急勾配の坂が多い地理的条件と、雨の多い気象条件、そして特殊な歴史的背景……

長崎を舞台に生まれる芸術作品の多くは異国情緒に溢れ、ノスタルジックな色彩に彩られている。






本日の記事は以上です。
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ここまでご覧くださり、ありがとうございました m(__)m





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