「家族で年越し」は、少しだけ疲れる。
三箇日を過ぎて久々に普段通りの一日を終え、心のどこかでほっとしている自分がいる。
実家暮らしの私はこの年末年始を普通に家族と過ごした。美味しいものを飲み食いし、普段あまり話す機会のない両親とおしゃべりしながらテレビを観た。非常にありがちで、特に苦労も困難もなく、お手本のような年越しだったと思う。・・・ただ、それがひと段落して、なんだか肩の荷が下りたような気がしたのは事実だ。
思い返すと、イベントという非日常は、かつて私にとって「日常の上位互換」であり、永遠に終わってほ