承認欲求と言うけれど
この言葉がいつのまにか一般化して久しい。
他者から認められたい。自分を価値あるものとして認めてもらいたい。という欲求だが、色々な場面に登場する。組織や団体の中で自分の価値を見出したり、SNSでバズることで認められる。
そういう言葉が一般的でなかった時代はただの出たがりとか言われていたような気がする。だがこの言葉が一般化して以来、承認欲求は人間が誰でも持っている欲求で、色々な活動を承認欲求で説明してしまっている。
確かに経済的な利益がないのに、多くの人に認めてもらうことのみを求めて表現していくことは承認欲求を満たすことで説明するのが簡単だと思う。
考えてみると、子供や部下の育て方の一つとしてほめて育てるという方法がある。その「ほめてもらう」ことを求めているのが承認欲求であるのかもしれない。そうすると、承認→伸びるというのはある程度理にかなっているかもしれない。伸びる方向さえ間違わなければ。