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”世間の怖さ”を知って”世間での振舞い方”を考える

小1と小3の子供を連れて
電車やバスに乗るのが怖くなった話です。

公共の乗り物に乗るとき
以前は、子供が多少暴れても騒いでも
暖かく見守ってくれているケースがほとんどでした。

子供たちと会話をしてくれたり
席をゆずったり、ゆずられたり。

そのような体験を重ね、
子供たちも乗り物の中で
知らない人と話す事を
楽しんでいるようでした。

先週、横浜から橋本まで1時間ほどかけて
電車に乗ったときのことです。

3人掛けのシートに
子供2人と私が座っていると
目の前に30代くらいのの
耳にイヤホンした男性が
つり革につかまって立ちました。

他の乗客が通り過ぎるとき
絶対に体を動かさない人で、
譲らない様子がとても気になりました。

1時間ほどかけて下車する駅に着いたとき
息子の足がその人の足にをぶつかったので
息子は「ごめんなさい」と言いました。

その人は怒り狂いだし、息子に向かって
暴言のようなことを吐いたのです。

私は言葉を聞き取れませんでした。
固まっている息子を見て状況を理解しました。

私がその人の顔を見たとき、
「やるのかコラ」と巻き舌で迫ってきました。

恐怖は感じなかったのですが
とても気持ち悪くて
子供2人を包むように電車を降りました。

するとその人も同じように降りてきて
同じ方向に歩き、昇りのエスカレーターの列に
並ぶのです。

気持ち悪くて、ただ離れるしか出来ませんでした。

世間をどう理解しているか

この出来事は、私にとって
久々の動揺する出来事でした。

子供たちが公共の乗り物でおしゃべりをすること
知らない人と出会って、他愛ないおしゃべりをすること
楽しい場所だったのが、そうではない。

理解がある人に囲まれていると思っていたが

理解がある人が半分
敵視する人が半分いる。

だから公共の乗り物に乗る時は
危険な人も混ざっている。

私の受け取りが変わった出来事でした。

「冷暖自知」の考え

冷暖自知(れいだんじち)は、禅語です。
(出典-枡野俊明氏の失敗の9割は起こらない)

器に入っている水は、見ているだけでは暖かいのか冷たいのかわからない。
自分で飲んでみる、手を入れてみる以外に知る手立ては無い
考えるより動くことが大事

という教えです。

自分が思ったことを言ってどんな結果になるかは、やらないと分からない。
実際に経験を積み重ねることで、自分で正しい判断ができ
行動も伴うようになる

この正しい判断のことをものさしという。
心に自分に合ったものさしを持って、
自分の思うように考え行動する。
心が自由になるあなたのものさしを持ちましょう。
と説いています。

車内暴力に遭って

今回、久しぶりに電車に乗り、危険な目に遭いました。
それは、車内暴力であり、警察に通報することも方法です。
しかしながら、それをしたとしても、事実を無かったことにはできません。

原因は私にあったと考えたならば、
・人にぶつかっても譲ろうとしない態度
・時々、子供をにらみつけていた(かも・・)
・なぜ先に電車を降りなかったのか

1つめの「絶対に譲らない態度」から
危険な人物と判断し、別の車両に移動するなど、
とにかく物理的に距離を置けたはず。

この判断ができなかったのは、私の
「世間は子供には優しく接してくれる」
というものさしのせいです。

今回の出来事で
「危険な人物を感じたら、とにかく離れる」
これがものさしに加わりました。

自分のものさしが正しいかどうかを問うように
器に手をいれたり、水を飲んで温度を
確認する必要があります。

世間にフィットしているか点検し
修正してこそ、ものさしとして通用するのです。

ーーー
酷いケースは当然、警察に通報してください。

「私は悪くない」「向こうが悪い」
売り言葉に買い言葉、暴言の吐合いで
不毛なやり取りになるとき、
あなたはどんな気分ですか。

これが職場なら、後味が悪い話です。
たぶん、相手は何とも思っていなくて
引きずっているのは、被害に遭った側だけです。

出来事と距離を置いて、
あなたのものさしを少し修正すると
自分の身を守る正しい判断ができるようになります。

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