映画 キノ・ライカ〜小さな町の映画館
何かの雑誌で存在は知っていて、行ってみたいなぁ、と思っていたところでのこの映画。見に行ってみるか、でお正月2日に行ってきました。
町に住んでいる色んな人が出てきて、映画館が出来ることへの思いや何やらをお話ししている。といった印象でしょうか。
正直、パンフレットを買ってよかったな、って思います。
関係性がわかんない。
まぁ町に住んでる人たちがあれこれお話ししてるなぁ、と思いつつ。
双子のミュージシャンがとても気になったけれど名前分からず。それもパンフレットに載ってました。
てか、上映前にパンフレット読めばよかったなぁ。
正直まとまりきってない感が強かったですが、でも小さな町に映画館を作るという意義。文化施設ですよね。
自分が住む街にも前は映画館があったのに、建替の話が進む中、閉館。
何だろうなぁ、映画館って、いろんなそういう文化の情報が集まる場所でもあると思うんですよね。
映画館に置いてあるチラシがきっかけで行こうと思った場所とか。
その先でまた別のものに出会ったり。
もちろん、今の家で映画見て、自分の興味のある情報だけを目に入れて、っていうのも否定するつもりはないんですが、なんだろう、、、その周りに付随するものがないっていうのかな。
あるだけで文化的情報が集まってくる場所ってとても大事だと思うんです。
まぁ公民館とかそうであるといえばそうなのかもしれないけれど、置くチラシが限られるというか。
で、こういうチェーン?でない映画館の良さもまたあって。
もうこの街にはそんな映画館はできないだろうな、無駄に地代もブランド
?がついてか高過ぎるし。
ということは、この街には文化がもう生まれないんだな、殺してく一方なんだなぁ、という悲哀にも似た感情。
だから、ある意味羨ましいな、という思いもあります。
文化を発信する場所が街にあるって。
どんな人でも触れて、感情を逃す場所にもなり得るのに。
貧しくなっていく感性に、映画の中では日本のことにも触れてますが、うーん、どうだろう、どんどんそれも失われていってる変わっていってるしな、と思いつつも。
篠原さんの歌声は確かに静かに響きました。
いろんな思いを感じつつ。
この町を訪れてみたいな、とも思いつつ。
自分が住む街は、を考えるきっかけにもなった映画でした。
ちょっとシンミリ。
しつつの。
年が明けましたね。
明けましておめでとうございます。
そんな中の仕事始めな人が多い中、の、大阪は雨。
ですが。
まぁぼちぼち今年も色々観つつ読みつつ。
ぼちぼち本屋も絵も頑張っていこうと思っています◎
皆様にとって良き一年になりますように。