漢方の考え 『いわゆる”気象病”は漢方で改善できる』
気象病の原因は「水滞」「水毒」という水分代謝が悪くなること
台風が日本列島に停滞しているせいで、気圧の変化、湿度の高さから、「気象病」といわれる症状に悩まされているかたもいらっしゃると思います。
頭痛・吐き気、下痢、めまい、むくみ、倦怠感、膝が痛くなる、尿漏れがひどくなる 等 人によって様々な症状が現れます。
水分代謝を正常にする漢方薬
お天気がくずれると、上記のように、頭痛・吐き気、下痢、めまい、むくみ、倦怠感、膝が痛くなる、尿漏れがひどくなる 等の症状が出る方は一度『水分代謝を正常に調整する漢方薬』を試してみても良いかもしれません。グループ分けとしては「利水の漢方薬」です。
症状の度合い、その方の体質によって、利水の漢方薬はたくさんありますが、ここでは代表的なものを簡単に紹介します。
①五苓散 体質にかかわらず広い方々に効果効能があります。
使われている生薬:沢瀉、茯苓、猪苓、白朮、桂皮
めまいが強い方には
②苓桂朮甘湯
使われている生薬:茯苓、桂皮、白朮、甘草
あるいは
③半夏白朮天麻湯
使われている生薬:半夏、白朮、蒼朮、陳皮、茯苓、麦芽、天麻、生姜、
神麹、黄耆、人参、沢瀉、黄柏、乾姜
代謝をサポートする薬膳茶
漢方薬を飲む前に、日ごろから、水分代謝、排泄のサポートをしてくれる
食品を取っているとわずらわしい症状、病気の予防になります。
そこでおすすめするのが、イチョウ葉を中心に排泄を意識した薬膳茶ブレンド
一葉のひらめき
使われている茶葉:イチョウ葉、ビワ葉、スギナ、ヤーコン葉、決明子
苦みのあるお茶です。
苦みは体内の余分なものを排泄する作用があります。
漢方の考えでは、多くの不調は、身体に余分なものを抱えてしまう、排泄能力の衰えからきているといえます。
漢方の考えを知って、是非毎日の元気に役立ててください♪
漢方薬を選ぶ際は、専門の方に相談してくださいね。弊社でも漢方相談を行っていますので、お気軽にご連絡ください。
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