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#166 レコードを聴く

本日は7時起床。安定の不安定という矛盾したスタイル。それを体現するのが私。うーむ、格好悪い。
まぁ、しかしながら昨日よりも早起きできたからいいや。7時起床はギリセーフでしょう。
寝覚めはあまりよくない。またしても暑さで目覚める。室温を確認すると28℃と、そこまで暑いとは思えない。それでも、暑く感じるときはそのように感じてしまうものらしい。からだにはからだの事情というものがあるのだろう。それは私には知る由もない。
中途覚醒はなし。いや、でもかなりはっきりとした夢を見ていたから、相当眠りは浅いのではないかと思う。私の睡眠に対する不満は枚挙に暇がないものの、日中に眠気に襲われるようなこともなかったし、これでよしとする。これでいいのだ。
昨晩は日をまたがずに寝床に就くことが出来た。それは良かったと思う。

本日、レコードを再生するために必要なケーブル類を調達する。
そして無事、再生することに成功した。やったぜ。
何故か家に眠っていた寺尾聡の「Reflections」を再生した。時代を感じる音じゃのー。
音質そのものに関して言うと、可もなく不可も無く、という印象を受けた。
帯域とか定位といったものがまとまっているように聞こえる。総体を聴く感覚というか。でもこれはこの音源自体の特徴もあるだろうし、比較しないと良く解らん。
それから、古いレコードを再生したので、パチパチという独特のノイズも確認することが出来た。
我が家にあるのは(謙遜ではなく)本当にしょぼいレコードプレーヤーなので、回転スピードが少し早いような気もする。アナログ特有の弱点もそれなりに感じる。
まぁ、でもノイズレス且つ高音質で聴きたければハイレゾで聴けばいい。デジタルはやはり便利である。生活の中心に据えられるものは何と言っても便利なものであり、それが自然だと思う。便利もまた正義である。
今回の私の目的は、あくまでも既に所持しているものを有効活用するということと、アナログメディアへ入門し少しでも理解を深めることにある。だから、とりあえず目的は果たせたかな、と思う。そういうことにしておく。甘口。バーモントか。
ついでにステレオミニのケーブルも調達したので、近々、カセットテープのプレーヤーもスピーカーにつないで聴いてみよう。
アクティブスピーカーがあるとやはり便利だなー。ボロだけども。

アナログメディア面白いなぁ。何故だろう。
あの儀式的な行為も関係しているだろうな。例えば針を落とすこととか、A面B面をひっくり返すことであるとか、そうしたことが不思議と気分を高揚させる。否、高揚というよりも、単に楽しい感じと言った方がいいか。
それから、かなり正確な再生ができる環境=デジタルが既にある安心感というか、それを後ろ盾にすることで生じるゆとりのようなものがアナログの楽しさを倍増させているのだと感じた。ノイズや音飛びが多少あっても全然許せちゃうというか。はなから正確な再生など求めていないのだから。それは昔とは随分と異なる感覚に違いない。
あとは、「もの」に対しての愛着だろうか。
私は「もの」がどんどん好きになっている。それは今も絶賛継続中の模様。
でかくて重いレコードはいい。コンパクト=善というスタンダードがある一方で、でかい・重いもまた善なのだ。でも、小さくチープな趣のあるカセットテープもアポロとかキャラメルみたいなお菓子のパッケージみたいで可愛らしく捨てがたい。そう、つまり、もう、理屈じゃねえのよ。うんうん。
畢竟、そこに山があるからなの。
てなわけで、私はまだまだミニマリストにはなるつもりはないぞ。という謎の宣言をしたい。ちなみに誰も得はしない。すんません。なんとなく書いちまいました。良くないねこういうの。軽率。
ただ、整理整頓はしたいと思う。
整理しないと文字通りパニックになるので。あわわわ。

先日、音楽サブスクを解約したので、当分はアナログメディアを中心に楽しむとしよう。優雅な奴めー。
だが、我がdig癖は留まることをしらない。蒐集家じゃないのに。なにやってんだか。因みにサンプリングも全然やらない。うむ、意味不明である。きっと消費に憑りつかれてるんだろうな。なんだかなぁ。
ネットは情報が多いから、沼をもっと広く深いものにしてしまう。
沼で死ぬのは嫌だなぁ。消費する時間を抑えて、もっと音楽を聴きたい。もっと曲を拵えたい。

さて、時間も遅くなってきたし、今日はここでお開きにしよう。
それでは皆さん、さようなら。


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