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「ウサギの鳴き声は、ピョンピョンピョン」飼育員さんから聞いた真実

みなさんは、ウサギの鳴き声を聞いたことがありますか??

私はないです (´Д⊂ヽ

でも、ウサギと関わりがない人生だったわけでは、ありません

むしろ、ウサギって、小学生の頃は、私にとって、とても身近な生き物でした

というのも、私が通う小学校でも、ウサギを飼育していたのです

ちなみに、私はジャンケンに負け続け、一度も飼育委員にはなれなかったものの、毎年、飼育委員に入りたがるほどにはウサギが大好きであったため、放課後や休み時間にウサギを眺めることも多く、飼育委員の友達についていていって飼育小屋に入れてもらうことも度々あったほどでした✨️

で、でも、、、

「鳴き声??」

正直、記憶にないんです(> <)

だから、息子にこう聞かれたときは、頭がハテナでいっぱいになりました

「ウサギって、なんて鳴くの??」


「し、しらないよー(´Д⊂ヽ」

と、というか、ウサギって、鳴くの??

「分からないなぁ。ごめんね」と、素直に謝る私。

でも、3歳の息子は、諦めません!!

というか、納得してくれません。

「教えてよー!教えてよー!教えてよー!」

うぅぅ(⁠╥⁠﹏⁠╥⁠)

そして、、、

息子からの質問攻めに耐えきれなくなった私は
ついに、、、こんなことを、呟いてしまいました。

「ピョンピョンピョン、、、じゃないかな??」

「ピョンピョンピョン!ウサギさん、ピョンピョンピョンって、鳴くの!?🩷」

私からようやく答えを聞き出した息子は、嬉しそうに、「ウサギさんって、ピョンピョンピョンって鳴くんだよー」と、夫にも教えてあげていました✨️

「ウサギさん、ピョンピョンピョンって、鳴くのかー。そうかぁ!!」と、夫も楽しそうにしています

そして、テレビ画面では、息子のお気に入りの曲が流れ、保育園で習ったダンスを披露する我が子🩷

ピョンピョンピョンで、よかったのか??

絶対、違うけど。。。

と、少しモヤモヤな私

でも、なんだか楽しそうだから、よしとしよう、、、と、時の流れに身を任せようとしていたところ、急に、絶好のチャンスが訪れました

なんと、ひょんなことから、市川動植物園に行くことになったのです

ホームページで確認すると
ウサギもいることが分かりました!!

これは「鳴き声チャンス!!」と、私の心が、ピョンピョンピョンと、飛び跳ねまくっていました。

息子もウサギに会えることを
とても楽しみにしていました✨️

そして、当日、まずは、一番楽しみにしていたミニ鉄道に乗車した私たち。

ウサギは?

あとで探します。まずは、ミニ鉄道です!!

(ちなみに、そのときの反省文はこちらです。青いお空です)

(話が脱線してしまい、すみません)

そして、、、
ミニ鉄道の午前中の最後の便に無事に乗ることができた私たちは、ようやく、ウサギを探し始めます

ところが、、、

ウサギが見つからない(> <)

なぜー??

これは、もしかしたら、私たちのリサーチ不足の可能性もありますが、なぜか、ほかの動物も、お留守のことが多かったんです💦

見当違いな推測かもしれませんが、お昼時であったため、動物たちも、昼食や休憩の時間だったのかもしれません

「ウサギさん、いないねー💦」

普通のウサギ好きなら、ここで諦めて、次の機会を待つのかもしれません。

でも、私は、なんとしても、ウサギの鳴き声を知りたくなっていました。

そして、そんなとき、なんと、かわいらしい女性の飼育員さんが、私たち親子の会話に混ざってきてくれるという幸せな出来事が起きました。

それは、猿の一種の、多分、ナントカザル??の前を通ったときのことです。
(ナントカザルではなく、ナントカドリだったかもしれません。ウサギのことで頭がいっぱいで、記憶があやふやで、ごめんなさい。「ナントカザルの前を通ったとき」として、話を進めます🙇)

私たち親子が、ウサギを探しつつ、ナントカザルの前を通ったとき、その幸運は、やってきました。

ナントカザルの年齢を示す看板をふと見ると、その動物が、私よりも年上だったんです。

「えー!この子、私よりもお姉さんだよ」と、私が夫と息子に話しかけると、、、

「この子は、こう見えておばあちゃんなんだよー」

と、飼育員のお姉さんが、私たち親子に声をかけてくれたのです!

「鳴き声チャンスかもしれない!!」

飼育員のお姉さんの話が終わった後、私は、勇気を出して、質問してみました。

「あ、あの、ここに、ウサギもいると思うんですけど、ウサギって、なんて鳴くんですか??」

飼育員のお姉さんは、猿ではなく、ウサギのことを急に聞かれたためか、少し戸惑ったような表情を一瞬見せましたが、そのあと、ずっと、私が知りたかったことを、かわいらしいモノマネで教えてくれました。

「ウサギはね、ほとんど鳴かないんだけど、たまに、鳴いてるときは、どんな感じだったかな? こんな感じだったと思う」

「キュー」

飼育員のお姉さんは、前置きをしたあと、甲高い声で「キュー」と、口をすぼめて言いました。

「キュー!!ウサギの鳴き声は、キュー」

やっと真実にたどり着いた私は、「ありがとうございます」なんて言葉では足りなくいないの感謝と、尊敬を、飼育員のお姉さんに抱き、もしかしたら、息子以上に興奮していたかもしれません。

そして、この日以来、息子も、私も、ウサギの鳴き声を「ピョンピョンピョン」と言うことはなくなりました。

息子は「ウサギさんはね『キュー』って鳴くんだよ」と、嬉しそうに教えてくれるようになりました。

どことなく飼育員のお姉さんの話し方に似ている息子の「キュー」に才能とセンスを感じています

素敵な飼育員のお姉さんと巡りあうことができて、我が家は幸運でした✨️
飼育員のお姉さんには、感謝の気持でいっぱいです

遠くないうちに、次こそは、本物のウサギも、息子に見せてあげたいです (⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

そして、本当に「キュー」と鳴くところを、実際に聞くことができたらいいなぁ、、、と、レアな場面に遭遇することを、心のどこかで期待して、私もワクワクしています✨️

最後まで読んでくださり
ありがとうございました🍀

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