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個性のRM、完璧なグランメゾン。
結論から言うと、RMが好きなのである。
NM(ネゴシアン・マニュピラン:生産者から購入したブドウや果汁、原酒を醸造してシャンパンを造る業務形態)にもいわゆるグランメゾンと、基本自社畑で栽培し醸造するが一部何かしらの理由で買い付けをする小規模生産者がいて、後者はほぼRMと言ってもいいと思っている。
RM(自社畑でブドウを栽培・収穫、醸造まで行う生産者)は、至ってブルゴーニュ的でテロワールの個性が液体に現れるし、それぞれ個性が際立って面白くてもう3年くらい飲み続けている。
言うなれば畑と向き合いその個性を最大限に引き出す醸造に命をかける個性のRMと、広告宣伝費だけでなく施設への投資力からリザーブドワインも駆使し3次元のアッサンブラージュによりこれぞこのメゾンのChampagneという品質を毎年変わらず提供してくれる完璧なグランメゾン (少し調香士っぽい)。単一品種ながらテロワールにより何故こんなにも異なるのかという魅力にブルゴーニュワインを通じて取り憑かれてしまったので、矢張り謎解きをしながら対峙できるようなRMが好きで所謂グランメゾンは飲まないポリシーが出来上がってしまった。もちろん素晴らしいとは思うけれど。
ということで、RMとNMの中でもほぼRMな生産者のChampagneのテイスティング日記を綴っていこうと思います。