同じことが身内の人にも言えるのかな
私はテレビをほとんど見ない。
ニュースサイトも必要最小限だけ。
何故なら、単純に胸がザワザワするから。
ネガティブなニュースばかりで気分が滅入ってしまう。
他人を批判する記事が多くて胸が痛い。
それに付随するコメントも、ツイートも、メラメラ燃える炎を見ているようで、その炎が私には熱くて痛い。
心がじんわり温まる炎ではない。
トゲがチクチク刺さるような、嫌な炎だ。
よって、できることならニュースの類は見たくない。
ただ、仕事の都合でどうしても関係するニュースを見なくてはならない。
ネットで一覧を見て、該当するところをピックアップして一日に何回かみている。
昨日、とある政府高官が入院したというニュースをたまたま目にした。
報じられ方も「上級国民」とか、嫌な報じ方だなと感じた。
その前に妊婦さんがコロナ感染のため入院できなかったというニュースがあったから余計にコメント欄が燃えていた。
ふと、思った。
「それ、自分のおじいちゃんおばあちゃんにも同じこと、言えるのかな」
と。
その人の立場とか、やってきたこととか、そんなことはどうでもよくて、
報道の仕方にも悪意を感じるけど、それにまんまと踊らされてる人たちにすごい違和感を感じた。
人を攻撃して、誰が得するのかな?
内側に感じているそれぞれのフラストレーションをインターネットという仮想空間で発散させているだけなんじゃないかな?
そこに、平和や思いやりはない。
自分がしたことは、もうそのニュースを見ることをやめたこと。
自分の心のザワザワを、落ち着かせることにフォーカスしたこと。
自分ができることを、精一杯やろうと思ったこと。
昨日は居住する地域の期日前投票に行った。
例年より投票率が上がっているとのことだ。
今回の新型コロナによって、政治について考える機会にもなった。
私は、私の考えで投票した。
バタフライエフェクトのように、小さな一票が、大きなうねりになることもある。
フォーカスは、他人ではなく常に自分の内側なんだと改めて感じた。
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