食事+お茶
色んな食事にお茶を合わせてみよう。
お茶は手持ちの茶葉なら何でもいいと思う。
試してみるという気軽な気持ちでぜひ!
あらゆる食事時にお茶が添えられていても全く違和感がないと僕は思う。
煎茶であれ、紅茶であれ、烏龍茶であれ、そのほかのお茶であっても、よほどのミスマッチがない限りは殆どの食事やオヤツの時間でお茶があることに不自然なことはない。
お茶があることによって、その食べ物の存在感は増し、味わい深くなったり、舌の感覚をリセットしてくれたりする。
ティーペアリングという言葉がある。
混ざり合うことでより風味を良く感じられたり、別々に味わい美味しく感じられたりと、より深くお茶と食べ物の関係に注目した楽しみ方だ。
昔からそうだった様に感じるが、言葉にしてみるとなるほどと思う。
僕は昔から父や祖父にくっ付いてお茶を試飲したりしていたからか、しばしば食べ物や飲み物に対しては分析思考が発動する。
美味しいという感動の前に、舌のどこで感じ、どんな順番で味わいを感じ表現してきているのか考え、どんな素材で味わいを出すのか記憶しようとする。
(もちろん、美味しいと感じている)
子供の頃、父のそんな性分を見て、自分はそうはなりたくないな〜と思っていたのに、見事になっていた!
でも、この感覚はこれから食事を楽しむことにおいて、もしかしたら面白いかもしれない。
細かくペアリングを楽しんだり、その要素を感じたり、他にも合いそうな色んなお茶を想像したり、またその逆に食べ物を想像したり。
もし合わなかったら、合うお茶も探してみるといい。
もしかしたら淹れ方なのかもしれない。
そして、
食べ物に対する楽しい想像が膨らみ、また色んなものを食べたり食べ合わせてみたりする興味がどんどん湧いてくる。
そんな風に、食事を楽しむのもまた日常を豊かにしてくれるかもしれない。
栄養を補給する、健康のために食事をする。
それもまた確かに。
そのテーブルにはお茶は必要ないかもしれない。
でも、お茶がそこにあるだけで、あなたの食事は何倍もの楽しい想像と体験が待っている。
さぁ、お茶を淹れて食事を楽しもうじゃないか。
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