キャリアで悩んだ時にお勧めしたい本11選
4月を迎えて春ですね!異動や昇進、就職・転職など新しい環境で心気一転スタートする方も多いのではないでしょうか。
最初は新しい環境で適応することに必死だと思いますが、徐々にその環境に慣れ始めると、「これでいいのか」「このままでいいのか」と悩み始める人は少なくありません。
そのため、今日はそんなキャリアで悩み始めた時にお勧めしたい本をいくつかご紹介できればと思います。
ちなみに私は現在、キャリアに特化したパーソナルトレーニングプログラムを展開するPOSIWILLにてカウンセラーとして仕事をしています。
そんな私たちが展開するキャリアにモヤモヤした時の解決する4つのステップはこちら。
特に①②が大切なので、その部分についての本を紹介します。
【内省・自己理解編】
今回は専門書とかではなく、キャリアを考えたり人生における重要な決定をする時に内省や自己理解を通じて自分の価値観や特性を理解しておくべき理由がわかりやすく書かれている本やワークやフレームワークが付いているような読みやすい本をあげました。参考になれば幸いです。
「本当の自分」がわかる心理学
世界で150万部も売れているベストセラー本。「今」の自分を作っているのは子供時代の経験からできており、過去の体験の捉え直しや自分の欲に気づくためのケースやワークが豊富に紹介されているのでおすすめです。
リフレクション-内省の技術-
内省をどうすればいいのか、フレームワークやキーワードリストなどを使って体系的に整理できるので、あまり振り返りが得意ではない人が読むのにおすすめです。
ハーバードの自分を知る技術
ハーバードビジネススクールのキャリア相談室長の著書。「自分は本当に何がしたいのか」「あなたにとっての成功とは何か」など考えさせられるようなワークが用意されています。自分の人生の棚卸しとそれを踏まえてどうキャリアに繋げていくのか振り返りのきっかけになる本です。ハーバードビジネスレビューの「セルフアウェアネス」にも紹介されていた本です。
【自分の思考の癖に気づく】
自己理解をやってもやっても、自分への自信に繋がらない人もいると思います。そういう人たちの場合、そもそも自分の心の捉え方から向き合った方がいいかもしれないです。そういった自分の思考の癖に気づいたり、捉え直しに繋がる本もいくつかピックアップしました。
ザ・メンタルモデル/ザ・メンタルモデルワークブック
人は過去や幼少期に体験した心の奥にある「痛み」を感じないように、それを克服しようとしたり、回避するような行動や選択を取ろうとします。そういった自分の無意識で起こっているメンタルモデルを理解できると生きやすくなったり、さらに自分が人生でどんな世界をもたらしたいかなどが見えてきやすくなります。セッション形式で本の内容が展開されているのでとても読みやすくておすすめです。
自分に自信をつける最高の方法
ミスユニバースのビューティキャンプの内容がそのまま本になったものです。美の世界で戦っていくためには自分に対するブレない自信と、高いセルフイメージが必要でそれを作っていくには、幼少期に体験している心の傷と向き合って癒したり、自信を長続きさせるための心の土台を作っていくための方法などが書かれているのでとても興味深いです。「なんとなく自己肯定感が低い・自分に自信が持てない」と悩む人におすすめしたいです。
スタンフォード超人気講座実力を100%発揮する方法
「自分がこうありたい」と望んでいるのにそうならないのは心に潜んでいる「妨害者」が自分の能力を疎外している可能性があって、そのような9種類あるうちの自分の思考の癖に気づき、能力をフルに発揮する手法について書かれたポジティブ心理学にまつわる本です。自分の思考の癖やポジティブ知能指数(PQ)が測定できる診断テストもあります。
執着を手放して「幸せ」になる本
何か心に引きずっている過去の体験がある人におすすめです。「モノ」や「人」への執着の正体とそれを手放す方法をワーク形式で進めていけるものでとても読みやすいです。今ならkindleで無料で読めるのと、私のこちらのnoteで簡単にワークも紹介しているので参考ください。
【転職を考え始めた時に読みたい本】
上記で一通り心を整えて、転職活動を考え始めた時にお勧めしたい本もいくつかご紹介します。
転職活動のプロセスは、おおよそこういった流れで展開していきますが、
このなかで、転職全体の考え方や知識・情報不足によって行き詰まってしまっている人も多いです。
こちらで転職活動についての概要や必要な知識・情報が得られる本を紹介します。
転職の思考法
キャリアに関する本を多数出版されている北野唯我さんの著書。「自分の市場価値をどう測るか、どう高めるか」「上司ではなくマーケットを見て働く」などの金言も多く、ストーリー形式で展開されているのでとても読みやすいです。転職に関する考え方全般を抑えるにはとてもおすすめです。
日本人のキャリアの新・ルール 転職2.0
LinkedIn村上さんの著書。転職=希望のキャリアを手に入れるための手段と明言されています。そのうえで今どんな「タグ」を持ち、これからどんな「タグ」を手に入れたいか整理することの重要性や業界・会社選びにおいて抑えておきたいポイントなどが分かりやすいのでおすすめです。
JobPicks 未来が描ける仕事図鑑
実際のキャリア相談において自己分析で自分の「特徴」が理解できてもそれを実際の仕事内容(職種)と紐づける事が難しいというケースも多いです。
世の中にはどういう仕事があるのか、またその仕事を実際にされていた人のリアルな声も載っているので仕事理解や自分にあった選択肢を探す上でとても役に立つ本だと思います。
【最後に‥自分の人生の指針を決めたい】
最近ありがたいことに起業家の方や企業役員の方とのキャリアトレーニングを担当いただく機会も増えています。会社や肩書きに捉われず、自分の人生の生きる指針を見つけたいというご要望も多いです。そういった人生の指針を見つけるきっかけになりそうな本も最後に紹介します。
Microsoft Wordを開発した伝説のプログラマーが発見した「やりたいことの見つけ方」がすごい!
マイクロソフト開発部署の3番目の社員として入社し、ビル・ゲイツの個人的な技術アドバイザーとしても活躍した著者が、世の中における「成功」「名誉」「資産」を手に入れても、満たされなかった人生に区切りをつけるべく、マイクロソフト社を辞めて自分にとって本当に「素晴らしい人生」とは何かを考え、やりたいことを見つけたプロセスが書かれた本。本の中にあるワークもとてもシンプルなのでおすすめです。
上記の通り、キャリアで悩んだ時におすすめしたい本を11冊紹介させていただきました。何かのお役に立てたら嬉しいです!
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【最後に‥】
本を読んでもモヤモヤが解決しないという場合は、カウンセリングや対話を通じて整理するのが1番近道と言われています。 私たちのサービスではまず無料でカウンセリングも用意しておりますので、モヤモヤが解決しなくて困っているという方はぜひ、一度来てください!^^
カウンセリングのお申し込みは下記からです!