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4月とわたし

家の庭、春になるとたくさん花が咲きます。

ツバキ、ハナミズキ、スイセン…
(でも名前が分からない花がほとんど)

子供の頃、庭に自然と生えてくる撫子の花を摘んで母に渡し
コップに入れて、わくわく眺めていたのを覚えています。

雪に埋もれていても、春になるとちゃんと花を咲かせる。
昨日までつぼみだったのに、いきなりブワッと花が咲いたり。

私が生まれたころから、変わらずにずっと毎年咲いている。
なんなら、誰も植えていないのに、新しい花が勝手に咲いてる。

これは横浜で行われた、寺山修司の展示

子供の頃から4月が好きだった。多分、誕生日があるから。
そしてその次の日は地元の「50円祭り」があって、そこからGWに突入する。楽しいの連続。

新しいクラス、新しい学年が始まる不安。でもたくさんの花が咲いて、
私がこの世に生まれて、そして、新しいスタートだ!って。なんてポジティブ。

子供のころ、私は優等生で、完璧主義。その分失敗したらめちゃくちゃへこむ。でも、私は頭が良くて、足も速い、親切で、先生に褒められるし、与えられた役割はしっかりこなすのよって、つよつよマインドだった。

なんなら、箸やリコーダー、靴(片方)が無くなったことがあるけど、「私の物が欲しい人は誰なのよ」ってポジティブすぎる思考。
(小学校の友達とは今でも仲がいいので多分当時もいじめられてはないはず……。と思えるほどのポジ人間なのである。)

(ちなみに中~高で、いい意味で「できない自分開き直るマインド」に変化しました。それはそれで良かったと思っている。)

あの頃のつよつよマインド。ワクワクと、無敵な勢い。
きっとまだ私の中に、存在している気がしてさ。

その根っこを信じて。
まずは大好きな4月を、小学生の、あの頃の私に恥じないように
きらきら進みたいと思う。

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