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GI値を意識するだけで!?

■GI値とは・・・?

GI値とは「グリセミック・インデックス」(Glycemic Index)の略称。
食べた食品が、消化された際にどのくらい血糖値を上昇させるかを示した食後血糖値上昇の指標

血中の糖分が多くなると、血糖値を下げるためにインスリンというホルモンが分泌され、インスリン分泌が多くなると、脂肪が蓄積されやすくなる

GI値が高い食品は、摂取すると血糖値が急激に上がり、それを処理する為にインスリン分泌が多くなる
この、糖がたくさんあって“誘導係”が大勢いる状況に体が反応します
どう反応するかというと、「糖がたくさんあるから、溜めとこう」

溜めこまれた糖は脂肪となって、結果的に“太る”

この状況を回避するためには、インスリンを過剰に分泌させないこと
インスリンの過剰分泌を穏やかにする=脂肪が蓄積されにくくなる
インスリンの過剰な分泌は肥満やその他の不調につながります

■GI値が高い食品

・炭水化物
ご飯、パン、うどん、パスタ、玄米 etc.

・根菜類の野菜
じゃがいも、にんじん、かぼちゃ、大根 etc.

・お菓子
飴、ポテトチップス、ケーキ etc.

・飲み物
100%果汁ジュース、コーヒー、紅茶 etc.

■GI値が低い食品

・大豆食品、蕎麦、さつまいも、きのこ、ヨーグルト etc.

■GI値を緩やかに上げるポイント

GI値が低い食品だけを食べるというのはなかなか難しい。。。
そこでGI値の高い食品を食べる際に、血糖を緩やかに上げる食事の摂り方がポイント👀

 ・ポイント1 食物繊維と一緒に摂取する
 ・ポイント2 食べる順番を意識する

食物繊維を含む食品と一緒に食べることで、他の食品のGI値を下げる効果が期待でき、食べる順番も野菜などの食物繊維が豊富なものから食べるようにする
よく食事の時、野菜から先に食べるというのは血糖値上昇を防ぐ為


■その他メリット

低GI値食品は体内にゆっくりと吸収されるために血糖値の変化が安定していて、集中力が維持しやすくなる

極端に糖質を取り過ぎると一気に血糖値が上昇し、大量のインスリンが必要になります
この時にインスリンの分泌が追いつかないと過血糖という状況になる
この状態が続くと、ブドウ糖が脳に十分に行き渡らず、頭がぼーっとしたり、眠くなったりする症状につながる

■まとめ

一番簡単にGI値を上昇させないのは、GI値の急上昇を防げる為に食べる順番を意識して、過剰摂取も意識する事
一番簡単な方法なので、なんだか難しいという方は、順番から意識してみてもいいのでは👀

また、日本ではGI値が主流ですが、海外セレブやアスリートが意識している数値としては「GI値よりもGL値」という流れになってきています
GL値(食物に含まれる炭水化物量とGI値を掛け合わせた数値)が主流になってきているようです。今後はGL値についても注目です✨

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