なぜ体幹トレーニングをするの?〜体幹を鍛えると脳が使える〜
こんにちは!
歩いて帰る中で夏の空気を感じてきているshimmyです。
今日もサッカーにまつわる話にします!
サッカーに限らずスポーツをしている方は必ず耳にしたことのある、体幹トレーニングについて考えていきたいと思います。
体幹トレーニングはスポーツにおいて、もちろんサッカーにおいても重要です!
本日は体幹トレーニングがなぜ重要なのかを明確にしていきたいと思います。
サッカーにとっての体幹とはどういったものなのでしょうか?
体幹と聞くと、身体の中心部をぐっと固めて姿勢が崩れないようにするといったイメージが強いのではないでしょうか?
これももちろん体幹の機能なのですが、ぐっと固めることが果たしてサッカーのプレー中に必要か?ということを考えます。
サッカーとは高重心スポーツです。
重心が高いということは、不安定であるということです。
そう、不安定な中でプレーすることを前提条件としているスポーツなんです。
え?だからぐっと固めて姿勢を崩さないようにするんでしょ?と言いたくなりますよね??
不安定であるということは、姿勢を崩すことは当たり前ということです。
すなわち、姿勢が崩れる中でもボールを蹴ったり止めたり、相手をかわしたりターンしたりしなければならないのです。
もし、ぐっと固めた姿勢だと身体は一本の棒のように、しなりや柔らかさが失われてしまい、逆に簡単に姿勢を崩して倒れてしまいます。
サッカーに必要な体幹機能とは、不安定な状態の中でもプレー出来るようなしなりや柔らかさを出す機能なのです。
身体の軸はしっかりしているけど、体幹は捻れたり傾いたりして力をいなし、元に戻れる。
という動きが必要になります。
ヨーロッパのトッププレイヤーやW杯の上位チームのプレイヤーを見てください。
上半身がぐっと固まっている人はいません。
このような体幹機能を手に入れて使えるようになると、体格差があっても負けることも無く、デカい選手とも渡り合えるわけです。
リオネル・メッシを見てください。
小さいのに体格に勝る相手に負けていませんし、ドリブルでスイスイかわしていきます。
ファールじゃないと止められないというプレイヤーです。
さらに、久保建英も小さいのに、ラ・リーガの中で輝いています。
サッカーに必要な体幹を鍛えるとこういうことが可能となるわけです。
そして、体幹機能を手に入れると、脳が使えるようになってきます。
なぜ脳が使えるのか??
体幹トレーニングによりバランス能力を高めると、バランスを取ることに脳を使わなくて済むので、その分別のことに脳を使えるようになるからです。
体幹機能とは動きの中で使うときに基本的に意識するものではありません。
もちろん、鍛える過程で意識はしますが、最終的には無意識下で力を発揮できるようにならなければいけないものです。
もし、ずっとお腹に意識したトレーニングのみしているなら、試合ではトレーニングにより強化した部分を使えていない可能性が高いですね。
体幹機能とはバランスを取るために重要であり、バランスを取るのは頭の位置を一定に保つためです。
皆さん、片足立ちを意識してやってみてください。けっこうブレます。
逆にあんまり考えずやるとブレは減ります。
このようにバランスを取るということは意識するものではないのです。
いちいち考えるということは脳で処理をするということです。
足や身体から入った感覚が一旦脳まで入って処理されてどうするか身体に伝えるという流れは時間がかかるのです。
人間は平衡感覚を保とうと脳が意識しなくても身体から脊髄または脳幹までで情報を処理できるようになっています。
もちろんこれは、そうなるように学習しているからなので、初めてで出来るわけないのです。
神経の伝達速度が私たちがいう反射神経や反応速度ということなのです。
絶対早い方がいいてますよね!
勝手に姿勢を修正出来るのならそれに越したことはありません。
体幹トレーニングではここを目指して行かなければ、パフォーマンスアップに繋がらないんです!!
体幹トレーニングをするのであればバランスを崩すようなギリギリの状態でもプレー出来るようになることを目指してもらいたいです。
トッププレイヤーが凄い体勢からとんでもないシュートを打ったり、ギリギリの状態から抜き去ったりするのはこういった体幹機能を持っているからなんです!
それがオートマチックに発動するようになるとバランスは崩しているように見えても安定したプレーができるようになり、脳を使うキャパシティが空くのでよりサッカーの専門的な部分を意識してプレー出来るようになり、サッカーが上手い選手へと変貌していくわけです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました😊
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