【ツレヅレ #11】 キューバ🇨🇺スタイルベーカリー
ブエナ・パークにある”Porto’s Bakery & Cafe”に、お友達と行ってきました。
キューバからの移民家族が築き上げた1960年から続く、老舗ベーカリー。
名前は聞いていましたが、長年ここに住んでいながら行ったことがなく、「いつかは」と思っていました。週末だと広い駐車場も行列ができているという話で、平日の朝早めに行くことにしました。
お店も大きさと、人の多さに驚きましたが、もう一つ驚いたのがお値段。この辺りでは、クロワッサン1個4ドル前後が定着してきている中、1個$2.09は格安に感じました。
それから。最近は、テイクアウトのお店でも、お支払い用タブレットにチップのパーセントがババーンと出てきて、別に払っても払わなくてもいいのに、やたらプレッシャーを感じてしまうことがあります。でも、このお店はそれもないし、スタッフもとっても感じが良くて、逆にこちらが「ちょっとチップ渡そうかな。」と思いました。
特別な味わいがあるわけではないんだけど、余計な飾りつけのない、飽きのこなさそうな家庭的テイスト。サンドイッチのボリュームはたっぷり。スイーツ系も超アメリカンのものより甘さが優しく、「昔から、こういうスイーツも人気だったんだ。」と逆に驚きました。
創業された方は、2019年に亡くなったそうですが、現在も南カリフォルニアで4店舗、繁盛してます。
キューバのお母さんからカリフォルニアの人々へ、味が受け継がれているんですね。
キューバとアメリカとの関係はかなり複雑かと思いますが、こうした人と文化の繋がりがあることに触れられて、ちょっと嬉しくなりました。
そして帰りに、Knott’s Berry FarmのPeanuts Shopへ。子供の頃からスヌーピー好きなので、見てるだけでもほっこりしちゃいます。
自分が長年住んでるオレンジカウンティ内だけでも、まだまだ知らないことがいっぱいです。