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やっぱり、スマホは勉強の邪魔 ー 我が家の【小4・小6】の場合

スウェーデンの小学校では、デジタル教科書から紙の教科書に回帰する指導に戻っているというニュースを受けて、「やっぱりな」と我が意を得た人は多いと思います。私もその一人で、子供が生まれる前からデジタル端末を与えるタイミングは慎重派。国や学校の流れに完全には乗らず、ここまで来ました。

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「脱デジタル」大いに賛成

脱デジタルに賛成派です。
私は、子どもが生まれる前からそちら派です。システムエンジニアという仕事に就いていたので、機械に頼ることのメリットよりもデメリットを重々承知しています。子どもを育てるに関しては、機械の導入をどのタイミングでどの程度行うかは、子供本人の、モノの理解度が育ってから持たせても十分だという考えでいます。スイッチとかウィーとかテレビゲームともすごい距離を置いて、家ではルール化してやっています。

デジタル教科書の弊害と紙の教材の比較
スウェーデンの話を少し補足したいんですけども、ある小学校の先生が指導を通して感じた弊害を4つ挙げています。
①集中力が続かない②考えが深まらない③長文の読み書きができない④画面にばかり目が向くという様子が子どもたちに見られたと。紙に戻したところ、集中力や考える力が伸びたという風にこの先生はおっしゃっています。
生徒自身も、タブレットに向かって学習をするときは目が痛くなる、キーボードで文字入力をするのにすごい時間がるので集中できないと言っています。
 確かにそれは大人でも同じで、わざわざタブレット、何でもスマホだと、1つ経由するものがあるために、ひと手間増えますから、遠回りでしかありません。紙に書いてある問題の横に自分で鉛筆で書くことは、ストレートに目的に取り組むので時間のロス、思考を遮断することなくダイレクトに対面できます。

紙と鉛筆の方が勉強する内容が頭に入っていくのは当然だということです。
そのまま、自分の子供たちに当てはまると思っています。

実際にお子さんがいらして、タブレットで学習している様子をご覧になっている人よくわかると思いますけど、本当に集中していないですよね。

国がGIGAスクール構想で一人一台端末を持たせたことは、メリットよりも弊害の方が勝ってしまった。 端末を使いこなせているお子さんはゼロではないけれど、やはり特殊で、うまくやれる環境と誘導してくれる保護者がいてこそ。どんな家庭にも当てはまるとは思いません。

我が家のデジタル端末事情
我が家のデジタル端末事情で言いますと、大人用に私と主人が使ってるPCが3台、タブレットが2台あります。これは大人の仕事&プライベート用。子どもたちがタブレットを持ち帰ることは、担任の先生とお話して必要最小限にしてまいす。子どもにタブレットを持たせるかどうか考えたら、これは本当に正しいと思います。

気が散っちゃうお子さんだったら高校生になってから。もしくは、自分でアルバイトし始めたら購入を考え始めるぐらいでも全然遅くないと思います。

なぜかというと、こういうデジタル端末を使うとなると面倒なのが、設定。

自分の判断でオン・オフできるのか。カタカナ用語の意味を理解して、これNOでええんか、YESでええんか、許可してええんか、スルーしてええんかって判断できないと。そういうチューニングができる年齢じゃないと、難しいでしょう。

自動車運転免許と同じで、使うツール(乗り物)のことを知ってこそ、使いこなせると思うのです。

それでも小6娘は欲しがるが、どうする?
でも、娘はスマホが欲しい。私の回答は「ダメなの分かってるよね、もっと勉強に集中できなくなるよね」って。そう言われたら娘は、「うーん、そうやなー。」と自問自答してます。

私「学校で借りてきたタブレットで、社会科の宿題で動画見て、なんか勉強せなあかんってやってるけど、昨日見てたあの社会科のあれ、”いとうひろふみ”って誰かわかってる? ”さんけんぶんりつ”って漢字で書ける?」

娘「書けません💦」

って即答されて、ちょっとショックでした。
そういう残念な勉強の仕方をしてるので、「やっぱりタブレット、スマホっていうのはちょっとあなたにはまだ適していないよね」っていうので、彼女自身も腹落ちしてるようです。

デジタル端末が少なめで育った、小学生の現在の姿
そうやって機械と距離を置いて育った子どもたちはどうなったか。

人が好きで、話すのが好きで、割と誰とでも挨拶をする、初めての場でも堂々としている子になりました。

小4の息子に関してはマンションの管理人さんに会ったら挨拶しますし、歩道をホウキで掃いている初対面のおじさんおばさんにも「おはようございます」「こんにちは!」とか声かけるし、おまわりさんが交番の前にいたり、パトロールで街を歩いている様子を見ても「こんにちは!」って声をかけるんです。

それを見た大人がちょっと笑ったり、微笑ましく眺めてくれているのも非常にありがたく思っています。

これは私が挨拶しなさいとか教えたからというよりも、こうやった方がいいんだろうなと自分で学んで、おまわりさんと話をしたい、もしくは掃除をしているおじさんやおばさんと話をしたい、家にない大きなホウキやチリトリに惹かれて近寄っていきます。人が好きだからそういう会話が成り立つんだろうなと感じます。

ちょっと発達が遅い子の場合は?
通級に通っている小4息子のことをstandMで包み隠さずお話しています。幼少期の様子、成長の過程も含めて、発達が少し遅い子でもこんなふうになれる、という子育ての後押しになれば嬉しいです。

読書大好き、大きな紙に絵を描くのも大好きな息子。作品は特殊でどう理解したらいいか難しいものもあります。家の中は紙で溢れています💦

テーマ「住みたい部屋」ベッドで寝ることに憧れています。
一級建築士の試験で使う製図用紙に描いた「エジプト・ピラミッド」
こちらも製図用紙にアウトプット「ドラえもん」&コンパスで延々描いた丸。見た人の目を回したいようです。

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