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週刊セブ島留学&起業日記(第69回)

この記事は2020年2月2日に配信されたメルマガのバックナンバーです。

<今週のトピック>
・セブの新型コロナウィルス情報
・私の健康法 プチ断食
・ネグロス島の青年海外協力隊員の方からのメッセージ
・やることなすことダメダメなフィリピンの年次更新手続き
・PCやスマホから目を保護してくれるブルーライト眼鏡
・ウィルス対策は筋トレで体力つけるのがベスト
・コロナウィルスで世界の株価ダダ下がり

世界中を席巻する新型コロナウィルス。ここセブでは、これまで4人に感染の疑いがあったそうです。これは、昨日地元セブのチョンワ病院の医師に聞いた話です。日本のニュースでも報じられた中国人の5歳児は結局陰性だったそうです。ということで、現在観察下に置かれているのは3名で全員が中国人だそうです。

ということで、私は普段、ツイッターでコロナウィルスのセブでの影響について発信しています。ソースは現地のニュースです。

『セブパシ、今日から中国便キャンセル』
https://twitter.com/Cebu_Eigo_Club/status/1223768039163752448

『セブのコロナウィルス続報』
https://twitter.com/Cebu_Eigo_Club/status/1222652027274055681

一方で、セブでの日常生活ではコロナウィルスの緊張感は一切ありません。ゼロです。タクシーの運転手や空港の職員がマスクしてるくらいですかね。コロナウィルスの影響で留学の中止や延期を考えている方は、私のツイッターをフォローして頂ければと思います。

私は医師でもないし専門家でもないので偉そうなことは言えませんが、中国人を野放しに入国させている日本よりはセブの方がマシに思えます。少なくとも、私が住むマクタン島ではリゾートエリア以外ではほとんど中国人を見かけません。

一方で、かなりシリアスな情報を知りたい方は下記の動画をご覧ください。結構、心が重たくなりますが。。

【DHC】2020/1/30(木) 有本香×百田尚樹×石平×居島一平【虎ノ門ニュース】
https://www.youtube.com/watch?v=GwS8gfIS2fk&t=2533s


<私の健康法 プチ断食>
さて、前回から連載を始めた下記の私の健康法ですが前回は2までしか終わらなかったので今回は3の「プチ断食」について説明します。

1. 1日8時間の睡眠を取る
2. 昼寝
3. プチ断食
4. 砂糖を控える
5. 禁煙
6. 禁酒
7. 冷たい飲み物は飲まない
8. コーヒーを飲む(カフェイン摂取)
9. サプリは飲まない
10. 朝日光を浴びる
11. 1日10分のストレッチ
12. 週3回の筋トレ
13. 歩く
14. 瞑想

プチ断食とは簡単に言うと、「1日24時間の内、16時間は何も食べない」というダイエット方法です。私の場合は、夜8時には夕食を終え、翌日の昼12時までは何も食べません。午前中は水とブラックコーヒー以外は体に何も入れません。一方で、昼の12時〜夜8時の間は何でも食べてOKです。

これメチャ効きます。

私はこの断食方法について、多くの本や記事、動画を見て勉強し、かれこれ2年実践しています。ざっくり言うと、人間の細胞にはオートファジーという働きがあります。これは、細胞が飢餓状態に陥ると細胞を修復し始めるという機能のことです。つまり、自力で復活するのです。動物は体調が悪くなると食べなくなりますよね。これって、本能的にオートファジーの働きを知っているからだという説もあります。つまり「食べないこと」がオートファジーを促すのです。

実はこのオートファジーの働きを解明したのは、日本の大隅良典教授で2016年にノーベル医学生理学賞を受賞しています。多くの日本人はこのことを知りませんが、本当に世界に誇るべき偉業なのです。

また、腸には宿便が残っておりこれが人体に悪さをするという説もあります。そこで、16時間断食することでこの宿便を出してしまおうというのです。現代人は1日3食食べるので、宿便が出る前に新たな食物を腸に入れてしまうので、慢性的に宿便が抜けないという状態に陥るのです。ちなみに「1日3食」「朝食が一番大切」という大キャンペーンをしたのは、かのケロッグ社と言われています(どういうことか分かりますよね)。

このプチ断食は、体調だけでなくメンタル面でも効きます。朝食を食べないと、午前中の脳のキレが半端ないのです。理由としては、まず食べないことで血糖値が上がらないので眠くならないことです。また、食べ物の消化には膨大なエネルギーが使われるのですが、食べなければそれらの消化に向かうエネルギーを脳で独占できるのです。更には、最も新鮮な状態の脳を「朝食を取る&準備する」といった時間で浪費することも避けることができます。それから食費も浮く?

うーん、メリットしかありませんね。確かに「美味しい朝食をとる」という楽しみは消えますが、私はカロリーを気にせずに残りの2食を好きなだけ食べて充実させる方がストレスは少ないですね。

興味のある方は下記をどうぞ。上記は全てこれらの専門家の主張の受け売りと私の体験に基づくものです。

『奇跡が起こる半日断食―朝食抜きで、高血圧、糖尿病、肝炎、腎炎、アトピー、リウマチがぞくぞく治っている! (ビタミン文庫) 』
https://amzn.to/391cHTe

「8時間ダイエット」(リーンゲインズ)を1年間ほど続けてみた感想
https://yuchrszk.blogspot.com/2014/09/blog-post_81.html

『ファスティングがあなたにもたらす奇跡「オートファジー」の分かりやすい話』
https://www.youtube.com/watch?v=do0gkIIHH1w

英語ですが、彼の動画はとっても勉強になります。英語の発音も「ザッツ・アメリカン」なので英語の勉強にも最高です。

『OMAD is Effective, but 2MAD is Better (and safer)』
https://www.youtube.com/watch?v=T4eSRwGiIMU

すみません、続きは来週で。


それでは、いつものコーナーに行きましょう。


1. 読者さんからの質問

Q: Dさんからのメッセージ

KGさん

初めまして!

実は私はKGさんのブログの愛読者です笑。ブログを読んで何度も頷き、激しく同感し、何とかKGさんとコンタクトを取りたいと思いこちらに登録させて頂きました。今はどんどん遡って2014年のところを読んでいます。

私は今青年海外協力隊としてNegros OrientalのPamplonaというド田舎で活動しています。セブの左隣の島です。ご存じかもしれませんが、青年海外協力隊はKGさんのブログでも何度か出たJICA事業の一つです。

今年の7月にやっと2年の任期を終えて日本に帰ります。私はボランティアなので、活動が成功しようが失敗しようが死活問題になりませんが、KGさんのようにこのフィリピンでビジネスをされている方は本当にすごいと思います。

ましてやフィリピン人を相手にしたり、スタッフとして一緒に仕事してる人は尊敬に値します。ネグロス島で店を開いている日本人を数人知っていますが、やはりフィリピン人スタッフにとても苦労されているようです、、、

話は変わって一つお伺いしたいのですが、ネグロス島の州都Dumagueteでいい語学学校ご存じありませんか?というのも私の英語の目標が”英語でたんかがきれる”です笑。まさにKGさんは理想ですが、私は悪質タクシードライバーをやり込めたり、対応の悪い店員を説教したりできないです。なんて言ったのかなといつも想像して読んでいました。本当はKGさんに教わりに行きたいですが、、。

そして今回のお題How are you?の返答ですが、私も学校ではI'm fine,thank you, and you?と教わり、その後自分で勉強を始めた時にネイティブはそんな返答をしないということを知りました。しかし、私の周りのフィリピン人は驚くべきことにI'm fine thank you,and you?という返答をする人が少なくないのです!私が言うのもなんですが、私がいるところは結構な田舎なので、所得も教育レベルも低いのですが、、。初めて聞いた時は驚きました。

長々と失礼しました。きりがないのでここらへんで失礼します。お手すきの時に返信頂けたらとても嬉しいです。


A: KGの回答

Dさん、メッセージありがとうございます!

メルマガ読者の皆さん、Dさんが仰る私のブログとは下記のものです。ディープなフィリピン生活について罵詈雑言中心に書いていますので、興味のある方はどうぞ(笑)。

セブ島で現地ビジネス(ホンネの話)
http://cebuapprentice.com/

海外青年協力隊ですか、素晴らしいですね。私はあまり協力隊の方にお会いしたことはないのですが、以前、地球の裏側のタンザニアで協力隊の日本人の方にお会いした時は胸熱でした。素晴らしいお仕事(ボランティア)だと思いますので是非頑張ってください。

一方で、私はあまりボランティアをしない冷たい人間なのです。というか、私の考え方はまず、自分の会社を成長させることなんです。そうすれば、多くのフィリピン人を雇用できるし、利益を得ることで税金を払いますのでそれをフィリピンの発展に役立てて欲しいと思っています。

要は手段の違いです。考え方の違いでもありますね。

タイのように路上でマナー良くお金を求める人には、大体お金を渡すのですが、この国のマナーの悪い路上生活者には渡しませんね。

ということで、「かわいそうだから」とむやみに施しをあげるよりは、自分の社員に1ペソでも多く払ってあげたいと思っています。そのためには、きっちり締めて利益を上げたいですね。すみません、話が変な方向にずれてしまいましたね。

最後に、I’m fine.は使いますよ。ただ、この意味を正しく理解している人が少ないのと、個人的にはもっと他の表現をオススメしたいということで、このI’m fine.を題材に授業では色々とお話をしています。

引き続き、応援宜しくお願いします。


2. フィリピンのビジネス&生活あるある

フィリピンでは年が明けると色々と手続きがあります。このメルマガを書いているのは2月2日。過去1ヶ月の取り組みとその惨状を簡単に報告します。

<Annual report>
フィリピンに外国人登録をしている人は、年初に年1回、移民局の事務所に行き310ペソ(650円)を支払うという儀式があります。なぜ「儀式」と言ったかというと、annual reportという名のレポートなどないからです。本当、現地に行って、一定時間待たされて(今年は50分)、お金を支払うだけ。

実は私は毎年、1月2日にこの儀式を済ませるのですが今年は遅らせました。というのも、過去2年は移民局のウェブサイトにアクセスして書類を印刷して持参するように求められたので、今年もそうしようとしたところ、移民局のウェブサイトがエラーでアクセスできなかったからです。下記がそのウェブサイトです。

https://vua.immigration.gov.ph/

役所のウェブサイトが1ヶ月以上エラー。これぞ正にフィリピンです。そして、書類が必要だったり不要だったり、担当者により言うことが違うのも平常運転ですね。

<Business permit>
ビジネスの営業許可を年に1回更新します。まあ、これはすんなり終わりましたが、プロセスがガラッと変っていました。理由は、市長が変わったから。はい、この国は法治国家ではなく、人治国家なのです。

<Fire Certificate>
結論から言うと、1月の第1週に手続きに行ったものの、まだ「消防検査済み証」は発行されていません。理由は消防署の怠慢。

基本プロセスは、「消防署に行き消防検査を依頼する→検査に来る→証書発行」なのですが、いつまで経っても検査に来ないのです。これについては、消防署に同情的です。だって、年に1回、毎年1月の1ヶ月で管轄内にある全ての会社の消防検査をするなんて物理的に不可能です。

ということで、フィリピンにはまだまだ時代錯誤のルールがたくさん残っています。そして、手続きとしては「検査はしていないけどしたことにして」証書を発行してくれることになっています。来週には出るかと。。。

ということで、3年連続で「ステルス検査」となりました。これまたフィリピンですね。

<Sanitary Permit>
年に1回、保健所の認可を受けます。従業員全員が健康診断を受けて、問題ないことを確認した上で認可がおります。ひどい制度ですよね。健康に問題がある従業員がいたらアウトって人権蹂躙ですよね。実際に私がささやかに経営する現地ツアー会社のスタッフが1人検査に引っかかり、色々と押し問答がありました。

英語学校の方はすんなりスルーだったのですが、現時点、許可証は出ていません。理由はサインをする偉い人が2週間ぐらい留守だから。どこまで非効率な行政システムかと思いますよね。

<BIR>
内国歳入庁、分かりやすくいえば税金を取り立てる役所です。フィリピンでは12月決算なので、年明けは色々な提出書類があるのですが、まあこれがすんなり行きません。Form 1604E/CFという書類があり、提出期限が1/31なのですがスタッフに提出に行かせたところ、下記の返答。

・システムが変わったので、従来の方法では受領できない
・でもそのシステムのリリースが遅れているので、提出期限を2月末に伸ばす
・システムがリリースされたらやり直してもう一度役所に来い

なんでこんなに馬鹿なんですかね、この国って。。


3. セブのレストラン

今週はこのコーナーもお休みです。


4. 今週買ったもの

歳なのか、働きすぎなのか、目の疲れが気になるということで、ブルーライトをカットしてくれるというメガネを購入しました。ちなみに、下記はアマゾン1位ですね。

『WEEGU ブルーライトカットメガネ ブルーライトカット ブルーライト pcメガネ』
https://amzn.to/2OkSuQj

まあすぐに効果を感じるものではないと思うので、しばらく使ってみようと思っています。幸いとっても軽いので長時間つけていても問題ありません。

こうした小さなケアの積み重ねがきっと大事なのだと自分に言い聞かせ、継続使用していこうと思います。


5. 筋トレ

ここでも新型コロナウィルスの話ですが、今後このウィルスがどのような変異を遂げるかは誰にも分かりません。ただし、現状では犠牲者(死者)の多くは残念ながら子供と老人だそうです。つまりは、抵抗力の問題なのです(すみません、医者でもないくせに偉そうに)。

ということで、ここでも筋トレの優位性が再認識されるわけです。皆さん、筋トレして体力つけましょう。うがい&手洗いと並んで、最強のウイルス対策は体力をつけることです。筋トレ最強!


6. 経済&投資

日経平均 (年初来 -1.91%)
ダウ平均 (年初来 -0.99%)
フィリピン平均 (年初来 -0.79%)

今週はコロナウィルスの影響で3カ国とも大きく株価は下落しましたね。まあ、これは仕方ないです。事態が収拾するのを静観するしかありません。

私は日本の地上波のニュースは見ないのでどう報道されているか分かりませんが、今回の日本政府の対応はダメダメですね。「中国人入国禁止」くらいやらないとダメです。アメリカ様はさすがです。

『米政府「非常事態宣言」中国訪問外国人を入国禁止へ(20/02/01)』
https://www.youtube.com/watch?v=IyhpelXsZEM

では、どうして安倍政権はこうした対応ができないのか?それは相手が中国だからです。そして、「ビジネスは中国頼み」と信じている財界からのプレッシャーがその原因と言われています。

しかし、日本の大企業ってどうしてこんなに中国ラブなのか?私は大企業の幹部がこぞって「ハニートラップ」に引っかかっているとしか思えません。ハニートラップとは、中国に出張した際にとっても綺麗な女性にアプローチされ、結局は部屋に招き入れ一部始終をビデオに撮られてしまうという中国の伝統工芸です。

現在の制度では、中国国内であげた利益は国外に送金できません。つまり、中国国内で再投資に回すしかないのです。こんなアンフェアってないですよね。更に今回のような非常事態では、外国人であろうと武漢市内から出ることが許されないのです。完全に人権無視です。各国政府が動かなかったら、日本人含めずっと身動きできなかったのです。

普通の中国人には良い人はたくさんいます。私も友達はいます。でも、中国独裁政権はやはりダメなんです。今回の事態で多くの方がそれが理解できたと思います。あの国とは付き合わないのが鉄則です。


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