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東海自然歩道_18|石山寺から太神山を経て紫香楽宮跡へ

今回は12月9日に歩いた
東海自然歩道の18回目について

今年中に20回まで行きたかったけど
残念ながら届かず2023年のラスト🌱

17回目の翌週ですが
前回は愛知だったので繋がりなし
また今回は大阪から奈良をへて
三重県に至った道の続きでもない🤗

公式サイトのマップ

大阪の箕面から東京の高尾山まで
近畿と中部でルートが2つある…
今回歩いたのは滋賀南部を横断し
三重県に至る別ルート🙌

現在、諸事情により
奈良からの三重ルートが詰んでるので
今のうちに滋賀を歩いてみました🌱

■これまでの軌跡

赤線:今回のルート|緑線:完歩済

※詳細地図は目次最後の今回のルートで🗺

東海自然歩道を歩く《18》

最近はスタート地点までが
ちょっとした旅行になってたけど
今回は滋賀県大津市内なので
比較的近いのが楽でした♪


起点は石山寺駅ですがその前に
途中下車して恒例モーニング

モーニング☕️|スシャール

降り立ったのは大阪からJRで
およそ50分の膳所ぜぜ
漢字が読みにくく書けない駅💦

駅前でありながら幹線道路沿い
塾の1階にある喫茶店でした

落ち着いた雰囲気の店内に
本棚には大量の漫画…
けどそれを隠すように野菜?
道の駅みたいな一角🤣

Aセット|500円

2種類のセットのうち
トーストのAを注文しました😋

スシャール
場所|滋賀県大津市竜が丘3-6
営業時間|8:00〜21:00(土日17:00)
定休日|月曜、火曜

食後は京阪線の膳所駅から
終点の石山寺を目指す🚃

今回の起点となる石山寺駅到着🙌
ここに来るのは今年3回目🤗


比叡山方面から南下してきて
石山寺まで歩いた4月29日

その続きで石山寺から山越えして
京都の宇治まで歩いた5月27日

今回は歩き始めは8回目と同じ道で
途中で別ルートに分岐します

瀬田川を渡る

石山寺駅は石山寺の最寄駅ですが
門前まではおよそ800mほど

前回と同じく門前だけ…
門の奥が鮮やかなので
のんびり拝観したかったけど
今回も泣く泣くスルーです🥺

2023年5月27日

前回通った時は新緑鮮やかで
この時も入りたい気持ちを抑えた

駅からおよそ1kmで分岐する
再び合流するのは50km以上先…

前回は直進方向やったけど
今回は左側へ向かいます

細い道に入る

分岐後はしばらく住宅街を抜けるが
右左折場所に標識が一切ない💦
…そう、これが滋賀スタイル

ここは斜め左へ

滋賀歩きの初回で苦労したので
2回目以降は諸々地図で確認し
Google My mapに書き込み
迷わないようにしてます🤣

瀬田川洗堰あらいぜき

琵琶湖から流れ出る唯一の天然河川
瀬田川の利水や治水が目的の堰

瀬田川の下流側

瀬田川は京都府に入ると宇治川になり
大阪府に入ると淀川になる川

滋賀県民がディスられた時に言う
"琵琶湖の水止めたる"ってのは
この堰を閉門するってことなんかな🙄
止めて困るんは滋賀県民やけど…

完全なる余談です

左岸には洗堰の歴史や機能などを
紹介する展示館もありました
(キャラクターがゆるい💧)

山間部の巨大構造物

瀬田川を渡ると市街地が途切れ
一気に田舎の風景になる

大戸川の土手道

遮るものない土手道歩いてると
不意に真新しい標識を発見…

手前から来たけど間違ってた?💦
洗堰は自然歩道やったから
大ずれしてないはずやけど🤔
標識少ないから仕方ない

天神川の土手道

全く景色の変わらない
大戸川の土手道を1km歩き
次は天神川の土手道を2km歩く

どちらも代り映えしないので
距離の割に長く感じられたけど
山が正面の天神川がマシでした🤗

12月に入った頃でも鮮やか
今年は遅かったんやな

山に近づいてくると同時に
のどかな風景には似合わない
ゴツい構造物と無数のクレーン…

向かう方向は構造物の向こう
通行止の標識無いので突き進む

近付くと見えてきた構造
緻密に組まれたアーチ状の足場

ここ新名神の天神川橋の工事現場で
アーチ状の橋になるそうですが…
完成イメージは予想外の形状✨

まさかの2層アーチ橋
か、かっこいい‼️

山間部に巨大構造物造ると
景観悪くなると言われるけど
優れたデザインならいいなって
個人的には感じます🌱

詳細な解説書いてる記事
興味ある方どうぞ

壁のような橋工事現場すぎると
山に囲まれた道でした

谷道から稜線の道へ

引き続き川沿い道ですが
森に入るとその感じはなく

舗装路は歩きやすい反面
足元が退屈なので落葉を蹴る🍂
(一人やといらんことする😆)

景色も目印もない道やけど
湖南こなんアルプスという山々があり
何ヶ所か登山口もあった
気になるけどこれはまた今度🌱

舗装路から山道へ

山道に入ると岩場が増えて
急な登りが連続してくる💦

歩いてきた天神川の谷と
奥には工事中の橋、市街地も…
急登で尾根に出ると景色が開ける

その後も急な登りが続き
予想外の暑さで汗が吹き出る
この日の敵はまさかの暑さでした💦

稜線に出ると道が緩くなり
祠やお地蔵様が増えてくる

太神山不動寺

この先にある太神山の直下にある
不動寺は山全体が信仰の対象らしい

山名、不動寺共に太神山という漢字を使うが、山は太神山たなかみやま、寺は太神山たいじんさんと読む。

泣不動尊

由来は表情が泣き顔だから…
なぜ泣き顔なのかは不明らしい

市街地には標識が少ないが
山の中には多く設置されてる

二尊門

不動寺の門を守護する石像の
表情と出で立ちに癒されました✨

左が制多迦童子せいたかどうじ、右が矜羯羅童子こんがらどうじ

本堂や山頂へ至る前の分岐
向かうのは左やったけど
ここは流石にパスできないので直進🙌

境内に入ってすぐに
いくつか建物があったので
これが本堂かと勘違い😓

祠がいくつかあり
長く急な階段を登ると

どーんと見えるはずが…
足場に覆われてるのが本堂

足場の隙間から覗くと
清水寺のような木組みが見える

屋根は葺替え中みたい

現在の本堂は室町時代に再建されたもので、桁行、梁間共に三間の大きさ、寄棟、檜皮葺、岩に寄りかかる舞台造りの特色を持ち、和様仏堂建築の典型的な形をとるものとして国の重要文化財となりました。

現地の看板

詳細を知ると益々見たくなるが
修繕工事が終わった後の方が
見る価値あると信じて…
楽しみに待つことにします😆

太神山の山頂は本堂裏手に
ひっそりとありました🙌
初めて聞いた山やったけど
不動寺が鎮座する山だけあって
関西百名山だそうです⛰

ただひたすらに・・

太神山、不動寺を引き返し
先ほど通った分岐まで戻る

急な砂利道で滑りながら…
左側のレールは工事用モノレールで
本堂脇まで続いてました

急坂が終わると林道になる

全行程中盤の不動寺が
今回のハイライトでした🤗
ということでこの先はまた
延々と似たような道を歩きます

歩き旅マガジンの通り
ただひたすらに…が似合う回

こんな道を3.5km約1時間
変わるといったら川が右か左か
または見えなくなるか…😆

舗装路に出ると登りになり
地味に多い車にビクつき歩く

三筋の滝

名所らしいけど崖すぎて
これ以上くだる勇気が出ず😓

左へ行くとMIHO MUSEUMミホミュージアム🎨
気になってた美術館
こんな山奥にあったとは🌱
(現在、冬季休館中)

標識に最終目的地である
紫香楽宮跡の文字発見🙌

舗装路より歩きにくなるけど
変化がある道なので楽しかった

楽しい山道は束の間で
またひたすらな林道になる😓

この辺りは足の疲れもあるけど
それ以上に気持ちとの戦い🙄

何も考えないように…と唱えるが
そう思おうとすると逆に
どれくらい進んだかな🙄と邪念が…
もっと精神力を鍛えなあかん

緩く峠越え
再びの山道を経て

西日が差し込む町に出た
時刻は16時をすぎ日没は近い💦

いろいろ疲れた状態で
ぼ〜っと歩いてた時に
前から来た地元のお婆ちゃんに
挨拶してもらってハッとする

3時間以上ぶり人に会った😁
そしてなんか癒された✨

紫香楽宮跡

集落を抜けて標識通り直進
あとは駅へ行くだけ♪

そう安心してしまってたとこで
まさかの上り階段に誘われる💦

そしてこの日一荒れた道へ…
日没間際やとなおさら焦る

しかも誘導しておいて
森の中には標識ないという😓
てことで少し彷徨った

紫香楽宮しがらきのみや跡(内裏野地区)

紫香楽宮跡は奈良時代に聖武天皇が営んだ古代遺跡群。かつて内裏野地区に宮殿跡などの中心施設があったとされていたが、現在では宮町地区にあった説が確実視されている。内裏野地区は寺院跡。

少し彷徨った森は内裏野地区の
紫香楽宮跡だったようです🌱

今度こそ駅を目指すだけですが
市街地に入り再び標識が消えたので
歴史の小径で向かうことにする

最終地点の駅に到着🙌

駅施設はホームと小さな屋根
あとは信楽焼の狸が2匹

列車は1時間に1本
乗り遅れたら危険なので
ウロウロせずホームで待機

30分ほどで1両の列車到着
周囲はすでに真っ暗でした💦


貴生川駅でJR線に乗り換え
モーニングした膳所駅に戻る🚃

都湯

実は前から気になってて
行く機会を狙ってた銭湯♨️

昔ながらの雰囲気もありながら
現代風な新しさもある銭湯

1970年から親しまれてきた銭湯は
先代が亡くなって休業してたところ
経営に名乗りを上げた若者たちの手で
2018年に営業再開したそうです

HPがあるところもさすが👍

ということで今回は
膳所に始まり膳所に終わる
滋賀県の歩き旅でした🙌

今回のルート

赤線:今回のルート|緑線:完歩済

■東海自然歩道の軌跡(18回目まで)
・全長1697.2km|398.4km完歩|23.47%

ルート詳細(YAMAP軌跡)|●▲:立寄地
高低差(YAMAP)|赤字:立寄地

・時間:約7時間15分、・距離:27.6km
・登り:914m、・下り:718m
石山寺駅瀬田川洗堰天神川橋(工事中の新名神)→泣不動二尊門太神山・不動寺三筋の滝紫香楽宮跡(内裏野地区)→紫香楽宮跡駅太字立寄地

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