🎵雨の日に聴きたい歌② カラフルな雨の日ソング🌂(6曲)
梅雨期間限定シリーズの第二回。
今回は、歌詞にさまざまな「色彩ワード」が溢れる歌や、歌全体に煌めき・色彩を感じる曲をピックアップしてみました。
✅第1回目の記事はこちら👇
①雨のち晴レルヤ ゆず
作詞:北川悠仁
作曲:北川悠仁・佐藤和哉
天気の移り変わりとともに、空や街並みの色が変わっていく様子をリアルに思い描きながら楽しみたい、そんな一曲。
長雨で憂鬱な気分になっている時など、この歌を聴くと心に活力が漲ってくる。
②初恋 村下孝蔵
作詞・作曲:村下孝蔵
「五月雨は緑色」
「夕映えはあんず色」
この色の対比が実に爽やかで清々しい。
その清々しさの中に、好きな相手に告白できない「ふりこ細工のような心」が揺れているのが目に浮かぶ。
村下孝蔵さんの声質の爽やかさも相俟って、うっとり引き込まれる。
③バラ色の日々 THE YELLOW MONKEY
作詞・作曲:吉井和哉
この歌の中では「バラ色の日々は指と指の間をすり抜けていく」、つまり追い求めても手に入らないもの。
私自身はこの歌を聴いていると、雨の街中がモノトーンの風景となって脳裏に映し出され、そこに真紅の薔薇が駆け抜けていくようなイメージ映像が浮かび上がる。
④あやめ雨情 三山ひろし
作詞:仁井谷俊也
作曲:中村典正
冒頭から「夢で逢いたい 抱かれたい」と直情的なセリフが入り、濃厚な恋の色香ただよう艶歌となっている。
三番の詞であやめの花を「しのび泣きする 女の心情(こころ)」と表現し、タイトルの「あやめ雨情」を巧みに言い換えているところに深い趣を感じる。
⑤さくら雨 井上ゆみ子
作詞:宮下康仁
作曲:弦哲也
紫陽花や菖蒲など、紫色の花をモチーフにした雨ソングは多いけれど、桜の花弁の薄ピンク色を散りばめた歌詞は希少かもしれない。
⑥長崎の夜はむらさき 瀬川瑛子
作詞:古木花江
作曲:新井利昌
雨の日ソングといえば、長崎。
長崎といえば、雨の日ソング。
そう言っても過言ではないほど、雨の風景を描いた「長崎の歌」が多く作られている。
会えない人を想って過ごすせつない夜を、「むらさき」の4文字で表現しているが、ここに歌の情緒・哀愁すべてが凝縮されている。
本日の記事は以上です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m