0と100の間に【マインド】
今回は、私が「師匠探しの長い旅」の果てに見つけた、”答えらしきもの”について書いてみたいと思います。
0か100か思考
自分に対しても、他人に対しても0か100かでしか考えられませんでした。
もちろん、自分は100ではないので、いつでも「これではダメだ」と叱咤し、素晴らしいお師匠さんの下で修業が必要だ、とばかりに師匠を探していました。
ところが師匠に対しても0か100なので、最初は「この人は素晴らしい!」と全面降伏して崇めているのに、少しでも疑問点が出てくると途端に信じられなくなって、その人の元を去る、を繰り返してきました。
0か100か の間の存在
いろいろ学ぶ間に、0と100の間の沢山のグラデーションを自分の中に認められるようになってきました。カンペキじゃなくていい、を受け入れるということです。
※そもそも、自分の尺度のカンペキってなんなのでしょう?という話でもありますけれど。
(あくまで自分の目・尺度から見た)不完全な自分も 丸ごとオッケー
になってくると
あれ?もしかしたら スーパーカンペキな師匠 というものも存在しないのでは? ということに思い至ったわけです。
大事なのは自分の理想の未来像
私はどんな未来を生きたいのだろう?未来と言うと遠く感じるけれど、最終的にどんな人生を生きたら、最後の時に後悔しないのだろう?
そのためにはどう生きれば自分は満足なのだろう?
そのためには自分は何が足りなくて、それを学ぶ・習得するには誰の下で学べばいいんだろう?
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「足りない部分を補うために、学べそうなところへ行ってそれを学ぶ」それだけで良いのではないだろうか。
✖ 全幅の信頼を置いて、自分の人生を丸投げして頼る
のではなく、
〇 自分が自分の人生をデザインする中で、
必要な学びを部分的に学んでいく「選択科目」的な学び
でいいのではないだろうか。
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そんな風な結論に至りました。
そうなれば、「理想だと思っていたのにこの師匠も違った!」などという感想にはならないのです。
学べるところだけ、ありがたく学ばせてもらう。
全体的な自分の人生の構築は自分が総監督であり、自分で好きなように作り上げていく。
それでいいのだと。
答え合わせを人に頼らない
何かをした時に、「これでいい?」と承認を求めていました。それは幼い頃の習慣がまだ残っていたからです。
正しい生き方をしなければならない、という強い思い込みのなせる業でした。
でも、そこで言う「正しい生き方」も、特定の誰かの物差しで測ってのことでした。
本当は自分の中に理想のゴールがしまい込まれていて、それを果たすために生まれてきているので
そのゴールに向かって進んでいるか、を自分で確認しながら生きればいいだけだったのです。
非難、批判が気になる時
ー 人にこんなこと言われた。
ー 身近な人に理解(賛同)してもらえなかった。
そう嘆く声をよくききませんか?
でも、それ、もし ”自分としては全く見当違いの意見” だったら気にもならないのです。
自分としても、「もしかしたら~~かもしれない」と疑っているから、他人に言われると気になるのです。
もっと言うと、他人の口を借りてその非難・批判を言わせているのです。
そして、誰かに相談しては「そんなことないよ」と言ってもらうのを待っているのです。自分を説得、納得させてほしいと思っているのです。
実は自分が言わせている、ことがわかってくると、「人生コントだなぁ」って笑えてくるんですよね。
好きにしていい
「好きにしなさい」と聞いて、あなたはどう感じますか。
私は途端に不安になって、「何がいけなかったのだろう?どうしたらゆるしてくれるだろう?私は何をするのが正解だったのだろう?」という気持ちになります。いえ、なっていました。少し前までは。
見捨てられる!そうしたら生きていけない! というスイッチが入っていたのです。こんなに大人になっているというのに、スイッチは幼児用のままだったのです。
「好きにしなさい」と聞いて、「やったー!何やろうかな?!」とワクワクする人がいるなんて、全く想像もできませんでした。今は少しずつこちら側の気分になっています。
自分の人生なのだから、好きに生きていいんです。何をやっても、罪悪感を持つ必要はありません。
お師匠探しの旅のゴールのようなもの
私にとって、偉大な師は沢山います。お一人お一人「この部分を学ばせていただく」というところがある、でいいのだという結論に至りました。
誰か一人に忠誠を誓う必要はないのです。新しいお師匠を見つけたら乗り換えなきゃいけないということもないのです。
この方からはこれを、あの方からはあれを学ばせていただきながら、私が私の考える理想の人生を作って生きる、それだけなのですよね。
お茶会をやっています。
私自身が、40代半ばから「人生このまま終わりたくない」「でも何をどうしたらいいのかわからない」状態から
手探りでいろいろやってみて今の生活になりました。
その間、悩んできたこと、学んできたことが沢山あります。
もし今、「なんだかわからないけれど、このままではいやだ」という気持ちが少しでもおありならば、そんな方に何かヒントになるものを持ち帰っていただけたらと思い、お茶会をしています。
参加してくださった方からは、「元気が出た」「ヒントを得られた」とご好評いただいております。
インスタライブでは常連の皆様からも、「ここへ来るとホッとする」「話しの引き出しが多くて面白い」と言っていただけます。
そんな「ホッとする空間」で、「今あなたに必要な何かのヒント」を拾ってみませんか?
私に関わる全ての人に元気と勇気を!
そしてその人の変化を有形無形で応援していきます!!!
あなたの人生の主役はあなたです。周りにあるいろんなヒントを、拾って、紡いで、素敵な人生に添えていってください。
ちか (2024.6.13)