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【不登校】学校に行っちゃだめと言ったから(完)
小学6年生の息子が不登校です。
結婚して、子供ができて、子育てで忙しくしているうちに、子供が自立してしまって「寂しいな」なんて思って、のんびり過ごしいる50代が来るんだと思っていた。(まだ40代だけど)
息子が生まれ、娘を妊娠している時。
息子が可愛すぎて、娘を愛せるだろうかとマジで心配していた私。
その数年後、息子の子育てに悩みに悩み、何もかも投げ出したくなっているなんて思ってもみなかった。
「全部自分なんだよ。」
なんで、こうなるの、、、ってことの連続なんだけど、それは全部自分の思った通りになっていると聞いて、気絶しそうだった。
「全部ママのせい」
この言葉は本当に辛い。
だって、私は、私なりの最善を尽くして今なのに、「こんなに悪い状態になったのは全部ママのせい」と言われてしまったのだから。
学校からの電話は鳴り止まないし、息子はいつも暴れん坊だし、トラブル続き。
親の言いつけを守って、普通に学校に行き、就職して結婚して、、ザ平凡街道を走ってきた私が、謝罪と校長室常連なのだから、本当にどうなっていくのと目が回りそうだった。
気づけば、昼夜逆転生活のYouTubeとゲーム中毒。
ママではなくあんたと呼ばれるようになって、もう朝が来るのがこわいほどに。
そんな中でも、救いだなと思うのは、息子がそうなってしまった理由が、学校でのいじめとか、原因不明の体調不良とかではなく、「私」にあると分かっていること。
原因が「私」なら、やっぱり私が変わっていくしかないんだと腑に落とせるから。
「子供にこうなってほしい」というのは、私の理想を息子に重ねていることになる。そうではなく、大切なのは私が子供達とどうなりたいのかを決めて、そこに向かうことなんだと教えてくえた友達がいた。
私は、私自身が自立して、自分で考えて決めて、行きたい場所に行く。
子供達には、何かあった時に相談してもらえるような関係になりたいと思っている。