![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/17109599/rectangle_large_type_2_2b2e603c75fed89d712030bc674a7758.png?width=1200)
日本橋の誠品生活・コレド室町テラスに行ってきた!レポと感想
台湾発・日本初上陸の「誠品生活 日本橋」に、金曜日ようやく行ってきた。今年9月にオープンした「コレド室町テラス」の目玉となるセレクトショップである。
「タピる」が流行語大賞トップ10入りしたように、このところ何かと台湾ブーム。それに、誠品生活は“世界で最もクールな百貨店”と評されていることもあって、一度早めに見ておきたかった。
誠品生活日本橋(セイヒンセイカツニホンバシ)
台湾発!暮らしと読書を繋ぐ文化発信の拠点「誠品生活」日本1号店
「Books, and Everything in Between(本とくらしの間に)」がコンセプトの「誠品生活」。その感性で、日本橋の歴史、人々の暮らしの中で受け継がれてきたカルチャーを編集し、台湾発の「くらしと読書のカルチャー カルチャーワンダーランド」として創造的に多彩な文化情報を発信する。フロアは書籍ゾーン、文具・雑貨ゾーン、体験型の物販・ワークショップゾーン、そしてレストラン・食物販ゾーンで構成され、約50の台湾ブランドや、日本の厳選アイテム・フードが揃う。
(コレド室町テラス公式サイトより)
今日は、その様子をレポとして簡単にまとめてみようと思う。
三越前駅・新日本橋駅直結のコレド室町テラス。訪れたのはオープン間もない10時過ぎ頃。平日ということもあって、まだそれほど混みあっていなかった。
コレド室町はほかにも1・2・3があり、ここはテラスと言うだけあって、テラス空間が特徴。しかもかなり広くて開放的。クリスマスシーズンのため、ツリーがいくつか飾られていた。
ちょっと寒いけど、赤ちゃん連れのお母さんがテラス席に座って休憩していた様子。ここなら多少うるさくしても大丈夫そう。
そして1Fフロアで目を引いたのが「日本百貨店」。日本百貨店は東京駅ほかいくつか店舗がある中、ここが総本店にあたるらしい。“日本全国からモノづくりにこだわった職人の手による商品を集めて”いるお店とのこと。
私が訪れた時は、1Fフロアで最も多くの人で賑わっていた。
「香り墨」なんて伝統工芸品、知らなかったー!こういう発見があるのもおもしろい。手に取るとわりと軽く、ほのかにいい香りがした。パッケージもおしゃれ。
い草のブックカバーや、可愛いポストカードも。
ほかにも、全国各地の名産品や、ファッション、食器類などが幅広くラインナップ。今回はワークショップも開催されていた。ご当地ショップ好きな人も、あまり興味がない人も、結構ワクワクする空間だと思う。
そして2Fフロアに上がると、今回お目当ての「誠品生活」!わーい。エスカレーターのぼってすぐ、もうセンスが感じられる…!
2Fフロア全体が誠品生活になっていて、ロの字状態にお店が並んでいる感じ。あまり考えずにふら~っと通路を歩いているだけで、まんべんなく全部のお店が見られるのがいい。
フロア全体と言っても、それほど広すぎず、コンパクトな中にギュッと詰まっている印象。そのため、ひととおり見ても疲れないし、時間もさほどかからなかった。
(コレド室町公式サイト・フロアマップより)
誠品生活 日本橋は、この通路の真ん中に配置されたショースペース?が特徴的。選りすぐりのアイテムたちが並べられていて、すべて魅力的に見える…!台湾ブランドも日本ブランドも、どちらもセレクトしてあった。
私は仕事の関係で、東京ビッグサイトで開催されるような展示会(インテリア ライフスタイル、雑貨EXPOなど)に行くことがあるけれど、まるでその展示会の一部みたいな印象を受けた。
つまり、今最も見るべき上質なものが一同に集っている…といった感じ。もっとざっくり言うと、全部おしゃれで素敵!ということ。
環境配慮型というシャンプーも魅力的。なんたって、色や質感、香りを試すためにシャンパングラスを使っている…!このブランド、どこでもこの見せ方をしているのかな。勉強になる。
もちろん、台湾工芸っぽいアイテムも。
こんなのもあった。だるまのアイテムは、ちらほら見かけたかな。日本的なアイテムだし、お土産として手に取りやすい。
伝統的なアイテムを現代風にリデザインされたものや、今の時代に求められているような環境配慮型、暮らしを少し上質にしてくれるようなアート的要素、などなど。個人的には、「香り」のアイテムが結構多いなーと感じた。
幅広いアイテムが取り揃えられているので、ギフトを選ぶのにもすごくよさそう。人とかぶらず、センスのよい贈り物ができることは間違いない。
しかも、高級路線というわけではないのがいい。高いものもあれば、数百円で買えるようなお手頃なものも多く、「ちょっと買っていこう」と手に取りやすいのもいいところ。
そして、誠品生活 日本橋の中心となるのが書籍ゾーン「誠品書店」。ロの字を曲がったら、圧巻!という感じで、中央スペースにはずらーっと平積みの本たち。横を歩くだけでもつい手に取りたくなる。
この日もやっぱり多くの人たちがこの書籍ゾーンに集まっていた。幅広いジャンルからセレクトしてあり、子ども向けの絵本や洋書も。
日本橋らしい“のれん”の奥には、さらにたくさんの本が揃う。約30mの長さを誇る「文学回廊」コーナーもあったり、座席もあったり。本好きにはたまらない空間なのではと思う。
そしてこちらは関東初出店となる、台湾の天然コスメ「阿原(YUAN)」。店員さんに聞いたところ、ヨモギソープやハトムギ+リョクトウソープが一番人気とのこと。
ほかにも、日本初の香水ブランド「P. Seven 茶香水」が良かった。お茶から作った香水というのが面白く、合成香料っぽくない自然の香りがいい感じ。汗をかいても変なニオイにならないそう。日本限定の香りは、結構ほわぁ~んとした甘い香りが続いた(手首につけてもらった)。
あとは、台湾発の漢方コスメ「デイリリー(DAYLILY)」も日本初らしいけど、ぱっと見よく分からなくて、入るのを後回しにしてしまった…。今度行ったら見てみよう。
それから、ものづくり体験ができるワークショップがあるのも面白い。
吹きガラスやアクセサリーづくり。この日は時間帯も早かったせいか、まだ空席があるようだった。工房!という感じでかなり本格的な雰囲気。コト体験ができるので、訪日観光客にもよさそう。
…そんなこんなで、ひととおり誠品生活のフロアを満喫し、1Fに下りてランチをとることに。
この日食べたのは、「Gino Sorbillo Artista Pizza Napoletana(ジーノ・ソルビッロ・アーティスタ・ピッツァ・ナポリターナ)」!創業80年以上の歴史を持つナポリのピッツェリアらしく、こちらも日本初上陸のお店。
…?え?台湾グルメじゃないのかって?
確かに、2Fの誠品生活フロアには、台湾料理店やカフェがあってそちらも素敵だなと思ったけど… だって、ピザが大好きなんだもの。行列嫌いのイタリア人が並んででも食べたいというこのお店。ピザ好きにはたまらないじゃないか…!
私が頼んだのは「アンティカ マルゲリータ」。運ばれてきてびっくり、お、大きい…!ピザハットでいうM~Lサイズの間ぐらい?
女一人で食べられるかなと思ったら、周りを見渡したら女一人で来ている人は私ぐらいだった。Oh…
お味は、生地が美味しい~!やわらかく、耳の部分はもちもち。耳だけでもほどよい塩気と香ばしさで美味しい。真ん中の方は薄くて手で持てないので、フォークとナイフで食べ進めた。小麦感もあって、結構おなかにたまる。
このぐらいまで来ると、かなりお腹がいっぱいに…。隣の男性はぺろりと食べて先に帰って行ったけど、やっぱり女一人には結構ボリュームがある。と言いながら、このあと頑張って完食しました。
ソースは割とベーシックなマルゲリータかな、という印象。奇をてらうことなく、万人受けするような、安心して食べられるような美味しさ。ピザ好きの方は一度食べる価値ありだと思う。
以上、誠品生活&コレド室町テラスについて、個人的な好みに偏りつつ紹介してみた。少しでも興味の湧いた方は、一度ぜひ。
最後までお読みいただきありがとうございます。
それでは、また。
いいなと思ったら応援しよう!
![ちゃき|田原未沙記](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63311604/profile_e3d58a603bce11401b1427e35e84e9c3.png?width=600&crop=1:1,smart)