Game Report B3リーグ アースフレンズ東京Z vs 香川ファイブアローズ
2024/1/28 15:00 Tip off アースフレンズ東京Z vs 香川ファイブアローズ
B3リーグレギュラーシーズン第16節GAME2。先日行われたGAME1は13点差でホームのアースフレンズ東京Zが勝利した。東京Zは15勝16敗で18チーム中9位をキープ、香川ファイブアローズは22勝7敗で3位と順位を1つ落とした。上位をキープするために連敗を避けたい香川は白星を勝ち取ることができるか。
第1クォーター、序盤、積極的に外角シュートを狙う東京Zは#3ファイの3Pシュート、#4ランプキンのプルアップなどでスコアを動かす。対する香川は、#19ママドゥの3Pシュートや#25ムッサのプットバック、さらに#88木村の3Pシュートなどでスタートダッシュに成功し、リードを得る。
中盤、#8モーアの3Pシュートが決まり勢いに乗りたい東京Zだが、香川は#88木村が3Pシュートを決め返すと、#2ストックマンJrが続き残り4分を切ったところでリードを9点に。タイムアウトで立て直しを図る東京Zだが、なかなかスコアできない時間が続く。終盤、互いに得点が止まり我慢の時間となるが、香川は#24イバンのフリースローやセカンドチャンスから#16松井が押し込み、10-22。香川のリードで第1クォーターを終える。
第2クォーター、開始早々に香川は#8末廣と#93上良が立て続けに3Pシュートを決め、リードを一気に18点に。2つ目のタイムアウトで流れを切った東京Zは、ゾーンディフェンスを敷く香川に対して早い展開に持ち込み、#4ランプキンを起点にスコアしていく。しかし香川は#25ムッサのドライブや豪快なダンクなどで攻撃の手を緩めず点差は20点台に。中盤以降、リングに嫌われる東京Zに対し、香川は#24イバンの連続得点でリードを伸ばしていく。終盤、巧みなボールムーブから#4ランプキンがバスケットカウントをねじ込みなんとか食らいつき、26-47。香川が21点と大きくリードを奪い試合を折り返す。
第3クォーター、香川はゾーンディフェンスを敷く東京Zに対し、#25ムッサの合わせでスコアするも、その後ターンオーバーを連発し開始3分半は2得点のみに抑えられる。対する東京Zは#1パーカーの3Pシュートを皮切りに、トランジションから#4ランプキンがバスケットカウントをねじ込むと、#22近藤が3Pシュートで続き一時点差を14点に。しかし中盤、香川はブレイクから#25ムッサと#24イバンの3Pシュートが決まり再びリードを広げる。その後東京Zは#1パーカーがペイントアタックから連続得点をすると、アシストでも魅せじわじわと点差を詰め、残り2分でついに10点差まで追い上げる。たまらずタイムアウトを要求した香川は、#0ランダルの個人技でスコアするが、終盤も東京Zの勢いは止まらず、#4ランプキンに加え#13請田が3Pシュートを射抜くと、#3ファイのバスケットカウントと畳み掛け、57-61。東京Zが猛追を見せ、わずか4点差で最終クォーターへ。
第4クォーター、序盤、香川は#19ママドゥと#16松井の3Pシュートが決まると、#25ムッサのダンクでコンスタントに加点していく。対する東京Zも#8モーアと#13請田の3Pシュート、さらに#4ランプキンのポストプレーで応戦し点を奪い合う展開が続く。中盤激しいラリーが続く中、香川は#19ママドゥと#2ストックマンJrが3Pシュートを沈める。対する東京Zは#8モーアや#13請田のドライブで応戦し一進一退の攻防が続くが香川がわずかにリードを広げる。終盤、香川は#19ママドゥが5本目の3Pシュートを決めるが、東京Z#8モーアもすぐさま決め返し点差は動かない。残り1分半を切ったところで香川が7点をリードする展開となるが、最後はファウルゲームとなり、82-90。香川がなんとか逃げ切りGAME2を勝利した。
なんとか前半に得たリードを守り抜き連敗を免れた香川は、戦績を23勝7敗とした。スコアリーダーは18得点を挙げた#25ムッサ・ダマ。10リバウンドを記録しダブルダブルの活躍を見せた。これに5本の3Pシュートを含む16得点の#19フォファナママドゥが続き、#2ケドリック・ストックマン・ジュニアと#24イバン・ラベネルが14得点と2桁得点を挙げた。
GAME1に勝利した東京Zだが、今節を連勝とはならず戦績を15勝17敗とした。スコアリーダーは、28得点を挙げた#4ジェイコブ・ランプキン。これに#13請田祐哉と#1キャメロン・パーカーが15得点で続いた。
■試合結果
香川ファイブアローズ 90-82 アースフレンズ東京Z
香川|22|25|14|25|=90
東京Z|10|16|31|29|=82