基礎研究、コスパ悪いの?
日本が科学分野の先細りでこの先貧しくなっていく気がしてならない。既に1人あたりのGDPは世界で27位に転落。ノーベル賞の授賞はおろか論文数も先進国下位。もちろん為替の影響はあるが、それだけでもなさそう。
研究機関や大学・博物館・図書館等の研究の基盤になりそうな施設では軒並み予算不足で、満足な研究は出来ず、人も削減されているという。
短期的に利益が出る分野には資金が集中し、人気の取れるものならクラウドファンディングで資金が集まるが、地味で長期的な研究にお金は出ない。基礎的研究にお金を出すのはコスパが悪いから仕方ないのだろうか?
日本の政治家は将来の研究に金を投じても票にならないから手を出さないし、経済対策とかの方が一般の受けがいい。最近は以前に比べ、学者や研究者への世間のリスペクトも減っている気がする。日本の将来大丈夫?一体海外の国はどうやって研究基盤の予算を捻出しているのだろう?