W杯というオナニー
W杯をはじめ国民的スポーツは、いつから"日本国民"を総動員させる「オナニーのおかず」になったのか。SNSはW杯の話題で溢れ、渋谷の街には若者が溢れ出す。日本人だから、という理由で日本のチームを応援してしまえる理由が、ぼくにはわからない。「日本人である」ことと「日本のチーム」を応援することに、なんら関連性はない。そんな自己目的的な思考停止に陥ることは気持ちいいのだろうが、その「考えることの放棄」それこそプロバガンダ。日本の恥、誇り、サムライブルーなど、そんな実態が空虚な言葉が、どうしてこうも簡単に溢れかえれるのか。
現政府の批判はすぐさま「非国民」と叩かれ、気に入らないことがあれば「ルールの変更」に着手する。歴史修正主義に走ったこの国は、もはや「日本」とすら呼べない。歴史や先人を塗りつぶす国は、ひと続きとは呼べず、国ですらない。戦後70年と言われるが、もはや戦中だろう、こんな。
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