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お金の存在について考えてみた

超お金持ちになりたいわけではないけど、あって困るものでもないし、自分の活動を継続させていくためには絶対必要なもの。
貨幣経済の中で活動していくためには、「お金とは何か」について整理しておきたいので、ちょっと記してみました。

お金の役割

必要なモノは、お金を支払って手に入れる。現代では、当たり前の取引だけど、本当はお金にこだわる必要はないはずなんですよね。
もともと、お金がない時代は、物々交換が取引の主流だった。でも、物々交換では成り立たない事情が出てきた。魚を採ることが得意な人がいて、野草を採るのが得意な人、その二人がお互いの獲得物を交換する、というのが物々交換であるが、そうそう都合よく欲しいものが手に入るというわけではない。魚は採れたが野草は採れないこともあるし、その反対もある。しかも魚は日持ちしない。となってくると、保存可能な獲得物を持っている人か、何か分からないけど人が欲しいと思い保存可能なものを使って自分の欲しいと思うものと交換するようになる。その昔は、綺麗な色合いの貝がその役割を果たしていたようだ。なので、貨幣とか財産とかお金の関わる漢字には貝の字が使われている。

お金は3つの役割(機能)を持っている。

〈お金の機能〉
交換機能・・・お金で欲しいモノを手に入れることができる
価値保存機能・・・お金は腐らない
価値尺度機能・・・お金の大小でモノの価値を表せる

何に対してお金を支払うのか

「サービスしておきます」と言われると、無料で何かがもらえるってことで日本では使われてるけど、本来のServiceって有料ですよね。
なにかの価値提供することがServiceであって、その価値を受け取った対価としてお金を支払のがグローバル的な常識。でも日本でのサービスは無料提供を意味する。すごく違和感を感じるのは私だけではないはず。

話を戻そう。

モノを手に入れたり、手助けしてもらったりしたときにお金って支払いますよね!?では、何にお金を支払っているのか?
例えばモノを手に入れた時のことを考えてみると、どんな製品も突き詰めていけば原材料は地球が生み出してくれたものできている。なかには化学的に作り出したものもあるが、それも自然が生み出した造形物である。
地球や自然が生み出したものを原材料にしているが、それを採取たり採掘したり栽培したりするのは人の手がかかっている。そうなると、人のが手を加えた”努力や時間”に価値というものが出てくることになる。
価値の大小を測るものにお金が用いられる。原材料にその”努力や時間”という価値を乗っけてあって、それに対して対価であるお金を支払う。もともと原材料は地球や自然が生み出したモノなのでFree of charge。なので、支払ったお金は、人が提供した”努力や時間”に対したものであると言える。

そう考えると、やっぱり日本のサービスは人の”努力や時間”を無償提供していることとなるので、搾取していると言わざるを得ない

お金儲けに対しての嫌悪感がある日本

鞄、バックで数百円で買えるものもあれば、数百万円もするものもある。高価なものを販売していると、「お金の亡者」とか「銭ゲバ」と考える人が一定数いる。
高額所得者に対して、羨ましいと思いつつ、その一方で「なんか悪いことしてお金儲けしている」的な目で見る人もいる。

全部が全部ではないけど、高額所得者は他の人より税金も多く収めているし、たくさんお金使ってそのお店の人の給料を賄っていたりする。
はっきり言って、経済を回したり福利厚生が充実させておけるのも、いっぱいお金儲けしてくれる方がいるから。なので、お金もいっぱい儲けて、税金をいっぱい収めて、消費もいっぱいして売上貢献してくれるお金持ちさんには感謝してもいいはず。でもなぜか、お金儲けに対して悪者扱いをする傾向にある。
古くから、質素な生活に対しては美意識的なイメージを抱く人も多いかと思うけど、これはある種の洗脳ではないかと思っている。
個人個人が、たくさんお金儲けを目指してお金持ちになって力を持ち始めると、その国民を統制する側の人間には大変都合が悪い。だったら、力を持たないよう、”お金儲けは悪いこと”のイメージ植え付けキャンペーンをお偉いさんがした結果が今の状況を作っている!と私は妄想してる。

でも、お金儲けは悪いことではなく、いっぱい儲けていっぱい社会に還元してくれる人が増えたらいいなぁと思う。

まとめです

「お金」って活動していくためのガソリンのようなもの。
お金儲けは悪いことと思っている人は、儲けたお金を隠したがるし、適正な使い方を知らない。もっと、「お金」に対してのリテラシーを高める勉強を小さい時からして、手に入れる方法としっかり使う方法を身につけた方がいい。
特に、これからの日本は少子高齢化、人口減少でますます経済が厳しくなっていくのが確定しているので、「お金」の知識は今後の必須課目だと思う。

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