【noteを始めた理由】SNS音痴な私の3つの後悔
SNSを始めようと思ったきっかけは、なんですか?
私は「後悔」がきっかけです。
それも、ひとつの後悔ではなく、たくさんの後悔が積み重なり、ようやく重い腰をあげることができるようになりました。
今回、初めてnoteに投稿することにあたり、その理由と自分の気持ちを綴ってみたいと思います。
【SNSをしてこなかった3つの後悔】
まず一つ目は、発信力のなさです。
実は4年前に、とある大きなイベントの企画に携わることになり、当日の集客のお手伝いも依頼されたことがありました。
しかし、私はそのイベントが無料であるにも関わらず、一人しか知り合いを招くことができなかったのです。
イベントの詳細が決まるのが遅く、また、社会人が参加しづらい時間の開催だったため、親しい知り合いの十数人にLINEを送っても、当日に来れる人はなかなかおらず、逆に、一人でも集客できたことが奇跡のような状態でした。
とはいえ、ほかのメンバーも同じような状況で、なんなら、私はそのときのメンバーの中では、集客に2番目に貢献したメンバーでした。
実は、集客を依頼されても、知り合いを誰も呼ぶことができないメンバーが圧倒的多数派だったのです。
そんな中で一人だけ、大人数の集客に成功したメンバーがいました。
その子はInstagramの投稿で知り合いに告知をしたと話していました。
きっと、その子は、そのイベントのときだけ投稿をしたのではなく、普段からinstagramの中で発信を続け、多くの人と日常的に交流をしていたのだと思います。
学生時代から、どちらかというと教室でも端っこにいるタイプだった私は、SNSは、スクールカーストが上位だった人や有名人などのキラキラした人間が使うもので、自分には関係のないものだと決め込んでいた節がありました。
でも、このとき、SNSを普段から息を吸うように使っていた人と、そうでない人との差を知り、SNSを使わないということが当たり前であった自分が、急に恥ずかしく、情けないような気持ちにさえなりました。
二つ目の後悔は、大好きなアイドルや感謝している有名人などのインフルエンサーに、自分の言葉を届けられなかったことです。
心の中では、感謝や応援の言葉を何度もかけてしまっているくらい特別な想いを抱いているインフルエンサーに対し、これまでの私は、その好意的な気持ちを伝える努力を怠り続けてきました。
しかも、一方的に楽しませて頂いたり、勉強させて頂いたりしているだけではなく、そのインフルエンサーが炎上しているときや悩みを吐露しているときでさえも、言葉をかけることができず、画面の外で、それを眺めているだけの自分がいました。
そんな自分を、かっこ悪く、無力だと感じる度に、なにかを始めなければという気持ちが、少しずつ自分の中に芽生えていきました。
そして、三つ目の後悔は、自分の意見を表明せずに過ごしていることです。
最近のSNSは、趣味や日常を共有するだけの場ではなくなってきている側面があります。
現代のSNSは、政治や社会の価値観への不満や提言など、人々の意見を顕在化する装置のような役割も果たすようになり、日々、多くの物事や価値観について活発な論争が繰り広げられています。
そんな論争を、少し前までは、まるで他人事のように眺めていたのに、いつからか、こんなにも多くの人々が様々な立場から意見を言っている中で、自分がなにも言わずに過ごしていることに、不甲斐なさのようなものを感じるようになってきました。
特に、SNSでは、極端な意見や特定の属性の人たちを叩く投稿が目立つこともあり、心が痛くなるような発信が目に入ることも多く、そのような経験が増えていくと、あるときから、いじめを傍観している人間のような気持ちになっている自分がいました。無言を貫くことは、間接的に、叩く側の加勢をしていることに繋がっているのではないか?と、そんな不安さえ抱くようになっていきました。
私は、このような経緯から、SNSをしてこなかったことを、とても後悔しています。
そして、そんな後悔から、今年の1月に、Xでの投稿を開始しました。
最初は、なにを投稿したらよいのか分からず、4ヶ月が経過した現在も、まだまだ手探りの状況ですが、少しずつ発信を続ける中で、自分と向き合う時間も増え、交流も少しずつ楽しくなってきています。
そんな中で、もっと自分の気持ちを、文字数にとらわれずに表現してみたいという気持ちが高まり、noteでの投稿も始めてみることにしました。
仕事や子育てもあり、noteやXに長い時間を割くことは難しいかもしれませんが、限られた時間の中でも、少しずつ、SNSを通じて、自分の意見や経験を共有するということを、実践していきたいです。
キラキラな私を目指すのではなく、後悔をし続ける私から卒業するために、いまの私にできることをやってみようと思います!
最後まで読んでくださり、ありがとうございます(◍•ᴗ•◍)