【セミナー】融合って何だろう?
【オンライン視聴をご希望の方】
オンライン視聴用URLを公開しています。(9:50より接続開始)
Zoomウェビナー:https://us02web.zoom.us/j/88904419820
○スケジュール
9:50 オンライン接続開始
10:15 セミナー開始
10:20-11:25 パネルディスカッション
11:25-11:30 休憩
11:30-12:35 トーク
12:35 終了
VUCAの時代となり、 複雑化した課題解決のためには、マルチステークホルダーが一体となり「融合」することが求められています。例えば気候変動対策。経済成長が必要な途上国と先進国とでは、重要視していることが変わります。私たちが取り組むべき課題はこのようにトレードオフの状態であったりそれぞれの立場によって意見が食い違うことも多く、関わる人同士が課題設定・目標設定の段階から融合して取り組むことが必要です。
ただ、「連携」「コミュニケーション」「異分野や産学の壁を越えて」と言いつつも、それがなかなか難しいことも実体験としてあるのではないでしょうか。融合の壁となるものにも、人間関係や組織、習慣や制度の問題、環境条件の問題など、様々です。また、そうした壁を乗り越えたからといってすぐさま「融合」が達成されるわけではなく、時間と行動の積み重ねからいつの間にか融合がなされている、偶発性にうまく乗っかって融合する…など、計画づくでは得られないセレンディピティや創発の要素も重要になってきます。
そこで今回、融合して課題解決するとはどういうことなのか、オープンイノベーション創出のために必要なポイントは何なのかを解き明かすために、「融合」について様々な視点から意見を交わし、あいまいな概念「融合」を可視化することで、次への一歩を踏み出すためのセミナーを開催します。
私たちチャレンジフィールド北海道も、まさに「産学融合して」事業に取り組んでいます。試行錯誤のただ中の私たちも、自分ゴトとして、このセミナーに臨みたいと思っています。
開催について
・日時:12月4日(土)10:15~12:35
・場所:EZO HUB SAPPORO 札幌市東区北8条東4丁目1-20
・定員:リアル50名/オンライン100名
・参加費:無料
・主催:チャレンジフィールド北海道
お申し込み期限:12月1日(水)
内容
➊パネルディスカッション
様々なフィールドで「融合」を通じた実践を重ねてきたプロフェッショナルに登壇いただき、それぞれの立場からの融合についてディスカッションいただきます。
・融合することの目的や効果とは
・融合から何かを生み出す方法
・融合に伴う抵抗や破壊・相転移とは…など
❷トーク
パネルディスカッション登壇のプロフェッショナル達に加え、いま現場で課題を感じていたり解決に向けて動いていたりする方とトーク。その内容をライブドローイングで表現します。
▸ライブドローイングとは:様々な立場の意見をその場でイラスト化する手法のこと。
登壇者
➊パネルディスカッション
■モデレーター:田柳恵美子氏
公立はこだて未来大学 社会連携センター 副センター長・教授
神奈川県生まれ。(株)ユー・ピー・ユーにてAIジャーナル、AI事典等の企画編集に携わった後、フリーランスで数多くの企業・研究機関・行政機関等のPRや出版の企画制作/コンサルティングに20年近く従事。2008年北陸先端科学技術大学院大学博士課程修了、博士(知識科学)。同年より公立はこだて未来大学。専門は知識社会学、地域イノベーション、スマートモビリティ。函館を拠点に地域をフィールドとした研究教育と社会連携に邁進中。
■パネラー:中島秀之氏
札幌市立大学 学長
大学院生であった1978年に当時世界最高峰のAI研究者の集積であったMIT人工知能研究所に留学して以来、40年以上AIの研究を続けている。1983年東京大学情報工学専門課程修了(工学博士)。同年より日本のAI研究の最高峰であった電総研に入所。産総研サイバーアシスト研究センター長、公立はこだて未来大学学長、東京大学大学院情報理工学系研究科先端人工知能学教育寄付講座特任教授を経て2018年4月より現職。株式会社未来シェア取締役会長。2019年「情報化促進貢献個人等表彰」経済産業大臣賞を受賞。
■パネラー:中垣俊之氏
北海道大学 電子科学研究所 教授
1989年北海道大学薬学研究科修士修了、製薬企業勤務の後退社。
名古屋大学人間情報学研究科博士課程に入学、通信制高校非常勤講師を勤めながら、平成9年学術博士。理化学研究所を経て、平成12年北海道大学助教授、平成22年公立はこだて未来大学教授、平成25年北海道大学電子科学研究所教授、平成29年より令和2年まで同所長。専門は物理エソロジー。イグノーベル賞、NHK番組「爆笑問題の日本の教養」爆ノーベル賞など受賞。
■パネラー:船戸大輔氏
エンジニア/株式会社アートフル代表取締役、株式会社スマートルアー共同創業
1981年、北海道十勝生まれ。2007年公立はこだて未来大学システム情報科学科博士前期課程修了。2007年から2013年までフリーランスとしてウェブシステム構築・アプリ開発業務を行う。2013年、株式会社アートフルを設立。2014年から札幌国際芸術祭にテクニカルスタッフとして参加、以後SIAFラボのメンバーとして活動を継続しながらアートプロジェクトや展覧会などの多数の作品制作に関わる。2017年より、センサー搭載型ルアーによる新しい釣り体験を創出するスタートアップ『smartLure』に共同創業者として参画。
❷トーク登壇者
■ファシリテーター/ライブドローイング 林匡宏氏
絵師・まちづくりコーディネーター、博士(デザイン学)
1983年大阪府吹田市生まれ。札幌、江別、渋谷、広島など全国各地でまちづくりコーディネーターとして都市や地域の将来ビジョンを計画したり視覚化したり、必要に応じてまちづくり組織を立ち上げるなどビジョン実現に向けた仕組みづくりを専門とする。また、ビジョン実現に向けた社会実験をプロデュースしたり、ゲストハウスやコミュニティスペースなどの場を経営する。様々な立場の意見をその場でイラスト化する「ライブドローイング」という手法を用いて、地域・行政・企業・教育機関等をつなぎ、価値創造型のプラットフォームを設立・運営する。フリーランスで活動しながら北海道江別市職員や東京都渋谷区公園等整備アドバイザーとしても活動。札幌都心部のまちづくり会社「さっぽろ下町づくり社」代表理事や、札幌市教育委員会公認の高校生の探究型プログラム「まなびまくり社」の代表、ドライブインシアターなどコロナ禍のエンタメを追求する「あしたのしあたあ」の代表も務める。ラグビーを少し長めに続けている。30年間くらい。
【トークに参加してみたい方を募集しています!】
様々な方にご参加いただき、一緒に「融合」について対話してみたいと思います。申し込みフォーム内にて12月1日(水)までに希望をお知らせください。12月2日(木)までにご参加いただける方にご連絡します。
《たとえばこんな方》
・学生
・社会人
・起業家
・オープンイノベーションやまちづくりに興味のある方
・子育て中の方
・社会課題解決に取り組んでいる方/取り組みたいと思っている方 など
お知らせ
・本セミナーは、同日同会場にて開催している「超異分野学会北海道フォーラム2021」の1セッションとして実施します。ポスター発表や様々なセッションが開催されていますので、ぜひお立ち寄りください。
超異分野学会北海道フォーラム2021
・本セミナー内容は、後日アーカイブ配信予定です。
Googleフォーム以外からのお申込み方法
お申し込みフォームの入力がうまくいかないとき等は、以下のメールアドレス宛に、①~⑨の情報をお送りください。
宛先:yugo@noastec.jp
①お名前
②メールアドレス
③ご希望の参加方法(リアルまたはオンライン)
④ご所属・ご職業等
⑤肩書・役職等
⑥年代
⑦お申込みのきっかけ
⑧林氏による【トーク】の登壇希望の有無
⑨(⑧で希望する場合)参加動機
※送付内容は、イベント入場管理を行う超異分野学会主催の㈱リバネスへ共有されます。
お問い合わせ
ノーステック財団 産学連携支援部 011-708-6536 / yugo@noastec.jp