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Iターンを視野に入れる東京での過ごし方🗼

財政難の京都市は一度、寺社から税金を取ろうとした過去があります。
その時は寺社が門を閉めちまいまして、戦は京都市の敗戦となりました。
京都地下鉄の公式キャラクターを好きになって京都市に住んだセンチュリー・大橋です。
来年から京都市に住民税を払いますんで、少しでも財政が潤えば良いなと思います。
さて、多摩市⇨京都市へと転居した私ですが、もしIターンを検討する場合は、移住前の住処は23区にしておいた方が良いと思います。
と言いますのも、地方に移住した時にお金を貰えることがあるのですが、そのお金を貰うための条件が「東京23区に在住または通勤していたこと」になることが多いからです。
この助成金の財源がどこから出ているのかはわかりませんが、東京一極集中に対する対策として国が予算に組んでいたんであれば、大元の財源は国なのかもしれません。この辺は良く分かってないし、話の本筋ではないので、一応「そういう条件で動いてる自治体が多いよ」とだけ触れておきます。

🏠「23区在住だった」を証明するのは容易い

あくまで思考実験の域ではあるのですが、条件である内の「東京23区勤務だった」を証明するのって、結構難しい気がするんですよね。
どうしてもITやコールセンター業界にいた身の視点で申し上げてしまうのですが、結構客先常駐が多いんですね。
で、客先常駐の仕事をしてた場合、23区勤務だったことを証明するのが難しいんじゃないかなと思うわけです。何を以て証明するんだって話ですね。
例えば「川崎の会社で雇用されたが常駐先は池袋だった」なんて場合、事業所所在地の川崎が見られて「23区勤務ではない」と判断されるんか、常駐先である池袋を以て「23区勤務だった」と判断されるのか、仮に後者だった場合、それはどう証明するのかがイメージつかないんですよ。
一方、23区在住は住民記録の移動を見れば容易に証明できますんで、もしいずれ東京から脱出する予定であれば、住む場所は23区にした方が良いです。

🏡足立区・荒川区・江戸川区がオススメ

さて、いずれ東京から出る場合、移住前の住まいは23区の方が良いと言いました。その中でも良い区はどこかと言うと、足立区・荒川区・江戸川区の3つになります。

強いて言うと一番のオススメは足立区ですね。
単純な家賃の安さは荒川区や江戸川区ですが、この2区はあまり交通の便の良い駅が無いのが難点です。その点、足立区には北千住と言う大きな駅がありますんで、北千住周辺で安い宿を探しておくのが良いでしょう。
23区は全般的に西側の住宅地は家賃が高くなりがちで、東側が安くなりやすい傾向があります。まぁ残念ながら東側は昔ながらの木造住宅が多く、荒川の氾濫リスクなんかもあって、安かろう悪かろうな点は否めないですけどね(だから火災なんかがあると燃え広がりやすいとも言える)

なんだかんだで北千住、築年数が古い家が多いからか、交通の便の良さの割に家賃は安いです。ある意味で、京都並みの家賃で住めるかもしれません。
北千住は常磐線、東武線共に特急停車駅のため、北方面に行くにはグレイトな交通便と言えるでしょう。
逆に言うと、西側への移住が検討先の場合、東京駅を使うでしょうから、東京駅か品川駅に一本で行ければ江戸川区や荒川区でも良いでしょう。

🚅禁煙・禁酒に努めて旅費を貯めよう

取り合えず移住前は禁煙と禁酒に努めた方が良いです。何でって金のため。
煙草は1日1箱吸うと仮定したら、年間の煙草代バカに出来んでしょ?
酒も同じで、何だかんだでこれも1日1杯飲むとしたら、結構な金が掛かるわけです。
じゃ、なんで節約の為に禁煙・禁酒した方が良いかって言うと、その浮いたお金で旅行して欲しいからです。
当たり前ですが、移住先を決める第一歩は観光からです。まず最初に観光をして、そこで気になったら観光地以外も興味が湧いて、暮らすイメージや働くイメージを持ったらようやく移住へと変わるわけですよ。
だから同じ場所へは出来るだけ季節を変えて、3回くらいは行った方が良いんじゃないかなと思います。
1ヶ月煙草を吸わず、酒を飲まなければ、新幹線で東京ー名古屋は片道行ける金額になるでしょ?
だから酒や煙草は嗜まない方が良いわけです。健康にも良いし。

🏡東京にいる間は出来るだけ物を持たないように

言うまでもないですが、引っ越しを抑えるためですね。
東京にいる間は出来るだけ物を持たないようにした方が良いです。
可能なら1tトラックに収まるようにしてしまった方が良いですね。
言うて私は小学校に上がる時に祖母から貰ったデスクを、京都に持って行っていますが・・・。

🛬短所を受け入れて移住先を決めよう

南紀白浜の円月島

移住で失敗しないために必要なことの1つって、移住先の短所を受け入れることじゃないかなと思います。
基本的に移住による助成金を貰える地域というのは、若い人が都会に出て行ってしまうことの対策としてやってることが多いんで、何がしかの課題を抱えていることが殆どです。
私なんかはなんだかんだで都会でしか生きれないのは分かっていたので、都会過ぎない都会である京都か神戸かしか選択肢がありませんでした。
で、最終的に京都をに軍配が上がった理由は、結局「悪いところを受け入れられるかどうか」だったわけです。まぁ神戸は強いて言うと、とある自民党市議会議員がどうしても生理的に受け付けなかったってのがあります。
横浜と神戸は街の雰囲気だけじゃなく、議員構成まで似てますからね。意外と排他的なところがあります。いや、これ言うと「京都は排他的じゃないのか?」と絶対突っ込まれそうだけど。
どんな街にだって短所はあります。私にとって東京の満員電車が耐え難い苦痛であったように、移住先には短所は必ずあります。日本海側は冬の日照時間が少ないし(だから自殺も多い・・・)、虫全般(特にゴキ)が苦手な人は南方は避けた方が良かったりする。
まぁだから何かと「バランスが良い」静岡が移住先として人気だったりするんですよね。個人的には茨城もオススメです。比較的温暖な気候な上に、巷で言われるほど田舎でもないので。
私は移住前から京都には10回以上来ていたので、良くも悪くも「こんなはずじゃなかった」的なのは今のところ無いです。働き出してみると通勤の快適さに、ただただ「京阪様最高!」って感じですね。
それと最後になりますが、年収300万円以下の人はIターンに於いても年収アップのIターンを狙ってください
特別なスキル無くても地方で350万円以上を狙うのは難しくはないです。
逆に400万円以上貰ってる人はダウンする可能性が高いです。そこはキチンと覚悟しておきましょう。
また、足立区や荒川区に住むことを勧めてた手前でなんですが、その地域や埼玉に住んでた状態から京阪神、名古屋に引っ越した場合、生活コストが逆に上がることも有り得ますので、移住先の家賃の把握や、出来れば移住前にもスーパーマーケットの中は確認しておくことを推奨します。
殺人的な東京の満員電車から解放され、良い企業さんに恵まれ、人間らしいゆとりのある生活が手に入ると良いですね。

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