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役所広司さん主演映画「PERFECT DAYS」最高だった

役所広司さん主演の「パーフェクトデイズ」素敵すぎた。

毎日同じように淡々と過ぎていく日常。
でもよく見れば同じ一日は無い。


朝起きて、歯を磨き、植物に水をやり、仕事着に着替えて、車で出発前に缶コーヒーを飲む。

二時間の映画の中に何回もこのシーンが出てくる。
でも毎回撮る角度が違ったり、演出が違ったりして、同じ一日は無いという事を伝えているようだった。


仕事も一切手を抜かない。そして流儀がある。
仕事の中での小さな幸せを見つける事ができる。
そして普段は寡黙だが伝えたい事はしっかりと伝えられる。


仕事終わりはいつもの店でちょこっとお酒を飲み帰路に着き、小説を読みながら寝落ちする。
休みの日には洗濯をしに行き、古本屋で小説を買い、行きつけの店に行く。


その繰り返しの中にも喜怒哀楽がある。
それを役所広司さんは言葉ではなく表情だけで表現。この映画、ほんと喋らないんです。
でも全然退屈にならない。カセットテープから流れる素敵な音楽と、生活音、仕事音だけでも2時間あっという間に過ぎる。


最後は運転する役所広司さんの表情をただ1分から2分くらい流してるだけ。

その表情の変化の真意はなんなんだろう!?


すっごい面白かった!
そしてあの無駄のない殺風景な、でもこだわりの詰まった部屋はとってもかっこよかった!


もう一回見よ。
もしアマプラ入ってる方がいらっしゃったら最初の20分で良いので見てみてください!
世界観に引き込まれます。
おじさんが朝起きてから職場に向かうまでの動作でここまで魅了されたのは初めてです。


今日は成人の日!
昨日お客さんから聞きましたが、成人式自体やらない自治体も出てきてるんですってね。知らなかった。

では!楽しい1日にしましょう!

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