
群馬ぶらり③|芸術に刺激され、風景と温泉に癒される
9/16〜19の4日間で巡った群馬旅
前半の芸術鑑賞と温泉の続き🙌
前記事はこちら✏️
芸術鑑賞の続きと沢渡温泉に1泊
だんだんと見るもの全てが
芸術と感じ始めました😁
9/17|芸術鑑賞と気になる場所
今回群馬県中之条町を訪れたのは
2年ぶりに開催された芸術祭
中之条ビエンナーレ鑑賞のため✨

1日目(9/16)は市街地と四万温泉
伊参エリアを巡り、沢渡温泉泊
2日目(9/17)は沢渡温泉エリアを
散策したとこまで前記事で書きました
今回はその続きから
中之条ビエンナーレとは
2年に1度、中之条町で開催される
国際現代芸術祭で9回目の開催
現在開催中で会期は10月9日まで
関西からやと遠方ではあるけど
初めて訪問した時に魅力を感じ
今回で4回目の訪問でした🌱
自然の多い山間部の町全体に
芸術作品が点在しているので
作品を求めて巡ってるうちに
その場の空気や風景に癒され始め
心を持っていかれるような…
目的が変わってくる感覚になる
それは今回に限ったことではなく
毎回後半はいつもこんな気持ちに🤗
そういうとこも含め魅力的なのかもな♪
以下、エリアごとに気になる作品と
展示場所、風景などをまとめてみます
🎨伊参エリア|旧五反田学校
宿のある沢渡温泉エリアを
巡り終えて前日途中だった
伊参エリアを再び訪れました

1909年に建てられ町指定重要文化財。木造平屋建ての建物は1969年まで小学校として使われ、今は地域の人々の憩いの場となっている。
この芸術祭では展示会場に
旧校舎が使われることが多いが
その中でも五反田学校は魅力的


何が魅力的かと言われると全て✨
だと言っても過言ではない空間美
地域の方々が大切に守ってきたんやろなと
想像をしてしまいさらに好きになる😁

月日が流れ散り散りになった景色を見つけて紙に留める。
壁に貼られた薄紙の所々に
葉のようなものが描かれてた
それが景色だとすると
この紙は島々か大陸かなのかな…
説明が少ない分、想像が膨らむ作品😆

私たちは自らの傷を衣服のうちに覆い隠し、もしくは美しく装飾し、あるいは剥き出しにして生きています。これらのガラスの衣服は、金色の傷(金継ぎ)があることで、その姿を留めています。
(中略)この世界は「そうではなかった人生」にあふれていますが、それでもなお抱えてきたこの傷と共に、ただあるがままにそこに「在る」ことの奇跡について考えたい。
心や体の傷は隠したいが
それが在ることで今がある
そんなメッセージ性のある作品👍

作品が展示される教室から見える
外の風景もまるで絵画のようでした
次の会場へ向かう途中に
道の駅たけやまに立ち寄りました

裏手にそびえるのは
中之条のシンボル嵩山
登山道があり登れるらしく
次は登ろうと毎回登れてない山
そして今回も見上げるだけでした😓

何かのついでで来るんやなく
次は嵩山に登る目的で来よう♪
🎨伊参エリア|イサマムラ
このエリア最後に訪れたのは
伊参芸術文化想像施設イサマムラ

2013年まで小学校だったため
比較的新しい建物で味気ない😖
(旧五反田学校の後やと特に…)
このエリアの中心施設とあって
移動販売車も出店して賑わってた
まさに祭りの会場って感じ

校庭のテント内にある作品で
内部には一際目を引くデコトラ
その周囲を取り巻くいろんなもの
なんかよく分からんけどかっこいい
って思えるのは一部の人だけかも…
同じ空間で鑑賞してた家族連れ
お父さんだけが大興奮して
奥さんポカン、子供は怖がる😆
それも含めて面白かった🌱

竹の柔軟性と強度を生かし、独自のアーチ形状をつくりだすことで、美しさと機能性を兼ね備えた建築を実現します。
最近木造建築が再注目されてるけど
竹の建築ってあまり見かけない…
成長も早く強度も柔軟性もあるので
今後は増えてくるのかもと期待😁

階段にも作品が展示されてたけど
色分けした階段とこの空間自体が
芸術に感じてしまい撮った写真🙌
イサマムラを一通り鑑賞し
市街地エリアでグッズ物色してから
町の西側にある六合エリアへ向かう🚗
八ッ場ダム
六合へ向かう途中に
前から気になってた場所へ
立ち寄ってみました

ダム建設で町の水没することによる
反対運動はここだけの話やないけど
比較的新しいからか印象深いダムで
近くに来る機会は多かったのに
ちゃんと訪問したのは今回が初でした
総事業費は日本のダム史上最高額
約5320億円で計画から68年要した

長野原町の吾妻川中流部を堰止め
吾妻渓谷の一部や川湯温泉街も水没…
ダムの必要性も分かるけど
景勝地や昔からの町が沈むのは
住民やなくても反対したくなる
どうすることもできないと感じつつも
当時はニュース見てもどかしかったな😖


堤高さは116mもあるそうで
吾妻渓谷のV字谷を望めました

堤の内部にはエレベーターがあり
降れることを現地で知りました😆


汗ばむ暑さやったので
ミストが気持ちよかった🙌
なんやかんやで楽しみましたが
資料館もエレベーターも無料✨
悲しい過去はあるものの
駐車場脇には土産物や飲食店もあり
ダム自体が観光地として賑わってました
🎨六合エリア
八ッ場ダムのある長野原町経由で
再び中之条町の芸術祭エリアへ
時間あるからと軽く寄り道したら
1時間近く滞在してしまい
鑑賞時間が残り2時間になってしまった💦
(前日と同じ状況…)

美しい風景を背景に
無数の風鈴がコロコロと鳴り響く
目も耳も癒される作品でした

作品が点在する六合の赤岩集落は
群馬県初の重要伝統的建造物群保存地区に
指定されているそうで独特な街並みでした

幕末から昭和30年代に
養蚕農家として建てられたものが多く
外壁よりも前に張り出した出梁造り
軒桁を大きく張り出した船外出し造り
が大きな特徴となっている

作品の案内板に従って訪れても
一瞬どこにあるか分からなかった
左側が作品、右側が東堂と呼ばれる
この地域の祈りの場らしい

生活感の漂う民家の玄関土間に
展示された作品を部屋から眺める

上の作品が展示されるのは
表札あり、ポストあり、生活感あり…
どう見ても現役の民家の中🤣
案内あっても入るの緊張しました



畦道の先にある小さな観音堂
その中に優しい表情を浮かべる
…どなたですか🤗?

一つ一つの作品が集落に点在し
向かう道それぞれに特徴がある
芸術作品をもとめ歩いてるはずが
いつのまにか作品までの道のりを
楽しみ始めてると感じてくる🌱

森の中にある鏡でできた鳥居
現地ではすぐに見つからず…
目線を上げてようやく発見🙌
宝探しな要素も出てきた

鳥居作品付近からの風景
高台にある集落の山の手からは
周囲の山々も望める美しい風景が…
作者の方には失礼やけど
こっちの方が芸術作品に見えた🙏
現代アートは難しいものが多く
理解できれば面白いとは思うけど
何も考えなくても心が揺さぶられる
風景画、風景写真の方が良いなという
正直な感情が沸き起こってしまった🤗

作品を鑑賞しながら端まで歩き
帰りは町並みや風景見ながら戻る
古い建物や火の見櫓もある町
中之条町六合は
日本で最も美しい村連合に加盟
そのことは、あとで知りましたが
実際に歩いて感じた美しさは
間違いなかったんやな😁
集落以外にも自然の美しい場所も
あるようなので風景目的で訪れたい🌱
今回の芸術祭鑑賞は六合で終わり
一部見れてないエリアもあるけど
ほぼ鑑賞できたので心残りはなし🙌
鳩ノ湯温泉 三鳩樓
この日の宿は中之条町を離れて
東吾妻町にある浅間隠温泉郷の一つ
鳩ノ湯温泉の秘湯三鳩樓へ

芸術祭の流れで宿泊するので
感性を擽ってくれそうな宿へ🙌

フロントではなく帳場で
縦書きの帳簿に名前と住所を…
番地どう書こうか悩みました💦
明治初期に建てられた
木造入母屋造の建物だそうです


窓の外を流れる川の音と
涼しい風が吹き込んで快適🌱

内湯と露天が男女別であるが
内湯と露天は脱衣室が別々で
露天といっても開放感は少なめ…
てことで結局、内湯に長居しました

湯が冷めるのを防ぐ檜板を
入浴時にめくるのが伝統だとか…
檜板なので動かす度に香ってきて
入浴時にも香ってて癒されました
前日に比べて適温なので
念願ののんびり入浴も♨️これこれ♪



食事は夕朝食ともに
家庭料理の要素もある内容で
構えることなく美味しく満腹に😋
ちなみに芸術鑑賞してた2日間の
昼食について書いてませんが
省略したのではなく食べずでした…
厳密に言うと混雑を避けてたら
タイミング逃してしまったのが原因🤣
宿が夕食ありだったので
昼食抜いても大丈夫やろう♪
という気持ちもありました🍙

部屋にはトイレ、洗面なくて
少々不便ではあるものの
共同の洗面もレトロで良かった♪
特に朝は目に優しい風景🌱

快適すぎて長居したかったけど
この日も時間縛りが多かったので
9時頃に宿を出発しました
鳩ノ湯温泉 三鳩樓
場所|群馬県吾妻郡東吾妻町本宿3314
プラン|1泊2食付きおまかせ和室
料金|¥13,000
この記事で巡った場所

9月16、17日の2日間で
中之条ビエンナーレ2023を巡り
今年も来て良かったと思えたし
次回開催されるなら再訪したい🙌
芸術作品に刺激を受けて
自然の風景と温泉に癒され
3連休最終日となる18日は高崎へ
戻る予定やったけど1日延長して
群馬ぶらりの後半戦へ突入✊
18、19日は尾瀬へ向かいます
その内容はまた書きます🌱
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