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読書記録33 『吾輩も猫である』
赤川次郎、新井素子、石田衣良、荻原浩、恩田陸、原田マハ、村山由佳、山内マリコ『吾輩も猫である』(新潮文庫 2016年)
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5、6年前に猫を飼い始めてから本格的な猫狂いになった。母方の実家には猫がいたけれど、その猫が亡くなってからは近いところに猫はいなかった。
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大学の頃の彼女がねこがすきで、大学の周りをねこを探しに夜に散歩することがよくあった。いつも同じところで出逢える猫たち。触らせてくれる子はあまりいなかった気がするけど猫が普通にずっとすきだ。
猫が出てくる小説。特にこのオムニバスに出てくる猫ちゃんたちはすべて上から目線である。人間を下にみている。けれど、馬鹿で愚かなヒトを愛おしいと思っている。→猫が何を考えているか実際なところはわからないが、小説のねこのイメージと私のイメージは違わない。
お手もしないし、芸をしない。
ただ少し離れたところからじっと観察する様に寄り添うねこが大好きだ。
猫を飼い始めてから、いろんな生活が変わったけれどどれもこれもが愛おしい。
この文章を書いているときも、『はやく餌をいれてくれよ』と何もいわずじっと見やがる。
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