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ムカつくやつには「丸山眞男読んだ?」で一発
丸山は相手の知性を試すリトマス紙
異常事態にあっては、イリュージョンのほうが現実より強くなるのだ。
パソコンを買ったので、きちんと専門学校が始まる前にはタイピングを慣らしておかないといけないと思い、noteを更新している。とりあえず、筆者は世の中の意識高い(だけ)のヤツらを何とか駆逐しなくてはならないと考えているためにその対策ばかりを考えているのだ。
そこでこれは完全に最適解であるが「丸山眞男」を読んだ?である。
欺瞞に満ちた戦後民主主義と揶揄され、全共闘の学生などからめちゃくちゃに言われ、かの三島由紀夫にも「アイツの鼻っ柱を折ったという点には評価できる」といわれたあの人である。知らない人は、ウィキペディアを参照のこと。
これが残した業績はもちろんそのあとに引き継がれ、継続的にその研究が積み重なっているからに他ならない。それゆえに「ある程度ちゃんと本を読んでいる人」は必ず行き当たるが、「Daigoの書いた本しか読んでいない」人間には行き当たらない人だからである。ちなみに、右も左も関係なく丸山の著作には行き当たることになる。
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ぶっちゃけ生きづらい世の中で我々は何を考えるべきか
世の中、最悪だと思う。
元AKBアイドルの衝撃的なスキャンダルの音声がなぜかネットにすぐに流れる。
格闘技系のユーチューブがもてはやされて、しかもそれにまつわるスキャンダルが出てきたりする。
そして、そのどれをとっても自分の生活には関係がない。そうしてユーチューブやネットニュースで自分の生活と全く関係のないことがどんどんと自分の携帯に流れ込んでくる実際が、すこし息苦しくなる。(そして時にそこに身をゆだねる自分がちょっぴり恥ずかしい)
私たちに求められるのは「生きること」しかないのだ。
仕事をするのも、妻に怒られながら家事をせっせとこなすのも、長女がバレエを習いたいというので禁煙しなくてはならなくなったことも、生きることのすべてである。
生きることにはお金がかかる。それは大変なレベルでお金がかかるし、家族を持てば誰かがお金を稼いでみんなでわけっこして生きていかなくてはならない。
だから、「このままじゃダメだよ」とか「世界のスタンダードでは」とか「いつまでもこの会社じゃ」とか言われると無性に腹が立つ。筆者は目の前のことに全力なのである。
悩み、学び、歩き出すーー。その作業は果てしないし、誰も見ていない。
筆者が人知れず東浩紀や宮台真司の本を手に取ったとき、その猥雑な心は誰にも見られない。
ここではないどこかに行きたく、私ではない誰かになりたい。
それは、みんなそうなのである。だが、人間が人間であるのは歴史の積み重ねであるから、それは許されないことである。
だから、みんな何かになりたがる。インフルエンサーを見て、私もそうなりたいと変身願望を持つ。ユーチューバーを見て”ドリーム”を夢想する。
手軽になってしまった「成功」までの距離が人間としての歩みを止めている。だから、いま私たちには難しい本とそれに向き合う時間が必要である。
インスタグラムで「飲みに行った」しか言わないかつての先輩を見て思う。
今を真剣に生きている筆者とここではないどこかをているあなたでは格が違うのである。それが丸山眞男を読まずにへらへら過ごしているやつと、読んだ人間の違いなのである。
あなたは丸山眞男を読んだか