#ボドゲの話をしよう。#湘南ボドゲ会 レポ(12月編)
#ボドゲの話をしよう 。
どうも、死に急ぐ生命の果実です。
ボードゲームを遊ぶ人には皆それぞれ悩みがあります。
ボードゲームって難しいの?
買ってみようと思ったけどどこに売っているの?
どんなゲームやったらいいのかわからない!
そもそも遊ぶ相手がいない!
さて、こんなときはどのようにしたらいいのでしょうか。
今回はそんな悩みを一気に解決する「ボードゲーム会」というイベントのご紹介です。
ひと口に「ボードゲーム会」といってもその形式は様々です。
そもそも募集はどこでやってるの?
開催期間はいつ?
場所はどこ?
参加のための条件は?
などなどいろいろありますが、多くの場合は集まった参加者が一緒にボードゲームを楽しむという点は同じでしょう。
参加したボードゲーム会の話をちょいちょいこうして記事にまとめていくので、興味のある方は参考にしてみてください。
本日はまーぶるさんの主催する「湘南ボドゲ会」に参加してきましたので、そのレポートとなります。
ざっくり以下のような内容でお話していきたいと思います。
会場
■開催場所
茅ヶ崎login (茅ヶ崎市 幸町3-26 植辰ビル3F )
※最寄り駅
JR東海道線「茅ヶ崎駅」
*「横浜駅」からだいたい30分くらい
時間はかかりますが、東海道線は停車駅が少ないため、アクセスはそんなに悪くはありません。
今回は公民館や地域の施設ではなく、Cafe&Barをイベントスペースとして貸し切ってもらってのイベントです。
2700円と少々会費は張るものの、ドリンクバーやビュッフェ形式のお食事もあるのでお値段感的にはトントンといった印象。
雰囲気
参加者はだいたい20人~くらい?
みなさんボードゲームが好きという共通点があるので、話題には事欠きません。
全体的にアットホームで、にぎやかな雰囲気でした。
みなさん人当たりやプレイマナーもよく、快適に一日を楽しめました。
貸し切りのBARなので入るのに勇気入りますが、基本的には初心者の方もWelcomeです。
遊んだタイトル
ここからは遊んだタイトルをメモ。
なお、リンク先は「ボドゲ―マ」さんのデータベースに。
みなさんの遊んだ感想やレビューなども見られるので、興味がある方は参考にしてみてください。
ロイヤルターフ
さぁみんなで賭けっこ、賭けっこ!
見ての通り、競馬をモチーフにしたゲームです。
プレイヤーは競馬場に来た観戦客となり、レースに出走する競走馬のデータを見ながら、勝ち馬に投票して賞金をたくさん得ることが目的となります。
手元にある投票権を、三頭の競走馬にベットします。
肝心のレースですが、プレイヤー全員で競走馬を進めます。
ダイスを振って出た目に応じた数競走馬を進めるのですが……ポイントは、自分が投票していない馬も操作できるということ。
自分が賭けた馬を勝たせるために走らせるのはもちろんのこと、賭けてない馬を負けさせるために、敢えて少ない歩数を進めさせるというテクニックもアリ。
運やテクニックも重要ながら、同じ馬に投票した他のプレイヤーと協力や駆け引きも重要。
誰も予想できないレースを展開させていくのがスリリングです。
月面探険
尽きてゆく酸素をどう確保する?地獄の協力ゲーム
オインクゲームスの人気タイトル「海底探検」をベースに、協力ゲームにリニューアル・リメイクしたタイトルです。
プレイヤーたちは磁気嵐に襲われた月面探査基地のメンバーになり、磁気嵐で散らばってしまった資材を集めに奔走します。
しかしながら、手番にダイスを振るたびに消費される酸素が尽きればミッションは失敗となり、全員の命が危険にさらされてゲームオーバーとなってしまいます。
そのため、ダイスによって発生するAP(アクションポイント)を活用しながら、酸素補給スポットの設置や、効率よく探査を行うルート開拓、あるいは仲間との酸素の受け渡しなどをして、ミッションを進めていきましょう。
再び襲い来る磁気嵐をかわしながら、果たして皆で生還できるのでしょうか。
ただでさえプレイを誤ると死亡する海底探検の渋いバランスはそのままに、協力プレイのジレンマ・醍醐味を凝縮した逸品です。
なつめも
夏休みはなにして遊ぶ?えっ……宿題??
プレイヤーは夏休みを迎えた小学生となり、より充実した夏休みを過ごすべく、カレンダーを埋めていきます。
イベントで友達と楽しい思い出を作るもよし、ひとりでイベントに参加してその道を極めるもよし、あるいは宿題とも格闘しなければなりません。
スタートプレイヤーからイベントカードを引き、そのイベントに参加するかを宣言していきます。
参加するのであれば、条件にあった得点が加算されます。
じゃあイベントには参加したほうがいいんじゃないか?というと、必ずしもそういうわけでもありません。
宿題の存在です。
宿題は夏休みが終わるまでに既定のページ数を進めないとペナルティがあるのですが、イベントのない日しか基本的に宿題を進めることはできません。
そのため、得点を取れると踏んだ時はイベントに参加し、適宜予定を空白にして宿題を進める……というプレイングが必要になります。
とはいえ。
ロールプレイを交えて夏休み気分を満喫するのが、このゲームの楽しみ方です。
現実に疲れた大人にこそ、プレイしてほしいタイトルなのかもしれません。
ポーカー
王道のカジノ・ゲーム
今回は少し趣向を変えて、カジノゲームの王様であるポーカーをプレイしました。
今回は場に全プレイヤー共通の札を公開していくフリップ・ポーカーという形式のものをプレイしました。
もちろん実際にお金を賭けるのはご法度ですが、チップを賭ける独特の駆け引きや緊張感などは楽しめました。
筆者は不慣れなので教えてもらいながらでしたが、コールやチェックなどをスマートに行えるとカッコいいので、たしなみとして覚えておくとよいかもしれません。
ブルームサービス
「私は勇敢よ!」「私も勇敢よ!」「どうぞどうぞ」
プレイヤーは魔女となり、各地にある塔に薬を届けることが目的となります。
平原や森、丘陵や山岳へ魔法のほうきで飛んでいき、サクッと薬を納品して得点を得たい……ところなのですが。
ここで他のプレイヤーとの駆け引きが発生します。
このブルームサービスはバッティングゲームなのです。
プレイヤーはラウンドで行いたい行動(特定の場所へ行って薬を納品する・薬を作る・妨害する雲を晴らすなど)を選んで宣言するのですが、同じ行動を後の手番のプレイヤーが宣言した場合、自分は行動できなくなってしまいます。
ただし、宣言には「勇敢な宣言」と「臆病な宣言」があり、勇敢な宣言は効果が強力な一方、前述のように後の手番で宣言されると行動できなくなってしまいます。
一方の臆病な宣言は、効果は弱いものの、後の手番の宣言を気にせずに効果を実行することができます。
マップ上の他プレイヤーの位置や、そのラウンドでのそれぞれの思惑を推理しながら、自分の利益になる行動を宣言していく……そんな悩ましいゲームです。
ニムト
6枚目を取ってはいけない
「ボードゲーム初心者に薦めるならどのタイトルか」で、筆者がよく候補に挙げている、初心者にも慣れた人にもオススメの非常によいゲームです。
ルールは簡単。
配られた10枚のカードのうち、一枚を場に伏せておくだけ。
全員が伏せたら、一斉にオープン。
数が小さいものからルールに従って順番に場に並べていきます。
こうして文章にすると「???」となりますが、実際にやってみると非常に簡単で、かつ予想もできない展開が体験できます。
今回はボードゲーム会に初の参加の方がいらっしゃいましたので、純粋に楽しさを感じてもらえるよう、このタイトルをオススメしてみました。
その後…
13時から行われたゲーム会でしたが、途中夕食もはさみ……
今回はお食事メニューもありということで、主宰のリクエストで焼きうどんとチリコンカンなどもいただいてきました。
人数もわりといたはずなのですが、それでも種類も量も十分で満足です。
(材料は18キロあったとのこと)
22時半をもって撤収。
今回はお酒も食事もありで、貸し切りの会場ということでテンションも高めで楽しむことができました。
とはいえ会場を撤収するときは、来た時と同じように綺麗に片づけるのが使用させていただくときのマナーです。
みなさまも興味ありましたら、近くのボードゲーム会などに参加してみてはいかがでしょうか。
きっと楽しい一日になると思います。
本日僕から伝えたいことは以上です。