子どもの習い事、何歳から何をする?2021年最新事情
子どもに習い事をさせる家庭は多いですよね。よそはよそ、うちはうちだと思っていても、みんなの習い事事情はやっぱり気になるものです。
そこで今回は人気の習い事や始める年齢について紹介し、我が家の実例もあわせてお伝えします。コロナ禍ならではの変化も含め、参考にしていただけると嬉しいです。
<このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です>
今、人気の習い事とは?
クロスウェブ社が実施したアンケート調査(2021年6月~7月)によると、「子どもに何の習い事をさせていますか?」の回答として以下の結果が出ています。
1位:水泳(178)
2位:ピアノ(105)
3位:英会話スクール(97)
4位:習字(63)
5位:サッカー(52)
6位:体操(47)
6位:学習塾(47)
8位:公文(39)
9位:ダンス(33)
10位:そろばん(24)
※0歳~小学6年生の子どもが対象
ダントツの1位は水泳、そのほかサッカーや体操、ダンスがTOP10に入り、スポーツ系の習い事が人気であることが分かります。また、ピアノや英会話を習っている子が多いようです。
また、日本生命が実施したアンケート調査(2021年4月)では、次のような結果になっていました。
<男性>
1位:学習塾
2位:水泳
3位:英会話
4位:サッカー・フットサル
5位:音楽
<女性>
1位:学習塾
2位:音楽
3位:水泳
4位:英会話
5位:書道
※大学生以下の子どもが対象
こちらは対象年齢が広がったこともあり、男女で学習塾が1位。しかし先ほどの調査と同様、水泳や英会話、音楽が男女ともにTOP5入りしています。人気の習い事はこのあたりだと言えそうですね。
ちなみに最近では、コロナ禍の影響でオンラインでの習い事に人気が集まっているようです(参考:イー・ラーニング研究所調べ)。絵画やプログラミングなど、接触機会が少ない習い事への関心も見られます。
何歳から習い事を始める?
習い事を始める年齢として、一般的には「3歳から」と言われることが多いようです。幼稚園や保育園に入る頃から、と捉えていいでしょう。
この年齢の子どもは、ママから離れて一人でできることも多くなり、集団行動にも慣れていく頃。何かを学ぶにしてもある程度分かってきますし、体力もついてきます。さらに、イヤイヤ期が落ち着く頃でもあります。
加えて、幼稚園や保育園の中で習い事(課外教室)ができるケースも多くあります。入園をきっかけに習い事を始めたという子も多いのではないでしょうか。我が子もまさにその一人です。
ただし、一概に「習い事は3歳から」とは言えません。なぜなら、習いごとによって適した年齢があるからです。例えば、ベビースイミングは0歳からOK、英語やピアノは早い方が習得しやすいと言われます。一方、そろばんやプログラミングはある程度大きくなってからですよね。
「○歳になったら何か始めよう」というよりも、どんなことを習わせたいかを先に考え、その子の発達に合わせて適切な時期を見極めるのがよさそうです。ここを失敗してしまうと、逆に苦手意識を持ちかねません。
習い事をする上で大切なこと
さて、習い事をする上で大切にしたいことが大きく2つあります。
★無理をしない
1つ目は、お金も時間も「無理をしない」ことです。習い事の月謝や諸費用は、家計の負担となる大きな要因。1つ2つ…と習い事の数が増えていくと、あっという間に数万円。毎月の支払いに無理がないか?見合った価値があるのか?は常に確認しましょう。
また、幼稚園・保育園以外の場所に通うなら、送迎が負担にならないかどうかも重要です。特に共働きの場合は時間が限られ、何かと習い事への対応が難しいですよね。送迎や準備など、親子で無理のないスケジュールを組んでください。
余談ですが、以前、週8(!)で習い事をさせているケースを聞いたことがあります(毎日1つ+土曜にもう1つ)。教育意識の高い都内某区の話ですが、さすがに驚きました。考え方は様々ですが、色々な意味でちょっと心配になったのが本音です。
★子どもの「やりたい」を大切に
習い事に通うのは子どもであり、親ではありません。子ども自身の「やりたい」を大切にすることが大前提です。小さいうちは本人もよく分からないかもしれませんが、多くの習い事では体験・見学の機会を設けているので、積極的に参加して反応を見るといいでしょう。
習い事には親の「こう育ってほしい」という思いや目的が込められます。それ自体はいいことですが、やはり子ども自身の気持ちが最優先ではないでしょうか。そうでなければ、子どものストレスにもなり得ますし、結局なかなか上達・習得しにくいからです。
我が家の場合
うちには小学1年生の娘がいますが、これまでいくつかの習い事を経験してきました。
▼バレエ(年少・秋~年長・秋)
▼美術(年長・夏~継続中)
▼水泳(年長・秋~年長・冬)
▼学研(年長・冬~小1・春)
これらはどれも、娘自身が「やりたい」と言い出したものです。私としては英語やピアノもどうかな?と思いましたが、英語は特に興味なし、ピアノは体験時に先生との相性がイマイチでやめました。幼稚園時代から今も続いているのは、美術教室のみです。
そして最近、新たにプログラミング教室に通うことにしました。2020年の小学校プログラミング必修化に伴い、習い事としての注目度も上がっていますよね。実は幼稚園の頃に一度体験に行ったものの時間帯が合わず、ようやく今スタートできました。
幼少期の習い事では「続けられる自分」という自己肯定感の獲得も大切だそうです。だからこそ、楽しんで続けられるものを自分で選び、得られるものがあるといいなと思っています。
さいごに
今回は子どもの習い事について紹介しました。人気の習い事としては水泳や英会話、ピアノあたりが根強く、年齢が上がってくると学習塾に通う子が多いようです。
とはいえ、子どもによって合う習い事、始め時は異なります。我が子が前向きに取り組める習い事を選び、豊かな経験を通じて成長につなげたいものですね。
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