化粧箱について
わたしたちの製品の化粧箱について少し語ります。
デザイン
ボトルデザインが引き立つように
また、年代や性別に関係なく手に取って頂けるよう
シンプルで飽きのこないデザインにしました。
最終のデザインが決まるまで、おおよそ40パターンくらいデザイン案を出しました。
素材
シルバーのアルミのようなメタリックな
加工をした用紙を使用。
箱を開ける時にわくわくして頂けるよう、
光沢感のる素材を使いたくて
様々な素材の見本を取り寄せて、イメージに合う素材を探しました。
加工
側面と蓋部分は、マットな質感の印刷、
ロゴ部分は凸加工を施して立体感を出しています。
ブランドの世界観を感じて頂けるよう
クールでシンプルでありながら、少しだけエッジを効かせました。
こちらのマットの加工は、質感をプラスするだけでなく
作業するうえで、すべりにくく、指紋や傷がつきにくいという
デザイン性だけでなく、機能面も考えて採用しました。
版
シルバーの素材に黒印刷なので、1版で済むと思いきや
実は沢山版を使用しています。
表面の黒印刷は、K(クロ)では無く
リッチブラックなのでCMYKです。
シルバーの素材に黒のインクが沈まないよう、
白インクで黒印刷と同じ内容の印刷をして、ベースを作っています。
他にマットのフレキソ印刷に、
表面にザラっとした質感を出す為に細かい柄を印刷。
ロゴを浮きだたせる為の凸版、裏面の黒印刷など
沢山の版を使用して、1つの化粧箱が出来上がっています。
行程
CELLESSENSE 製品の化粧箱ができるまでの工程です。
デザイン
↓
展開図作成
↓
ダミー作成
↓
版データ作成
↓
校正
↓
入校
↓
色校
↓
生産
ざっくり書くとこんな感じですが、実際には
もっと色々な作業や工程を経て化粧箱が作られています。
様々な人やサプライヤー様の協力を得て、完成しました。
まとめ
大抵は、お手元に届いて開封したら
捨てられてしまう化粧箱。
少しでも、こんな風に作られているって事を知って頂けると嬉しいです。
ちなみに わたしは子供の頃から、
綺麗な箱やパッケージが捨てられない性分です。
自社製品はもちろん、他社や海外の化粧箱が自宅に沢山眠っています。
再利用する訳でも無いし、飾る訳でも無いんですが
なぜか捨てられないんですよね。
CELLESSENSEの化粧箱も、
誰かの捨てられない箱コレクションの仲間入りが出来たらいいな
なんてぼんやり考えています。
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