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ビートライドにハマってしまった件
こんにちは、カナダで会社員をやりながらミュージシャンをしているアラサー女です。
今回は大変唐突ですが、最近ビートライドなるものにハマってしまってせっせと通っている件に関して書かせていただきたい。
ビートライドってなに?という感じだと思うのだが、SNSとかで海外女子がやっているのをたまに見かける暗闇フィットネス的なやつで、
暗闇にライトぴかぴかのいかついクラブみたいな部屋で、イケイケの音楽を爆音で聴きながら自転車漕ぎまくる、みたいな結構やばめのやつだ。
筆者はもともとはヨガと丁寧な暮らしをこよなく愛する素朴系純ジャパ女子だったのだが、なぜこんなことになってしまったのかというのを説明させてほしい。
毎日デスクワークでバキバキの体にこれはいかんと思って、ちゃんと筋肉つけたい!とヨガ・ピラティスのクラスに通い始めたのがことの発端だった。
最初はおしゃれでいい感じのホットヨガのクラスで、程よく汗をかいて満足していたのだが、
この頃仕事や音楽活動と海外生活のあれこれでなんかもう本当にいっぱいいっぱいだったのもあって、
「はい息を深く吸って〜、呼吸を感じましょう〜」
「雑念を取り払って〜、自分の内側に意識を集中させましょう〜」
みたいに素敵なインストラクターのお姉さんに言われて、マットに寝そべって一生懸命マインドフルネスをやろうと試みるも、
全然呼吸も感じられなければ雑念や煩悩も絶望的に振り払えないという危機的な事態に直面していた。
そんな中、そのジムのすぐ隣でイケイケなエレクトリック音楽が聞こえてきて、
ウィンドウ越しに、腹筋バキバキ系美女たちがものすごい勢いで自転車を漕ぎまくっているのを目撃してしまい、
なんかこれな気がする、と思いクラスを予約してしまったのだった。
ということで、ムキムキのブロンド美女たちのなかに素朴系ひょろひょろアジア人女子の私が一人にょぽっと滑り込んで、一緒に自転車漕ぎまくってきたのだが、
どうやら抑えて続けていた何かを解放してしまったようで、なんかもう超楽しすぎてハマってしまった。笑
今もこつこつとまめに通ってはその何かをせっせと解放させてきている。
この間電話で友達にこの話をしたら、彼女は優しくうんうんと私の話を最後まで聞いてくれて、
「海外生活、大変だよね。帰ってきたら美味しいもの食べて温泉にでも行こうね。いつでも電話して。」
と言われた。やさしい。
今後も楽しくフィットネスに励みながら、腹筋バキバキ系女子を目指していきたい。みなさまもどうぞ素敵なフィットネスライフを。笑