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はじめまして、茶と家 企画室です

「茶と家 企画室」は、茶の湯と日日豊かに暮らす、をモットーに、
さいたま市大宮区で茶室中心に承っている設計事務所のなかに発足しました。
社長で石州流野村派家元でもある堀政孝の監修のもと、実動部長のわたくしわたぬきが、弊社設計チームを巻き込みつつやっております。

「茶と家」プロジェクトの目的

お茶の面白さを、もっとたくさんの人と共有したい!深めたい!
例えば、

「茶道のお稽古をしてるけど、お茶会を開いたことはない」
「茶道のたのしさを共有できる友達がいない」
「抹茶はおいしくて好き」
「和菓子が好き」
「歴史が好き」
「着物が好き」
「読書が好き」
「アンティークが好き」
「コーヒーは好き」 etc…

↑こんな方々にぴったりの、茶の湯をもっとリアルに日常に取り込んで、楽しむヒントを発見・共有していきたいと思っています。

学生時代、ファッションデザイナーを志した友人に「リアル・クローズ」というくくりを教えてもらいました。
ファッションショーに出るようなコンセプチュアルで奇抜に映るものではなく、実生活の中で着られるデザイン、価格帯でファッション性の高いお洋服のことを指すそうです。

茶の湯においてもリアルクローズが盛り上がったら、初めての方にもとっつきやすく、何より楽しいと思うんです。

そんなことを目指し、茶と家企画室で取り組むプロジェクトは以下の3本です。

茶と家プロジェクト その1 読みもの

インタビュー&ライティング

茶の湯を素敵に暮らしに取り込んでいる方々に、
「そもそも、どうやってるの?」ということや
「どうしたらそんなに素敵に暮らせるの?」と聞きに行きます。

わたくし、わたぬきは前職でも「茶道文化の入口を広めたい!」という志あるブランドで講師として働いておりました。
そこでお茶を始めたばかりの方にとてもよく聞かれたのが、

「道具の片づけ方や、手入れの仕方」

です。
そして私自身にとっても、狭い自宅のキッチンの中での道具の管理は、常に頭を悩ませているところであります。
なので、皆さんのご自宅の茶の湯の様子を見せていただき、参考にさせていただこう!という主旨のプロジェクトです。

こちらはnoteで月1連載していきますので、ぜひご覧になってください。

茶と家プロジェクト その2 売りもの

メイク ア ニュー ワン

「こんなファニチャーがあれば、私でも茶の湯が日常になるかも…」というアイテムを開発します。

何といっても弊社の母体は設計事務所、ものづくりの会社です!

ありそうで無いな、
あったらいいな、
を実現すべく設計チームを巻き込んで絶賛稼働中です!

こちらのプロジェクトの進捗も、随時noteに掲載していきますのでお楽しみに。

茶と家プロジェクト その3 やってみるもの

エクスペリエンス

「茶道は1ミリも分からないけど、ちょっと行ってみようかしら」と思ってもらえる茶会や体験の場をご用意します。

茶の湯の楽しみは、何といっても茶会です。
たくさんの道具が無くても、正確な作法がわからなくても、
茶を点て、喫すれば、それは茶会です。

まあまあとにかくお茶をどうぞ、と言われるとやさしいおばあちゃんの顔が浮かぶと思いますが、これが茶の湯の本質と言っても過言ではありません。
禅語にもあります。

・且座喫茶 … まあ、座ってお茶でも召し上がれ
・喫茶去 … まあ、お茶でもどうぞ

引用:淡交社/茶席の禅語大辞典より

驚くほど素朴です。
でも、茶を点ててもらい一服頂くと、
「なんか、そうかも」
ってじんわり感じるものがあります。
言語化しにくいんですが、なんか、そうかも、と。

やっぱりこれは、実際に味わっていただくほかないので、「行ってみようかな」と思ってもらえる茶会を鋭意企画していきたいと思います。
これは少し先になるかも知れませんが。。

そんなわけで

茶と家プロジェクトは、少しずつ小さなところからですが、動き出していきます。
これからデザイナーさんとも組む予定なので、ロゴや冒頭のモットーも(仮)です。もっとかっこよくなります。

そんなわけで、どんなものになるのか、私もとても楽しみです。
わくわくするものにしていきたいと思いますので、どうか見守っていただけたらと思います。

InstagramTwitterでもお知らせしていきますのでそちらもよろしくお願いいたします◎

最後に、茶室建築をご検討の方は茶と家企画室の母体、
株式会社リンクス・ホリへどうぞ!お待ちしております!

文:茶と家 企画室 わたぬき 絵:わだのぞみ

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