見出し画像

もう野菜の価格は元に戻らない?

 野菜の高値が続いている。特に葉物についてはキャベツで3.3倍、はくさいで2.2倍、レタスで2倍とそれぞれ通常に比べて大幅に上がっている。その他の野菜も軒並み上がっている。そんなことはニュースで言われなくても買い物に行けば、バカ高い値段がついているので簡単に気が付く。家計を気にしなくていい方にはどうでもいい話だと思うが。

 季節的には毎年年末年始は高くなる傾向があるので、出荷が再開した時点で価格が下がるかと思われたが一向に下がらない。原因は天候要因や生産コストの転嫁等だという。ただ日本の野菜は、季節によって供給地を変えることによって年間の流通量が調整される傾向があるので、気候要因の不作の場合は一地方でダメでも、季節をずらして作られる別の地域からの出荷が始まれば、価格が落ち着くのは常のこと。

 だから日経の野菜価格の記事を見ていれば、いつ頃価格が落ち着くのかほぼ書かれているので、記事に頼れば待てば価格が落ち着くことをある程度予見できた。

 ところが今回の高騰はちょっと様相が違う。今回の野菜価格に関する日経記事に
”価格が落ち着く時期の予測” 
が出ていないのだ。予測どころか政府は野菜供給について安定した枠組みを作るべきだとか提言している。

 えー。日経さんも野菜価格安定予測が出来ないんだ。これって野菜の高値維持が続くってこと?もしかしたらすごく大変なことかもしれない。

 高くても野菜は買わないとならない。外食費も更にあがるかもしれない。そのうち野菜全般が政府管理におかれるかも。


いいなと思ったら応援しよう!