『パンとコーヒーと。』開催しました!
こんにちは!
COFFEE GARAGE CONTEMPORARYです。
今回は、5月に開催した【イチからはじめるパン教室 燕三条校】様とのコラボイベント、『パンとコーヒーと。』のレポート記事になります。
イチからはじめるパン教室 燕三条校様は、初めてパンを作ってみたい方などを対象に、基礎から学べるパン教室で、この度は特別レッスンの講師としてお声がけをいただきました。
ありがとうございます!
お話をいただいた時、
「参加者の方になるべく沢山ドリップを練習してもらえる内容にしよう!」
と考えました。教室というよりはワークショップ?という雰囲気ですね。
また、教室中もフリートーク形式で、いつでも質問ができたり、参加者同士でのコミュニケーションがとれたり、という形式にしました。
コーヒーを通して生まれるコミュニケーションや、参加者の方 それぞれ視点からの意見を共有して楽しんでもらいたいな、と考えたからです。
みなさん自由に会話やドリップを楽しんでもらえたと思います。(何より講師の僕が楽しかった)
さて、こちらはざっくりですが実施した内容です。
◎ある日のコーヒー教室(講義時間:2時間半 参加者8名)
⚪︎自己紹介(5分)
そもそもCGCOって…?という内容と僕の自己紹介をお話しさせていただきました。
⚪︎テーマ発表(5分)
今回「自由にコーヒーを楽しもう」と「考えてみる」の2つをテーマとして設定しました。
1つ目については「コーヒーは嗜好品なので、自分が美味しいと思えばそれが正解、セオリーを気にしすぎない。」ということ。
2つ目については「自分好みの味や淹れ方、どうしてこうなるのだろう、を考える。」ということ。
をお伝えしました。
講師として、教室で習った内容が正解の淹れ方だから…と鵜呑みにしてほしくなかったからです。
⚪︎コーヒー豆、コーヒーギアの基礎知識(15分)
コーヒー豆は産地特性のしっかり感じ取れる銘柄を4種類持ち込み、お米やお酒に例えながらスペシャルティコーヒーについて解説させていただきました。
また、この後の実際にドリップするタイミングで、自分の好きな銘柄を選んで淹れてもらうようにしました。
銘柄の説明を聞いて、実際に淹れてみる、という一連の行動は実際にショップでコーヒー豆を買う時の参考になれば…!と考えたからです。
コーヒーギアについては、燕三条で行う教室ということで、今回は地元 燕市の下村企販様のアイテムを使用させていただきました。
実は、地元の製品に愛着を持っていただければ…というのがサブテーマでした。
このタイミングで、ドリップスケール(はかり)についても解説させていただきました。
ハンドドリップを美味しくしたい、自分好みにしたい、安定させたい、そのためには粉量や抽出量をはかることが重要!とお伝えできたと思います。
普段小麦粉やお水を軽量しているパン教室の生徒さんだからでしょうか、みなさんお上手でした!
⚪︎講師によるデモ(10分)
実際にハンドドリップの一連の動作を僕が行い、「粉量×15、中心に注ぎ続ける」という基本レシピを確認してもらいました。
⚪︎参加者の方が実際にドリップ(時間が許す限り)
銘柄を選び、計量し、ミルで挽き、器具をセットし、スケールを見ながら注ぐ。という一連の流れを実施していただきました。
参加者の中には、参考レシピに忠実にドリップする方や、自分なりにアレンジする方、ご自宅での淹れ方を再現してくれる方など、それぞれ淹れ方の違いが見れて楽しかったですね!
ちょうどこの時に、イチパン講師による焼きたてのパンが出てきます。塩バターロール、ミルクフランス、ライ麦パンなどを自分で淹れたコーヒーと実際にペアリング。
その感想をみなさんで共有されていました。
終盤になると、淹れ方をアレンジする方や、ブレンドを作る方など、それぞれ工夫が見られるようになりました。
「自由に楽しむ、考えてみる」というテーマを皆様から実践してもらえて、本当に嬉しかったです。
振り返ってみると僕の方が新しい気づきを沢山いただけたように思います。
本当に勉強させていただきました。
⚪︎まとめ、アンケート(5分)
最後にテーマの確認や、質問に答えたり、リラックスした雰囲気の中でまとめをさせていただきました。
また、今後の施策や感想についてのアンケートも実施させていただきました。感想をしっかり書いてくださる方が多く、嬉しくて泣きそうになりました。
【全体をまとめての感想】
『僕が学ばせていただきました。』
その一言に尽きます。
「自由にコーヒーを楽しむこと、考えてみること」を掲げている僕の方が、普段の淹れ方やセオリーに凝り固まっていたのかも…と気づかせていただきました。
参加者の皆様の自由な発想、それを阻害することなく受け入れてくれる「コーヒーの世界」は、とてもとても尊いものだと改めて感じました。
僕はイチパンの皆様、参加者の皆様から、新しいことを取り入れる姿勢や、学ぶ意欲を教えていただきました。
【最後に】
企画してくださった【イチからはじめるパン教室】様、参加してくださった皆様に、改めてもう一度お礼をさせていただきます。本当にありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?