心と身体『顔に現れる体内からのサイン - 目と目の周り 編』
今回は顔に現れる体内からのサイン、目と目の周り編をご紹介します。
どうして 『”心” と身体』シリーズに入れているかと言うと、身体の不調や病気は 潜在意識下で自分では気付いていないものも含め、心が関わっているからです。
今回は、全てのサインを心と繋げて説明している訳ではありません。
目のサイン
意外かもしれませんが、目は肝臓と深く繋がっています。
肝臓が悪くなると白目が黄色っぽくなる、と聞いたことがある方も多いと
思います。
肝臓に負担が掛かっているとドライアイになったり、視力が低下したりします。（もちろん他の原因でそうなる場合もありますが、、、）
他にも充血・目の疲れ・かすみ・ぼやけ・結膜炎・ものもらい・緑内障など目の疾患と肝臓は深く結びついているようです。
ちなみに20年ほど前から私のバイブル本になっているルイーズ・エル・ヘイさんの『You Can Heal Your Life』という本には、ドライアイは（Angry Eyeアングリーアイ＝）怒りの目として紹介されています。
怒りの感情は肝臓に溜まるので「怒り→肝臓→目」と言う流れで症状が出るんですね。
肝臓は『沈黙の臓器』と言われ、症状をなかなか自覚しにくいので、知らずに放置して悪化することも多いと言います。気を付けたいですね。
眉のサイン
次は眉のサインです。
眉毛が突然抜け始めたら、もしかしたら甲状腺機能に異常が出ているのかもしれません。
眉間のサイン
眉間も肝臓と深い繋がりがあります。
・まず眉間の肌のキメが荒くなる、肌が疲れているような感じ
・次にうっすらピンク／赤っぽくなる
・それより少し悪化するとかゆみを感じたり、場合によっては痛みを感じる
・それでも負担が続いたり、大きめの負担が掛かると吹き出物ができる
・負担が長期に渡ってくるとシミができてくる
＊この順番で出て来るとは限りませんし、全ての症状が出るとも限りません
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眉間の”縦”ジワ
眉間にシミができるほど、長期で負担が掛かっていても放置されている場合は、ついに縦ジワが現れます。
先ほど触れましたが、肝臓は怒りを溜める臓器です。
怒っている時は眉間にシワが寄りがちです。 眉間にクッキリ深いシワが刻まれている人は、険しい表情で怒っているようにも見えますよね。
シワははっきりと深いほど肝臓への負担も大きく、そして長く続いているサインです。
＊この順番で出て来るとは限りませんし、全ての症状が出るとも限りません
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眉間の横ジワ
では横ジワは？
これは眉間と言うより眉頭と目頭の間の鼻の一番低い所辺りになりますが、
血糖値の問題・糖尿病などのサインです。
糖代謝の問題なので、すい臓に負担が掛かっているようです。 ただ糖尿病というと、すい臓が思い浮かぶかもしれませんが、肝臓がメインで糖代謝に関わっているので肝臓ケアも忘れてはいけないと思います。
目の下のサイン
次に目の下です
目の下は腎臓と深く関わっています。
目の下のタルミ・クマなどは加齢や遺伝もありますが、以下のような状態のサインでもあります。
・塩分の摂り過ぎ
・脱水／水分不足／水分過剰摂取などで腎臓に負担が掛かっている
・睡眠不足
・血液循環が良くない（冷え性・喫煙なども）
最近 身体作りの為に ”タンパク質／プロテイン” がもてはやされていますが、身体に良いタンパク質も摂り過ぎると腎臓に負担が掛かるので注意が必要です。
＊市販のプロテインパウダーやドリンクの事だけではなく、食物も含めたタンパク質のことを指しています。
また改めて別記事で投稿しますが、耳も腎臓と深く関わっています。
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目の周りのサイン
次は目の周りのサインをご紹介します。
目の周りに、黄色っぽい平らな脂肪の塊のようなものある場合は、高コレステロール（血症）の可能性があります。ただ、これはコレステロール値が正常な人でもできる場合が多いそうです。
中高年に多く見られ、2mm～1㎝位のものが目の周りに複数ある場合や、1cm～２㎝以上の大きいものが上瞼の目頭に１つづつあることが多く、前者の方が高コレステロール血症の可能性が高いそうです。
私がアメリカで時々見るケースは前者の方が多いので、やはり食生活の違いなのでしょうか、、、。
どちらにしても脂質代謝異常・動脈硬化など、心疾患に繋がるような症状が体内で進んでいないかチェックされると安心かもしれませんね。
追記：6/19/'24
これは眼瞼黄色腫(がんけんおうしょくしゅ)と言って、脂肪の塊がまぶたの内側に溜まっている状態です。これがある人は心筋梗塞のリスクが1.48倍、狭心症など、その他の虚血性心疾患のリスクが1.39倍になるという結果があります。
南雲 吉則医学博士 ／ナグモクリニック総院長
目の下の頬骨辺りのサイン
最後に目の下の頬骨辺り
目尻～目の下辺りから1㎝－2㎝を空けた両頬に”左右対称”に わりと大きな範囲で、シミが現れている場合は肝斑の可能性があります。
主な原因は女性ホルモンのバランスの乱れですが、摩擦や紫外線、ストレスなども関係しています。 ホルモンバランスが整えば、自然に消えていく事も多いようです。閉経後は徐々に薄くなって消えて行くと言われています。
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ご自身や周りの方に、当てはまるサインはありましたか？
自覚できていない体内の不調や病気のサインが顔に現れてくれると、早期発見に繋がったり、自分自身で気を付けることができるので、ありがたいですね。
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今回ご紹介したサインは ほとんど載っていませんが、記事内でチラっとご紹介したルイーズ・エル・ヘイさんの本の最後の方に、色んな症状や病気別に心や感情との関係を挙げてあるリストがあります。これが本当に素晴らしいです💚
自分を赦し、愛したい方、スピリチュアルに興味のある方、身体と心の関係について知りたい方、もっと楽に生きるようになりたい方など、色んな方に読んで頂きたい1冊です。
ちなみに当時日本語版を調べたところ、廃盤になっていましたが現在また発売されているようです。日本語版タイトルは「ライフヒーリング」
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