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『Tiffany & Co. 創業者の息子 芸術家 ルイス・カムフォート・ティファニーのアート作品他』 アメリカ ”またアートを愛でて癒されてきた シリーズ”

スピ系の記事を書く気力が長らく湧かず、普段読まない(オンライン)マンガにはまって、ストレス発散と現実逃避をしている今日この頃です😁


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宝飾店 Tiffany & Co. 創業者の息子で芸術家のルイス・カムフォート・ティファニーのアート作品を見て来ました。

ルイス・カムフォート・ティファニーは アメリカではアール・ヌーヴォーの第一人者として知られ、ステンドグラス、陶器(花瓶など)、ランプシェード、モザイク、ガラス工芸(吹きガラス、オパールガラス器など)、インテリアデザイン(家具など)、宝飾デザイン、絵画など、アートで多岐に渡る才能を有した人物です。

1881‐ 『トムソーヤの冒険』の著者として知られるマーク・トウェインの自宅やチェスター・アーサー大統領時のホワイトハウスの室内装飾も手掛けています。

1894年 ファブリル・グラス(内部から玉虫色に発色するガラス)の特許を取得。他の多くとの違いは、表面だけではなく ガラス自体が玉虫色に発色している点。彼のステンドグラス作品の窓にも使用されています。


またTiffany & Co. 創業者である父・チャールズ・ルイス・ティファニーの死去後、 Tiffany & Co.本社にアーティスティック・ジュエリー部門を設立、ディレクターに就任し革新的なデザインを生み出しました。


画像30枚
*多くの作品はケースの中に収められていて館内が暗かったため、反射での映り込み、ご了承ください🥲
帰宅後に知ったのですが、全ての作品がルイス・カムフォート・ティファニーの物ということではないようです。花瓶などのガラス器、陶器などは別のデザイナーの物も含まれます。

壁一面の大きな作品
ステンドグラスの奥の空間に像が設置されています
THE TREE OF LIFE 生命の木



ルイス・カムフォート・ティファニーのTiffanyジュエリーのデザイン画

Raoul-Francois Larche テーブルランプ1896
なんかキノコ思い出した😁



Madonna & Child, 聖母と子ども 1890


1893年 ルイス・カムフォート・ティファニーはアメリカ シカゴで開かれた世界コロンビア博覧会で、自身の会社からチャペルの室内装飾を展示出品。一大センセーションを巻き起こし、既にデザイナーとして成功を収めていた地位をさらに高め、国際的に名を馳せることとなりました。

このミュージアムで展示されているチャペル内装は、4つの内の2つのベンチ(画像には2つしか映っていません)、壁、天井、見学者が歩く床 以外、ほぼ全て1893年のシカゴで展示されたものが、いくつかの場所を経た後に運ばれ再設置されたものです。

一度は手放したチャペルが荒廃してしまい、それを彼自身がまた買い戻して自費を投じて修復・再現したという思い入れのある作品です。

これだけでも見に行った価値があったティファニーチャペル。
私のスマホカメラでは全然良さが伝えられない、、、🥲

Tiffany Chapel



The Entombment (Lamentation) 埋葬 1892
Maiden feeding flamingoes in the court of a Roman house 1892
ローマの家の中庭でフラミンゴに餌をやる少女
ルイス・カムフォート・ティファニー邸宅のダイニングルーム再現
実際の家具とレプリカ混合
ルイス・カムフォート・ティファニー邸宅の暖炉再現
実際の物とレプリカ混合


個人的には、どちらかと言うと現代アートへの興味の方が深いので、このミュージアムは今回初めて行ったのですが、玉虫色に発色する陶器やステンドグラス、いくつかの個性的なガラスの花瓶、そして何と言ってもチャペルはやっぱり「見に行って良かったー!」と思える作品でした✨




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