見出し画像

放映29周年「ロミオの青い空」交流会in愛知を経て

※この記事は前半部分→「ロミオの青い空」交流会in愛知のイベント全体の感想、後半部分→あくまで私の視点による「ロミオの青い空」交流会の存在意義について考えるといった少々センシティブな内容です。また「ロミオの青い空」と「赤毛のアン」の内容についてのネタバレにご注意ください。


1日自由な、ゆったり交流会もいいね!愛知交流会全体の感想

 2024年11月2日(土)放映29周年「ロミオの青い空」交流会in愛知が名古屋の覚王山にて開催されました。

 当日の天候は残念ながらあいにくの雨となりましたが、大変な中でもロミ空ファンが多数集まり長時間に及ぶ交流を各々楽しまれてました。

今回は会場内飲食に制限がなかったので、各自持ち寄りのお菓子やお茶を食しながらの自由歓談、ロミ空トランプ、お絵描き交流などなど。
色々ありますけど、その日のうちに一日の感想絵を描きました。

最近ハマっている作品「赤毛のアン」の最推し、マリラ・カスバートです。
アンが15歳になりたてくらいの頃、大きく立派になったアンを見て寂しさを覚えたり、突然小さなころのアンの失敗を思い出しては笑い出すマリラのような心境に近いかと思いました。

ロミ空交流会、リアル交流会参加し始めてすでにもう2年経っており毎回のように参加させていただいてるのですが、参加前の準備というのがこれまた楽しくって。楽しみの半分といってもいいかもしれないですね。
(確かこのようなセリフ、赤毛のアンにもあったような………?というお話が会場でもありました)

それが終わってしまうと無事開催出来たと安心半分、楽しい時間はあっという間とさみしさ半分。
そして今後、時々は今日のことを思い出しては突然笑い出すという少々危ない人みたいになってしまうかも(^-^;💦

それくらいに楽しかったということを一枚で表現しようとしたのでした。

あれ???ロミ空は???
ロミ空ファンはお話してみると、大体の方は赤毛のアンも履修済でして今回は赤毛のアンについてのお話の方が圧倒的に多かったように思います。

参加直前にやりたい事リストを作って表明しておきました!
①~③はもう十分すぎるくらいに達成できました!(④は今回他に楽器演奏者がいなかったためなし)
ご一緒くださった皆様、スケブ交換快くお引き受け(私のほうにも頼んでくださった)方々、アンティーその他持参グッズ等ご興味持ってくださったことなど、たくさんありがとうございました!!

私がスケブお願いした方のおひとり、交流会代表べべさんの描かれたロミオとアンジェレッタの仲睦まじいCPイラストです↓

この時、アンジェレッタのアニメ後半の扱いについてなど、熱くお話出来たのがうれしかったですね✨✨✨✨

皆さんそれぞれに解釈の違いがあり、~の場面は実はこうだったのでは?などとおやつをつまんだりおいしい紅茶でも飲みながらゆるく(時には熱く)歓談出来るのが楽しかったです。

サムネのドリンクコーナーは皆さまの持ち寄りにより常に誰かがお湯を沸かしているくらいの大盛況でした☕✨✨
時間も長いですし(11時~21時半)皆さま考えることは一緒ですね。
どれにしようか毎回選ぶ楽しさがありました。

私は持参した限定販売(すでに販売終了)の赤毛のアン・ティーの紅茶×りんご味をいただきました。せっかくなので、以前マッシュルームカフェの名劇コラボ企画で制作したアンジェレッタのマイカップと新潟交流会参加の時のコースターも持参してきました。

赤毛のアン・ティー紅茶×りんご味はパッケージ開封時からりんごのいい香りが漂い、大変飲みやすいお味でした✨✨✨✨
他の味のアンティーもどなたかいただいて下さったようで、パッケージ可愛い持って帰っていい?と仰って下さった方も!
こんな機会でもなければとても開ける気にはなれなかったかもです。

紅茶といえば、こちらもフルーツがそのまま食べられるタイプのもので参加者おひとりずつにご用意があり、大変おいしかったです。
他にもご当地お土産をお一人ずつ分ラッピングしてご持参いただいた方など、食べきれないくらいの量がありどれもおいしくいただきました。

飲み物といえば、私は全く飲めない下戸なので今回ご遠慮させていただいたのですが、会場ではアルコール可だったのでお酒やおつまみで盛り上がっているテーブルもありました!
飲食制限なし&開催時間が長めという縛りが少ない会場っていいものですね✨✨✨✨

どのテーブルでも参加者の皆さま思い思いに楽しまれていたようで、初参加の方も複数おられたのですが帰り際に「来てよかったです~(^^)」と皆さん言っていただけたことが一番うれしかったかもしれないです。


何はともあれ、無事に開催出来てよかったです!!
それにしても………↑のハンギングチェアにアルロミぬいセッティングされた方、どなたかわからないですがナイスです♡



ファンが作る、ファンのための「ロミオの青い空」交流会の存在意義について思うところ

 今回前日フリータイムということで、これまで私が参加してきた2年間の交流会の中でも最も時間に余裕があり、地元開催ということもあり一番楽に構えることの出来た交流会でした。

本記事の第1章が会全体のふわっとした感想だったのに対し、第2章ではわりとガチ目な内容になりそうです。

ロミ空ファンが作る、ファンのための「ロミオの青い空」交流会の存在意義とは何か?について。多くの方とお話しているうちに、またこれまでの3年間におよぶネットでのロミ空関連発信での経験を経て色々と考えさせられたことを書きます。


 会ではどなたも皆さま始終笑顔で、心から楽しんでおられるように見えました。
ですが実際お話をしてみると、初参加なのでとても緊張していました、と打ち明けてくださったり。
長年続く持病があり、今回来られるかどうかわからなかったけど、不思議と会の時には全然体調が悪くなることがなくて一日楽しめたという方も複数おられました。

初参加、緊張しますね(^-^;💦私が初参加のにいがた交流会の時もそうでした。方向音痴なので、グーグルマップがあっても会場まで行くのに現地開催の主催の方に助けていただきながらもなんとか会場にたどりつけたくらいです。着いてからも半分の方は初対面で、スケブ交換もトランプやクイズなどの交流企画も何もかもがはじめてで、何がなんやらという間に一日が終わったような感じです。
↓にいがた交流会参加当時のブログです。パート④まであります。

今回、初参加でX(旧Twitter)をきっかけでロミ空交流会のことを知り、お仕事終わりに遠方から来られたという、大変行動力ある方もおられました。
その方も滞在時間は長くはなかったはずなのに「来てよかったです!」と言ってくださって。
初参加の方が、来てよかったと言って下さるなら、この交流会はいいところなんだとそう思うことが出来ます。
ありがとうございます。


ロミ空交流会の存在は生きがい「安全基地」となりうる

 本記事で最も主張したかったことです。
私はこの「安全基地」という言葉を最近SNSとかで赤毛のアンについて語るときに度々使っております。

こちらの記事の言葉をお借りしますと

心細いとき、そのことを素直に話せて、頼ることができる人のこと。安全基地に頼ると、安心したり、もう一度やってみようと思ったりできる存在

https://attachment-kou.jp/%E5%AE%89%E5%85%A8%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E3%81%A8%E3%81%AF/

あくまで私の視点でのお話となりますが「ロミオの青い空」交流会がその役割のひとつになり得ているのでは、と思います。
少なくとも私にとってはそうです。

皆さまわりと気さくに、だけどおそらく普段は話しづらいであろう体調の不安のことなどお話してくださる。
すでに何十年と長く続く、交流会参加の方も多くいらっしゃるようなので旧知の間柄の同窓会のような雰囲気で、あまり気張ることなく自分らしくいられる場所。
ロミオの青い空の、さながら「黒い兄弟」のような間柄です。
交流会の仲間は「黒い兄弟みたいな間柄」ということは、以前どなたかが実際に仰っておられた言葉です)

こんなことを書いてしまうと”アットホームな雰囲気”が苦手な人にはむしろ嫌煙されるかもしれないですね💦

 しかし、普段体調が悪くてつらい思いをしておられるという方々が、この会の時には不思議といつもの体調不良が一切出なかったと仰っているのを聞いていますと、この会の存在自体が生きがいになっているし、どんな良薬よりも効くくらいの効能ある体験型セラピーのような場所になっているのかもしれない。そんな感じがしました。


ロミ空交流会で「赤毛のアン」語り~赤毛のアンの名言を思い出す

 今回私は赤毛のアンについてのことを(アニメも原作も両方)ロミオの青い空のことよりも多くお話していたように思います。

実際お話出来た内容は、今年訪れた赤毛のアンのイベントやその時に行くことが出来た赤毛のアンのコンセプトカフェのこと、

 8月のトークショーについてはあまりお話できなかったかな?
カフェについてはご存じでなかった方にもおすすめ出来たのがよかったです。
原作とアニメの違い、ダイアナに飲ませた飲み物の表記の違いについてとか、初開催という鳥取の新作バレエ赤毛のアンのこととか。

個人的に私の最推しキャラ、マリラ・カスバートについて話せたのはすごい良かったです(^▽^)マリラ、可愛い。ちょっと変わってますが、共感いただけることもあってよかった。

 赤毛のアンのお話についての語りはさておき、
会の中でもアンの各登場人物たちによる名言を多く思い出しました。

ー私、このドライブを楽しむことに決めたわ。私の経験から言うと、物事は楽しもうと思えば、たいていどんな時でも楽しめるものよ。もちろん、楽しもうと固く決心することが大事よー

「赤毛のアン」モンゴメリ著 松本侑子新訳 第5章より

 ロミ空交流会で一番頭をよぎった、アンの力強いセリフ。
上記のセリフは通常辛い心境の時に最適なセリフかと思いますが、楽しいイベントの時にも適用できるセリフではないかと思っています。

 おそらく、私だけではなく参加された皆様同じような感じではないかな?と想像しています。
皆さまこの会を出来るだけ楽しめるように、喫茶コーナーの準備をばっちりとして下さったり(その準備の過程も本当に楽しいとのこと、共通ですね)
ご自身の描かれたイラスト帳や、来年発効予定の「ロミオの青い空」30周年記念アンソロジーに向けてすでに長年温めてきた内容の一部を朗読してお聞かせ下さる方もいらしたり。

↑すでに執筆者募集中です!

 皆さまこの会を楽しむためにかける熱量がすごいなと、毎回感じます。
………なんてこと書いてしまうと、ご興味あっても参加しようか迷っている方のハードルが上がってしまうかな???

 ロミ空交流会について、個人が宣伝したりブログ書いたりすることは常に迷いに迷っています。それでも情報自体が少ないし、せっかく素敵な空間なのに知られていないのはもったいないとついついブログ書いたりSNSに感想絵とか描いてアップロードしてしまいますね💦

 今回も実行委員も初参加の方も、皆さま非常に協力的で気遣いに溢れる空間で、大きなトラブルもなく無事に会を終えることが出来て、ほっとしてます。



公式でもないファンが「ロミオの青い空」交流会を企画したりイベント開催していることが気に入らない勢?

 この内容ブログに書いていいのかわかりませんけども。
あえて書くことにしました。
イベント実行委員とはいえ、いちロミ空ファンに過ぎない私が「ロミ空交流会」について宣伝することについて常に迷っている理由でもあります。

「ロミオの青い空」交流会は過去には公式イベントとして開催されていたらしい(詳細はあまり詳しくありません)ということを聞いているのですが、基本的にはロミ空ファンによるイベント企画&開催となっており、ファンが楽しめるイベントとなっています。

だけど、結局はファンによるイベント、公式ではない。

それを気に入らないと思うという方がいらっしゃいました。
(ロミ空交流会が、というより私個人が色々人間関係に失敗してて恨みを買っているだけかもしれませんが………)

「そろそろ、個人による交流会の宣伝は”自粛”すべきだろうか」
「調子に乗っていると思われている、交流会実行委員なぞに相応しくない」
「ファンアートばかり描いて、SNSにアップロードしすぎている。これも自粛すべきか?(それもなかなかに”センシティブな内容”も描いている)」

 愛知交流会までにおおよそ1年前から、会場探しに始まりずっと準備してきていたわけなんですが、常に頭をよぎる。

だけども。

本日視聴したアニメ「赤毛のアン」 第46話 マシュウの愛 のアラン夫人の言葉が救いになりました。アンは見事奨学金を得て、大学へ進めることになったけども、だんだんと目に見えて老け行く老兄妹のマシュウ、マリラをグリーン・ゲイブルズに残して自分ひとり大学へ進学していいのか?という悩みに対するアラン夫人のお言葉が今の私には一番響きました。
この話の最後のマシュウの一番の名言「1ダースの男の子より女の子のアンがいい」というセリフよりもです。
一部抜粋ですが、アラン夫人がここで仰った言葉の全てが素敵だと思いました。

ー人間は苦しいからと言って悩みを切り捨てるわけにはいかないのよ。それが人間の良心というものなのー
ー人生というものは割り切れなくていいのよ、アン。いいえ、割り切れてしまってはならないのー

アニメ「赤毛のアン」 第46話 マシュウの愛 アラン夫人の言葉一部抜粋 日本アニメーション 

 このお話ではマシュウの言葉が少なくともアンにとって今後もずっと支えになる大切な言葉なんだと思うのですが、今の私には全く刺さりませんでした。
代わりにアラン夫人の言葉一つひとつがめちゃくちゃ刺さりました!
赤毛のアンはその時の心境により、刺さる言葉が違うのかもしれません。

こんな言葉がさらっと言えるだなんて、素敵ですね~✨✨

アラン夫人にしても、マシュウ、マリラにしても、こんな言葉言われてみたかったな~✨✨のオンパレードです赤毛のアン。

 そっか。少しだけ腑に落ちたかもしれません。
私はこれまでの過程で少々人間的には不安定なところが多くあります。

 なので、今回の交流会のために自分で出来る限りのことはしたつもりでも、どれだけやっても全然足りていないような感じがいつもしていて、
それにいつでもこの会にいてはいけないような気がしていますね。
例え複数の方に「準備ありがとう」と言っていただけたとしてもです。

「まだまだ、足りていないな」
「もっとやらないと」
「本当にこれでよかった?」

交流会空けの今朝の目覚めは最悪でした。
ロミ空交流会、本当は参加したいのに様々な理由で参加出来ない方もおられる中で何を言っているんだという感じですね。いつもそうです。

いつもいつも、楽しいことを十分すぎる準備もして楽しむと固く決心して心から楽しむことは”誰かに”否定されている。

 だけど、アラン夫人の言葉によって、交流会参加の皆様の温かいお言葉によって、もうそろそろ不要な”思い込み”は捨てなくてはと思うことにしました。だいたいは思い込みなんですよね。

どうせ思い込むのであれば、前向きになれる思い込みのほうがいい。

なのでアラン夫人の言葉、今回お声掛けいただいた交流会参加者の皆さまのお言葉を胸に、今後もロミ空交流会の素敵なところを少しでもお伝え出来たらいいのかなと思います。

いいんだ、迷いながらでも。悩みを抱えながらでも。
むしろ悩みが全然ないほうがおかしいし、なくしてはダメなんですね。


後半部分、グダグダな文章となってしまいましたが、ここまでお読み下さった方がいらっしゃいましたら、どうもありがとうございました。

↓いつかは行ってみたい!聖地巡礼ソノーニョ村とミラノ!

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集